放課後等デイサービス卒業後のおもな進路

放課後等デイサービスに通っている子どもたちの進路は、その子の障がいの種類や程度、興味、能力、家庭の状況などにもよりますが、おもに以下のような選択肢があります。

このなかでも放課後等デイサービス卒業後、多くの方が利用されるのは、就労支援系事業所と生活介護事業所です。
ここからは特に、就労支援系事業所と生活介護事業所について解説していきます。

生活介護事業所の概要と向いている人

まずは生活介護事業所について説明します。

生活介護事業所の支援内容

生活介護事業所は、精神的または身体的障がいを持つ成年の人々が日常生活を自立して送ることができるようにサポートするための施設です。
具体的には、以下のような支援を提供しています。

日常生活の支援

生活介護事業所は、食事、入浴、排泄などの基本的な生活スキルの支援を提供します。
また、移動の支援やコミュニケーションスキルの強化なども行います。

社会参加の支援

社会的な活動への参加を促進するため、レクリエーション活動やコミュニティイベントへの参加を支援します。

自己決定の支援

利用者が自己決定を行い、自分の生活についての決定を自分で行えるようにするための支援も提供します。

職業的なスキルの支援

一部の生活介護事業所では、職業的なスキルの訓練も行います。
スタッフのサポートのもと、個々の能力やスキルに応じて、パッケージング、組み立て、掃除、料理、園芸など、さまざまな仕事を提供します。
これにより、就労を体験しながら新しいスキルを習得したり、既存のスキルを強化したりしています。

このように、生活介護事業所は、利用者のニーズに合わせて個別のサポートプランが作成され、障がいを持つ成年者が自立した生活を送ることができるように、日常生活の支援から社会参加まで幅広いサポートを提供します。

生活介護事業所に向いている人

生活介護事業所に向いているのは、日常生活のサポートが必要な方です。
生活介護の支援内容には、基本的な日常生活スキルの習得、社会的な活動への参加、自己決定力の支援などが含まれます。
利用者の多くは比較的や重度の障がいを持つ方で、一日の大部分を施設で過ごすことが多くなっています。

就労継続支援A型事業所の概要と向いている人

次に就労継続支援A型事業所について説明します。

就労継続支援A型の支援内容

就労継続支援A型事業所は、障がいを持つ人々が一般企業と同等の待遇で働くことを目指すための場所です。
就労継続支援A型の利用者は事業所と直接雇用契約を結びます。
これにより、利用者は一般的な雇用者と同じような形で働くことができ、労働の対価として賃金を受け取ります。

仕事の内容はさまざまですが、以下のような仕事が一般的です。

就労継続支援A型に向いている人

A型事業所は、一般企業と近い形で働くことができ、将来的に一般企業への就職を目指すための準備を整えることも可能です。
したがって、

などが向いている人と言えます。

就労継続支援B型事業所の概要と向いている人

続いて就労継続支援B型事業所です。

就労継続支援B型の支援内容

就労継続支援B型事業所は、精神障がいや知的障がいなどの障がいを持つ人々が、一般の企業で働くことが難しい場合でも、自分のペースで安定して働き続けることができる環境を提供する施設です。
これらの施設は、障がい者自立支援法に基づく事業所で、通常は地域に密着した活動を行っています。

具体的な活動内容は、事業所によりますが、パソコンのデータ入力、包装、組み立て作業、清掃、園芸、料理、ベーカリーなど、さまざまな活動があります。
これらの作業を通じて、利用者は社会参加や働く喜びを感じるとともに、就労スキルや社会生活能力を向上させることが期待されます。

就労継続支援B型に向いている人

就労継続支援B型事業所は、一般企業での就労が困難な障がい者に対して、働く場を提供する施設です。
したがって、

に向いています。

 

就労移行支援事業所の概要と向いている人

最後は就労移行支援事業所です。

就労移行支援の支援内容

障がい者の就労移行支援事業所は、障がいを持つ人々が一般の職場で働くことを目指すための支援を提供する場所です。
具体的には以下のような支援を行っています。

まずは職業訓練です。
例えば、パソコンの使い方、パンのつくり方、清掃業務のやり方など、具体的な仕事の訓練を行います。

次に就労支援です。
これは、一般の企業で働くための準備支援です。
具体的には、履歴書の書き方、面接の練習、自分の強みや弱みを理解するなどの支援を行っています。

また心理的社会的な支援も行っています。
これは心の面でのサポートです。
仕事をするのが不安だったり、他の人と関わるのが難しかったりする場合、専門のカウンセラーが話を聞いたり、アドバイスをしたりします。

このような支援を通じて、障がい者の方々が社会とつながり、自信を持って一般の職場で働くことを目指すのが、就労移行支援事業所の目的です。

就労移行支援に向いている人

就労移行支援事業所に向いているのは、一般の職場で働く意欲や能力はあるけれども、何らかの理由で自力で就職するのが難しい方々です。
それは、初めて働くことになる方、長期間働いていない方、あるいは新しい仕事に挑戦するためのスキルを学びたい方などの状況の方が該当します。

沖縄ライフデザインの就労支援

沖縄県で子どもから高齢者まで複数の福祉事業を展開している「株式会社ライフデザイン」では、障がい児への支援も充実しています。
ここでは、ライフデザインの障がい児支援、就労支援を紹介します。

児童デイサービスまはろ

まはろは、発達障がい児向けの専門プログラムを豊富に提供している放課後等デイサービス。
やる気スイッチグループや東京大学の教授による監修のもと、運動プログラムや音楽療法、ソーシャルスキルズトレーニングなど、多彩なプログラムを用意しています。

また保育士や教員など専門スタッフがチームで運営し、高い専門性と協力体制があり、地域に広がるまはろの輪を広げながら、笑顔と楽しみを提供しています。

就労継続支援B型事業所LIFEDESIGN MARKETING

ライフデザインマーケティングは、IT系の就労継続支援B型事業所。
「ITスキルの学習」ではなく、実務レベルのスキルが身につきます！

おもな業務は沖縄の福祉求人サイトの運営。
クライアントと打ち合わせしたり、メールを書いたり、記事をつくったり。
メディア運営に携わる中で自然とビジネスマナーも習得できます。

すべての業務は専門知識を持つスタッフがサポート。
スタッフはみんな優れたITスキルを持つのはもちろん、福祉業界経験者です。
障がい者の特性や対応にも十分な知見があるので、安心して任せていただけます。

東京のIT系スタートアップにも負けないおしゃれなオフィスもLIFE DESIGN MARKETINGの自慢！
ワクワクしたい仲間たちと一緒に楽しい時間を過ごせます。

放デイから就労支援へ

ライフデザインは、児童デイサービス「まはろ」と就労継続支援B型事業所を通じて、児童福祉から就労支援まで幅広い障がい者の支援を提供しています。

ライフデザインなら、一つの場所でこどもの支援から就労支援まで総合的に受けられます。
多岐にわたるサービスが連携し、みなさんの成長と自立をサポートします。
あなたやご家族のニーズに合わせたトータルケアで、より充実した未来を築いていきましょう。

まとめ

この記事では、放デイ卒業後のおもな選択肢やそれぞれの違い、選び方について解説しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

ITスキルが身につく！メディア運営のノウハウが学べる♪
ライフデザインマーケティングの見学をしたい、働きたいという方は、ライフデザインまで、ぜひお問い合わせください。

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