
児童福祉事業部所属。放課後等デイサービスSOU NEXT大謝名のチーフプランナーとして活躍。
新卒で広告代理店の営業職を経験後、大学の就職支援課職員に。福祉学科出身でありながら、一度は業界を離れるも、ある出会いをきっかけにライフデザインへ入社。入社半年でリーダー職に抜擢され、以来3年間、事業所の中心としてチームを牽引。その卓越したリーダーシップが評価され、チーフプランナー選考では異例の「選考免除」での昇格を果たす。持ち前の明るさと緻密なマネジメント力で、常に周囲を明るく照らす存在。
「キラキラしたい」― 一周回ってたどり着いた福祉の道
比嘉さんは中途でのご入社だったとのことですが、それまではどのようなお仕事をされていたのですか?
新卒で入社したのは、広告代理店の営業職でした。理由は、すごく単純で「キラキラしたかった」から(笑)。でも、いざ働いてみると自分にはあまり合わず、半年で退職しました。その後は、大学の就職支援課で1年ほど、就活生のサポートをしていました。
福祉の分野に進まれたのは、大学が福祉学科だったことが影響しているのですか?
そうですね。大学で福祉を専攻し、高校時代からボランティアで児童施設に行くなど、元々興味はありました。ただ、大学の実習を経験した時、福祉業界に対して、少し暗いというか、華やかさに欠ける印象を持ってしまったんです。正直に言うと、「ちょっとつまらなそうだな」と。それで、対極にあるような「キラキラした」広告代理店に魅力を感じて、一度は福祉から離れました。結果的に、一周回ってまたこの世界に戻ってきた形です。
ご自身のことを「内向的なのに目立ちたがり屋」と分析されていますが、まさにその言葉がキャリア選びに表れていますね。
そうかもしれません(笑)。根は人見知りなところもあるのですが、学園祭の実行委員やオープンキャンパスのスタッフなど、人前に立って何かを盛り上げるのが好きなんです。だから、働く場所も「かっこいいところがいい」という気持ちがあったのだと思います。
「なんか、楽しそう」― ライフデザインとの出会い
一度は離れた福祉の道に、なぜ戻ってこようと思われたのですか?きっかけを教えてください。
大学の就職支援課で働いていた時のある出来事がきっかけです。福祉を専攻する学生から「どこか良い就職先はありませんか?」と相談を受け、当時、急成長していると噂になっていた「まはろ」という放課後等デイサービスを勧めました。その学生が、ライフデザインが運営する「まはろ」に無事就職し、半年ほど経った頃に連絡を取る機会があったんです。
「実際のところ、どう?」と聞くと、彼は「めっちゃ楽しいですよ!比嘉さんも受けたらどうですか?」と、本当に楽しそうに話してくれました。その一言が、私の心を動かしました。
そこから、ご自身でライフデザインについて調べ始めたのですね。
はい。当時、「まはろ」という名前の事業所は他にもいくつかあったのですが、ライフデザインのホームページは、他社と比べて群を抜いて「キラキラ」していました。ブログが毎日更新されていて、事業所の活気ある様子が手に取るように分かる。他の施設は更新が数年前に止まっていることも珍しくなかったので、その情報発信力にまず惹かれました。そして何より、写真に写るスタッフや子どもたちの表情から「本当に楽しそう!」という雰囲気が伝わってきて、「この会社を受けてみたい」と強く思いました。
実際に見学に行かれた時の印象はいかがでしたか?
見学に行って、福祉に対する「暗い」というイメージは完全に払拭されました。まず、対応してくれたスタッフの方が、とてもウェルカムな雰囲気で迎えてくれたんです。事業所内では、スタッフ同士が本当に仲良く、楽しそうに話していて、その明るい雰囲気が子どもたちにも伝わっている。とにかく「明るくて、楽しそう」。それが第一印象でした。
変化する会社と、変わらない信念
入社されてから約4年。会社の変化をどのように感じていますか?
会社は本当に大きく変わりましたが、中でも「会社が好きだ」という想いを持つ人が格段に増えたと感じています。単に給料をもらうための労働者としてではなく、会社の一員として、自分たちの手でこの会社を盛り上げていこう、という強い愛社精神を持った仲間が増えた。これが一番大きな変化だと思います。
比嘉さんご自身も、入社半年でリーダー職に就かれ、先日チーフプランナーに昇格されました。おめでとうございます。
ありがとうございます。当時は「主任」という役職でしたが、入社半年で任せていただき、以来、チーフプランナーという形でリーダー業務を続けています。
リーダーとして、常に意識していることはありますか?
