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「まだ足りない」が原動力。
学び続ける理学療法士が挑む、
根拠と情熱で支える発達支援。

2021年・入社
富村翔太

児童福祉事業部所属。放課後等デイサービスSOU NEXT天久で理学療法士(PT)として活躍。
サッカー指導の経験を持ち、整体師など多様な現場を経てライフデザインに入社。理学療法士としての専門知識を活かす傍ら、ABA(応用行動分析)や外部資格の取得にも意欲的に取り組む。SOU NEXT天久ではチーフプランナーも兼務。豊富な知識と現場経験を武器に、根拠に基づいた質の高い支援を追求するプロフェッショナル。

サッカー指導の経験から福祉の世界へ

ライフデザインを見つけたきっかけを教えてください。

Instagramの広告でライフデザインを知ったのがきっかけです。当時、小学生にサッカーを指導していたのですが、子どもたちとの関わり方に難しさを感じていました。広告には「理学療法士の資格を持つ人材を募集」とあり、まさに自分に合っていると感じて応募しました。

当時は理学療法士とサッカー指導の両方を行っていたのですか?

いえ、理学療法士として病院で働いていたのは新卒から半年間だけで、その後は整骨院で整体師として1〜2年勤務しました。一時期、医療・福祉の現場を離れてコールセンターで働きながら、整形外科医の友人と勉強を続けたり、月に1〜2回サッカーの指導やフットサルのプレーをしたりしていました。

今もサッカーの指導は続けているのですか?

サッカーの方では指導者になるには、知識や人との関わり方がまだ不十分だと感じています。そのため、今はプレイヤーに専念し、フットサルの選手として活動しています。所属しているフットサル協会で怪我をした選手のケアをすることもあり、理学療法士の資格を活かせていると感じます。

ライフデザインで理学療法士として働く上で、どんなことをしたいと考えていますか。

障害のある子どもたちにサッカーを教えることが、小さな頃からの目標でした。SOUグループはスポーツ療育にも力を入れているので、理学療法士として、スポーツの基本動作や子どもたちの動作分析に基づいた、根拠のあるアプローチを提供していきたいです。将来的には、沖縄県内でそうした活動の機会を持てたらと考えています。

専門性の追求とモチベーションの源泉

専門職として働く上でのモチベーションは何ですか?

専門性はもちろんですが、それに加えてABA(応用行動分析)やCBT(認知行動療法)といった、子どもや人との関わり方を中心に学んでいます。

長崎大学などが実施する研修に参加し、発達障害に関する資格を取得して、「認定を持っています」と胸を張って言えるようになることが、今の一番の目標です。

さらに、感覚統合や体軸ファシリテーター、ビジョントレーニングといった資格も取得し、理学療法士としての専門性も深めたいです。また、保護者の方や支援者の主観的な視点だけでなく、医学的根拠に基づいたモニタリングにも取り組み、支援の質を高めていきたいと考えています。

様々な研修に自ら参加されているそうですね。その原動力は何でしょうか。

「まだまだ知識が足りない」という危機感が大きいからです。それが行動の原動力になっています。将来的にはABAの認定資格などを取得し、得た知識を社内に共有する研修委員のような役割も担いたいですね。

専門性を高めることが、ご自身の成長に繋がっているのですね。

はい。専門性を追求する方が自分には合っていると感じます。SOU NEXT天久ではチーフプランナーとして事業所の運営管理も担当していますが、それ以上に、学んだ知識を社内に還元できるような専門家を目指していきたいです。

チーフプランナーの業務について具体的に教えていただけますか。

事業所の運営管理、主には加算の管理と利用人数の調整です。加算の取得状況をスタッフと共有して目標設定をしたり、定員が常に充足するように利用希望の調整を行ったりしています。
また、ティーチャーズトレーニングなどで学んだ知識を活かし、個々の子どもの行動に対して「こんなアプローチはどうだろう」とスタッフにアドバイスすることもあります。

現在担当されているSOU NEXT天久の特色は何ですか?

スタッフの提案を柔軟に取り入れる対応力の高さが強みです。最近も、新入社員の「工作を中心に行う部屋が欲しい」という発案から、皆で廃材を集めて工作活動を始めました。そこにルール作りを組み合わせ、SST(ソーシャルスキルトレーニング)の一環として実施しています。

また、子どもから「カラオケでストレス発散したい」という声が上がれば、すぐに活動の予定を組むなど、子どもたちの要望を療育に繋げています。不登校のお子さんも受け入れており、まずは事業所で好きな活動をしながら、人と関わる楽しさを感じてもらえるよう支援しています。

質の高いチーム支援で成長を促す

1日の仕事の流れを教えてください。

朝はSLAP(朝のダンス)の後、保護者の方や学校からの連絡を確認します。10時半頃までに、その日の予定を見ながらスタッフ一人ひとりの役割を確認し、指示を出します。午前中は事務作業のほか、最近家族支援に関する話し合いに力を入れています。

午後は療育や送迎を行い、17時頃から子どもたちを自宅まで送ります。事業所に戻ってからは、その日の支援についてスタッフと振り返りを行い、18時半頃に日報などを最終確認して19時には退勤、という流れです。

10:00

出勤・SLAP

10:30

事務作業

11:00

朝礼

12:00

休憩

13:00

事務作業・課題準備

14:00

送迎

15:00

療育・課題

17:00

自宅への送迎

18:00

スタッフミーティング・事務作業

19:00

退勤

手厚いスタッフサポートをされていますが、意識していることはありますか?

スタッフとコミュニケーションをとる際は、まず「なぜそう思ったのか?」と理由を尋ねます。自分にはない視点から学べることも多いですし、良い考えは積極的に取り入れて自分の引き出しを増やすようにしています。その上で、私から見た客観的な事実を伝え、理由と共に「こうしてみたらどうか」と提案します。療育の時間だけでは子どもの全てを理解するのは難しいからこそ、表情や反応といった細かな変化を観察し、気づいたポイントをチームで共有することが大切だと考えています。

スタッフとのコミュニケーションが、ご自身の学びにも繋がっているのですね。

はい。スタッフとの対話は、自分が学んだことをアウトプットする良い機会にもなっています。

今後、会社に期待することはありますか?

ライフデザインには多くの専門職が在籍しているので、専門職チームの中心となるリーダーを立てることで、SOUグループ全体の専門性をさらに高めていけるのではないかと期待しています。

求職者へのメッセージ

富村さんの次の目標を教えてください。

外部の認定資格を取得することです。社内独自の検定だけでなく、公に認められた資格も取得し、自身の専門性の確かな証明としたいです。他の放課後等デイサービスで働く友人と比べても、この会社の強みや魅力は際立っていると感じます。その魅力を、自分自身の専門性をもってさらに高めていきたいです。

実際に働いてみて、ライフデザインの職場環境はいかがですか?

理学療法士や教員免許を持つ人、保育士など、経験年数も様々な多職種のスタッフが在籍していることが大きな強みです。一つの疑問に対して多角的な視点からアドバイスをもらえるのは本当に頼もしいですね。また、県外出身者や海外経験者など多様なバックグラウンドを持つ人が多く、自分から動けば多くの知見を得られます。自分が学んだことを共有したいと提案すれば、会社が勉強会などの場を設けてくれるなど、成長を後押ししてくれる点も魅力です。

最後に、求職者の皆さんへ一言お願いします。

今のライフデザインは、事業も組織も急速に変化・成長している時期です。その変化はきっと皆さんにとって良い刺激になりますし、自ら学んだことを発揮できる機会もたくさんあります。意欲のある人なら誰でも活躍し、成長できる会社です!まずはぜひ、ご応募ください!