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サービス提供責任者になるには?必要な資格や研修を解説!沖縄の求人状況も紹介!

みなさんは訪問介護のサービス提供責任者になる方法をご存知ですか?

訪問介護事業所には責任者としてサービス提供責任者の配置が義務付けられています。
この記事では、サービス提供責任者になるために必要や資格や研修について解説し、それに加えて、沖縄のサービス提供責任者の求人状況も紹介しています。

サービス提供責任者を目指しているヘルパーさんなどぜひ参考にしてみてください。

訪問介護のサービス提供責任者(サ責)とは

サービス提供責任者(サ責)は訪問介護事業所の責任者。
訪問介護事業所のリーダー的役職であり事業所に必須の職種で、計画書を作成したり、ヘルパーの訪問調整を行ったりしています。

サ責のおもな仕事内容は以下のとおりです。

訪問介護計画書の作成

訪問介護を適切に行うためには計画書が必須。
訪問介護事業所では一人ひとりの利用者の方に訪問介護計画書を作成し、この計画書をもとに各ヘルパーがサービスを提供しています。
この大切な計画書を作成するのがサービス提供責任者のメインの仕事です。

ヘルパーの訪問調整

在籍するヘルパーを、いつどこに誰が訪問するか、訪問調整を行うのもおもにサービス提供責任者が行っています。
ミスがあると利用者の方に大きな迷惑がかかるため、慎重に調整を行います。

利用者との面接や利用受付

利用者の初回面接や利用の受付、契約業務もサ責が行っています。
また初回の面接だけでなく、利用後もサービスついて利用者やご家族とお話し合いをするのも、サ責の仕事です。

ヘルパーの育成

未経験でも就職しやすいヘルパー。
介護方法の指導や教育など、在籍しているヘルパーの育成を行うのもサ責の大切な仕事の一つです。

ヘルパー業務

サ責はこれまで説明したような管理的業務だけではなく、実際の訪問介護業務も行います。
新人スタッフについて行き教育したり、通常の訪問業務として入ったりすることも普通にあります。

訪問介護事業所の責任者であるサービス提供責任者ですが、ではどうすればなることができるのでしょうか?

サ責になるために必要な資格・研修

ここからはサービス提供責任者になるために必要な資格や研修を解説します。

サービス提供責任者に必要な資格要件

サービス提供責任者になるには、以下のいずれかの資格が必要です。

・介護福祉士
・実務者研修修了者
・ホームヘルパー1級(旧課程)

それではそれぞれの資格について説明していきます。
なおホームヘルパー1級は2013年に廃止され現在は実務者研修となっており、これから取得することはできないため、資格の詳細解説は省かせていただきます。

介護福祉士とは

介護福祉士は、高齢者や障がいのある方に対し、身体的な介護や生活の援助、生活に関する相談援助など、対象者への直接援助の専門家です。
福祉関係の資格はとても多くの種類がありますが、直接介護の専門家といえばまず上がってくるのが介護福祉士です。

介護福祉士は、訪問介護事業所はもちろん、特別養護老人ホームなどの福祉施設、通所介護などのデイサービス施設、身体障がい者施設など多くの福祉施設、事業所で活躍しています。
また福祉施設、事業所においてリーダー的存在となることも多く、介護職でキャリアアップを目指すなら必須と言っても良いほど、重要な資格となっています。

介護福祉士は国家資格であり、資格を取得するためには国家試験を受ける必要があります。
また、国家試験は誰でもすぐに受けられるわけではなく、実務経験などいくつかの要件をクリアする必要があります。

介護福祉士の取得方法

介護福祉士のおもな取得ルートは以下の3とおりです。

養成施設ルート

養成施設を経て介護福祉士を目指すルートです。
介護福祉士養成施設(2年)などを卒業後、介護福祉士国家試験を受け、合格することで資格を取得できます。
以前は養成施設を卒業すれば、国家試験を受けなくても介護福祉士になることができましたが、現在は国家試験の合格が必要となっており、取得難易度は上がってきています。
養成施設ルートは2年で試験を受けることができ、短期間で取得できるメリットがあります。

福祉系高校ルート

福祉系高校を経て介護福祉士となるルートです。
福祉系の高校で福祉に関する所定の科目および単位数をおさめて卒業し、その後国家試験に合格することで取得できます。

実務経験ルート

養成施設や福祉系高校を卒業していない場合は、実務経験および実務者研修修了を経て国家試験を受け、合格することで介護福祉士の資格を取得することができます。
実務経験は、介護施設などで3年以上が必要で、無資格で福祉施設で働きながら、実務経験に達した時点で資格取得を目指します。

実務者研修とは

実務者研修とは、質の高い介護サービスを安定的に提供していくために、基本的な介護技術の習得を目指すため創設された研修です。
「実務者研修修了者」は一定の技術と知識をもった介護職と判断されるため、サービス提供責任者として働くことができたり、就職にも有利となったりします。
また介護福祉士の資格を取得するために必須の研修になっているため、介護職として働くなら、受講しておくことをおすすめします。

実務者研修修了者の取得方法

実務者研修は受講要件などがないため、申し込めば誰でも受けることができます。
実務者研修の受講科目は20科目、受講時間は約450時間で受講期間は約6ヶ月となっており、全課程を修了することで「実務者研修修了者」となることができます。

沖縄の求人情報

それでは最後に沖縄県におけるサービス提供責任者の求人状況について、求人サイト「ジョブメドレー」の求人情報を参考に紹介していきます。

求人数

令和5年2月現在沖縄県のサービス提供責任者の求人数は25件となっています。
このうち正職員は21件、その他パート等で4件の求人があります。
サービス提供責任者として働くなら基本的に正職員となるのが一般的です。

給与の相場

正職員の月給は200,000円~230,000円あたりが相場のようです。
ただし給与には若干のばらつきがあり、高いところでは月給300,000円を超える求人も見受けられました。
必要とされている職種のため、しっかりと見極めることで、かなりの好待遇で働くこともできそうです。

その他の情報

・勤務時間は日中のみのところもありますが、ヘルパー事業所は24時間対応しているところも多く、日中と夜間で担当を分けていたり7:00~22:00の間で8時間勤務だったりなど、特殊な時間帯の勤務もあるため、勤務時間はよく確認が必要です。

・資格は必須ですが、未経験可の求人も比較的多くみられます。

・平均的な給与や待遇はやはり一般的なヘルパーより好待遇の求人が多くなっています。

まとめ

この記事では、訪問介護のサービス提供責任者について、なるために必要な資格や研修を解説し、最後に沖縄県の求人情報を紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • サービス提供責任者は訪問介護の責任者であり、訪問介護計画書の作成やヘルパーの訪問調整などを行っている。
  • サービス提供責任者になるためには、介護福祉士の資格か実務者研修修了、ヘルパー1級の資格が必要である。
  • 介護福祉士の資格を取得するルートには、「養成施設ルート」「福祉系高校ルート」「実務経験ルート」の3つの方法がある。
  • 実務者研修修了者は、約6ヶ月の研修受講が必要だが、受講要件はないため、介護職未経験でも取得することが可能である。

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