二つあります。一つは、「仕事を溜めないこと」。そしてもう一つは、「大変さを見せず、常に余裕でいること」です。仕事を溜めないためには、タスク管理が欠かせません。主任になった当初は、毎日メモにやるべきことを書き出して優先順位をつけていましたが、3年も続けると、今では無意識に頭の中でスケジューリングできるようになりました。
「余裕でいる」というのは、なぜですか?
これも過去の経験が影響しています。広告代理店時代、常に眉間にシワを寄せている上司がいて、部下として非常に声をかけづらかったんです。その時、「自分は絶対にこういう大人にはならない」と心に誓いました。一方で、大学職員時代の課長は、普段は飄々として「働いてません」という雰囲気を醸し出しているのに、実は裏で部下の仕事を完璧にサポートしている、という方でした。その姿が本当にかっこよくて。
ライフデザインで言えば、宮城さんのような「雰囲気作りの天才」にも憧れます。そうした理想の上司像を自分の中で掛け合わせ、良いところを吸収しようと、今もコミュニケーションについて本やYouTubeで勉強し、実践しています。
残業ゼロを実現する仕事術と、チームを明るくするコミュニケーション
チーフプランナーとしての1日の流れを教えてください。
10時に出勤し、SLAPと朝礼からスタートします。午前中は、業務日報やシフト作成、課題準備といったリーダー業務に集中します。私のいる大謝名事業所は送迎対象の学校が少ないので、現場の送迎は他のスタッフに任せてもらい、その間に私は日計の管理などを進めます。
15時半頃からは現場に出て、子どもたち一人ひとりの顔を見て、「おかえり」と声をかけるようにしています。夕方の送迎もスタッフに任せ、私は事業所の清掃やサービス提供記録の作成を行い、19時には退勤、という流れです。
- 10:00
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出社、SLAP
SLAP:ライフデザインオリジナルダンス
- 11:00
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事務作業
- 12:00
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休憩
- 13:00
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課題準備
- 15:30
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療育、課題
- 17:30
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送迎、清掃、記録作成
- 19:00
残業は全くないと伺いました。
はい、ありません。私自身が残業をしたくないですし、「いかにスタッフ全員を残業させずに定時で退勤させるか」が、リーダーとしての腕の見せ所だと思っています。
リーダー業務と現場のバランスを取る上で、何か工夫されていることはありますか?
とにかく、全員と話すようにしています。「髪型変えた?」といった小さな変化に気づいて声をかけたり、時には冗談を言って場を和ませたり。私のいる事業所は、多分どのリーダーの事業所よりも騒がしいはずです(笑)。静かでピリピリした空気だけは、絶対につくらないように意識していますね。リーダーが率先して明るい雰囲気を作ることで、スタッフも意見を言いやすくなるし、チーム全体のパフォーマンスも上がると信じています。
天職と思える場所で、次のステージへ
会社や役員の方針を、現場に伝える際に意識していることはありますか?
「まずは、一旦やってみよう」と伝えることです。会社はこれまでも変化を続けることで成長し、周りから選ばれる事業所になってきました。だから、経営陣が示す方針は、現時点での最善の策なのだと信頼しています。その信頼をベースに、「こういう理由だから、まずはやってみよう」と、自分の言葉で正直に伝えるようにしています。
今後の目標を教えてください。
次の目標は、児童発達支援管理責任者(児発管)になることです。入社当初から管理者になりたいという思いは変わっていません。ただ、普通の児発管では面白くないので、様々な引き出しを持った、「比嘉さんのいる事業所だから通いたい」と思ってもらえるような、魅力的な管理者になりたいです。
プライベートでは、結婚が目標です(笑)。あとは、ライフデザイン独自の「リレーション休暇」という2週間の長期休暇制度があるので、それを使って海外旅行にも行きたいですね。
最後に、ライフデザインへの入社を考えている方へメッセージをお願いします。
ありきたりに聞こえるかもしれませんが、ライフデザインは本当に楽しい会社です。私はここを「天職」だと思っています。福祉の仕事にありがちなルーティーンワークだけでなく、毎年新しいことに挑戦できる環境があるので、私のような飽き性の人間でも全く飽きません(笑)。
挑戦したい人を、年齢や経験に関係なく全力で応援してくれる会社です。ポジティブな方はもちろん、少し自信がないという方でも、ここでならきっと成長できるはずです。自分を変えたいと思っているなら、ぜひ飛び込んできてください!