LIFE DESIGN採用サイト

目標は「失敗すること」
新卒社員がライフデザインで
成長を誓ったわけ

2025年・新卒入社
冨田かのん

児童福祉事業部所属。放課後等デイサービスSOU NEXT志真志で児童指導員として活躍。
宮城県出身。大学進学を機に沖縄へ。琉球大学で心理学を専攻し、在学中は学習支援ボランティアにも積極的に参加。就職活動中に求人サイトでライフデザインと出会い、その先進的なビジョンに惹かれて新卒で入社。「失敗を恐れずに挑戦する」ことを目標に掲げ、日々子どもたちと向き合いながら成長を続けている。

心理学を活かせる場所へ。求人サイトで出会った、新しい福祉の形

冨田さんがライフデザインを見つけたきっかけを教えてください。

就職活動中に、求人サイトで「児童指導員 沖縄」と検索したのが最初の出会いです。大学では心理学を専攻していたのですが、正直なところ、心理学を学んだ学生の就職先は選択肢が限られる側面があり、少し悩んでいました。それでも「学んだことを活かせる仕事がしたい」という思いは強く、インターネットで色々と調べる中で「児童指導員」という職業を知り、ライフデザインにたどり着きました。

大学では心理学を専攻されていたのですね。福祉業界に元々興味があったのですか?

いえ、実は福祉業界に強い興味があったわけではありませんでした。あくまで「心理学を活かせる現場」という軸で探していましたね。大学のゼミでは、児童心理や犯罪心理といった分野ではなく、自分の興味が強かった「恋愛」をテーマに卒論を研究していました(笑)。

数ある企業の中から、ライフデザインを選んだ決め手は何だったのでしょうか。

就職活動の軸として、少し変わっているかもしれませんが「朝が遅い職場」を探していました。沖縄特有の朝の交通渋滞に巻き込まれたくなくて、出勤時間が遅めの会社を探していました。児童指導員の仕事は比較的出勤が遅い傾向にありましたが、その中でもライフデザインのホームページや求人情報を見た時に、直感的に「楽しそうだな」と感じたんです。

そして、もう一つの大きな決め手は、「福祉のスタンダードを変革する」という会社のビジョンです。福祉業界に対して、正直なところ特別なイメージを持っていなかった私にとって、この力強い言葉は非常に新鮮でした。「一体、どんな風に変革していくんだろう?」と、その先進的な姿勢に強く興味を惹かれ、応募を決めました。

沖縄への移住と、学生時代の経験が繋ぐ今

冨田さんは宮城県のご出身ですが、沖縄で就職されたのですね。

はい。大学進学を機に沖縄に来ました。琉球大学で心理学を学びたかったのが理由です。前期試験で第一志望に落ちてしまったのですが、後期試験で国公立大学の心理学部に進学できるのが琉球大学だったので、縁あって沖縄に来ることになりました。いざ就職を考えるタイミングで、「今、宮城に帰るのはまだ面白くないかな」と感じて。沖縄での生活が気に入っていたので、そのまま沖縄の企業で働くことを決めました。

学生時代は、ボランティアにも積極的に参加されていたそうですね。

はい。大学の「子ども居場所ボランティア」という活動に参加し、主に中学生への学習支援を行っていました。もともとボランティア活動に興味があり、中でも単発ではなく、定期的に参加できるものとして選びました。沖縄国際大学の学習支援サークルにヘルプとして参加する形でしたね。

元々、子どもが好きだったのですか?

特に「子どもが大好きだから」というわけではありませんでした。ただ、活動を通して子どもたちと関わる中で、コミュニケーションの取り方や触れ合い方を学べたことは、今の仕事にも直接活かせていると感じます。子どもたちが今どんなことに興味があるのか、どう接すれば心を開いてくれるのか、そうした経験の蓄積は大きな財産になっています。

「のほほん」としたイメージを覆す、刺激と成長の毎日

実際に入社してみて、ライフデザインの印象はいかがでしたか?

私自身が持っていた福祉業界のイメージは、どちらかというと「のほほん」とした穏やかな雰囲気でした。でも、ライフデザインは全く違いましたね。良い意味で、常に刺激を受け、会社が自分を成長させてくれる場所を提供してくれていると感じています。
特に、子どもたち一人ひとりが持つ個性や特性の多様性には、日々驚かされます。ボランティア先でも発達に特性のある子と関わる機会はありましたが、ライフデザインで出会う子どもたちは、より多様なサポートを必要としています。最初は対応に戸惑うことも多くありましたが、そんな時は周りの先輩スタッフがすぐに助けてくれます。

チームでサポートし合う環境があるのですね。

はい。終礼の振り返りの時間には、「今日の子どものこの行動には、こんな対応が良いかもしれない」と、スタッフ全員で意見を出し合います。そこで出たアイデアを翌日実践し、また振り返る。このサイクルを繰り返す中で、私に足りない部分が明確に見えてきますし、どうすれば良いかを具体的に学ぶことができます。少しずつですが、日々成長を実感できています。

児童指導員としての一日の流れと、事業所での役割を教えてください。

10時に出勤し、朝礼が終わるのが11時頃です。お昼休憩を挟み、15時頃から学校へお迎えに行く送迎業務が始まります。16時頃から、子どもたちとSST(ソーシャルスキルトレーニング)や工作、スポーツなどの課題活動を行い、17時にはご自宅への送迎を開始するというのが基本的な流れです。
事業所内での役割としては、備品の管理や、月替わりで担当する行動予定表の作成、そして事業所の様子を伝える「SOU NEXTニュース」の担当などをしています。

10:00

出社・SLAP

11:00

朝礼

12:00

休憩

13:00

課題準備・事務作業

15:00

児童送迎

16:00

療育・課題

17:30

児童送迎

18:00

記録作成、事務作業

19:00

退社

子どもたちの「できた!」が、次の挑戦への原動力

高学年が対象とのことですが、療育ではどのようなことを意識していますか?

SSTや工作といった基本的な活動はもちろんですが、高学年だからこそ、より楽しんで課題に取り組んでもらえるように、彼女たちの興味を引くような面白い企画を考えるように意識しています。例えば、土曜日など時間がある日には、みんなで「スマブラ大会」を開催したりします。

ゲームも療育の一環なのですね。

はい。ただ遊ぶだけでなく、目的を持って取り組んでいます。画面を見ながらキャラクターを操作することで手先の細かな運動能力を養ったり、集中力を高めたり。そして何より、時間を決めてプレイし、時間になったら自分で切り上げる、という自己管理能力を身につけることを大きな目的としています。
日々の活動の中で、子どもたちの反応が全く違うのがとても面白いです。活動を通して、「この子は、意外とハサミを上手に使えるんだな」「この課題は、すごく楽しそうに取り組んでくれるな」といった、一人ひとりの得意なことや好きなことを発見できる瞬間が、私にとって一番のやりがいです。その発見が、「じゃあ次は、こんな活動を取り入れたらもっと喜んでくれるかな?」という、次の課題へのアイデアやモチベーションに繋がっています。

「失敗すること」が、今の私の目標。新卒の挑戦は続く

新社会人として、仕事とプライベートの両立はいかがですか?

最初は正直、とても大変でした。仕事が終わると疲れてすぐに寝てしまう日もありましたが、最近は自分に合った働き方が分かってきました。土日休みよりも、シフト制で平日に休みを入れたり、連休を作ったりする方が、心身ともにリフレッシュできることに気づきました。これは、社会人になってからの新しい発見です。

今後の目標を教えてください。

毎月、現場のリーダーと一緒にその月の目標を設定しているのですが、今月の私の目標は「失敗をすること」です。

「失敗すること」ですか?

はい。自分の中に、まだ自信のなさから一歩踏み出せない部分があると感じています。だからこそ、今は失敗を恐れずに、まずは自分から積極的に動いてみることが大事だと思っています。どんどん挑戦していける人間になりたいです。

最後に、ライフデザインへの入社を考えている方へメッセージをお願いします。

ライフデザインは、自分自身が成長できる環境を会社が提供してくれている、と感じられる場所です。「成長したい」と強く思っている方には、本当におすすめの会社です。特に、私と同じように新卒で入社を考えている方、大歓迎です。もし、母校である琉球大学の学生さんが来てくれたら、個人的にとても嬉しいですね!ぜひ、一緒に働きましょう。