LIFE DESIGN採用サイト

ワークライフバランスの改善が、
新たなやりがいを生んだ。
ライフデザインで実感する
「自分らしい働き方」と成長。

2024年・入社
辺土名律

障害福祉事業部所属。就労継続支援B型事業所「LIFE DESIGN WELLBE」でITスキル支援員として活躍。
大学卒業後、心理指導担当職員として児童福祉の現場でキャリアを積む。自身の家族が増えるという人生の転機を迎え、ワークライフバランスを重視してライフデザインへ転職。苦手だった「大人との関わり」を克服し、自身の成長を実感しながら、現在はサービス管理責任者を目指す。仕事と家庭を両立させながら、自分らしい働き方を追求している。

競争社会への違和感と、福祉という選択肢

まずは、辺土名さんが福祉の業界に興味を持ったきっかけを教えていただけますか?

正直にお話しすると、ポジティブな理由からではありませんでした。今振り返ると、どちらかといえば「消極的な選択」だったと感じています。学生時代、周りには成果を追い求めるような企業への就職を目指す友人が多くいました。彼らを見ていると、「自分には、あそこまで仕事にコミットできる自信がないな」と感じてしまったんです。福祉以外の業界は、どうしても他社との競争になり、時には相手を蹴落としてでも自社の利益を追求する側面があると思います。その点に、どうしても自分の中で折り合いがつかなかったんです。

ご自身の価値観と、一般的な企業のあり方にギャップを感じたのですね。

はい。そんな時、福祉の仕事なら、そうした過度な競争から少し距離を置けるのではないかと考えました。
大学時代に半年ほど放課後等デイサービスでアルバルトを経験したのですが、その時の穏やかな職場の雰囲気が心に残っていました。常に高いバイタリティを求められるわけではなく、子どもたち一人ひとりに優しい気持ちで向き合える。仕事が人生の全てではなく、自分のペースで緩やかに仕事と向き合えるのではないか。そう感じたことが、福祉の道を選ぶ大きな理由になりました。

ライフデザインのことは以前からご存知だったそうですね。

はい、入社する何年か前から求人サイトで知っていました。当時は放課後等デイサービスで働いていたので、同業の求人を見る中で、ライフデザインの給与水準が高いことにまず目が留まりました。ただ、当時は自宅から通える範囲に事業所がなく、実際に応募するまではできませんでした。今回、転職を考えたタイミングで、自宅の近くに事業所が新設されたことを知り、これがきっかけで本格的に検討を始めました。

家族のために決めた、新しい働き方

前職では、心理指導担当職員として児童福祉の現場でキャリアを積まれたのですね。そこから就労支援の分野へ移った理由を教えてください。

いくつか理由はありますが、何よりも大きかったのは、「自分の子どもができたこと」です。妻が妊娠し、父親になるという大きな人生の転機を迎えた時、自分の働き方を根本から見つめ直しました。
前職の勤務時間は10時から19時。この働き方を続けると、生まれてくる自分の子どもと十分に関わる時間を持てないのではないか、という不安が頭をよぎりました。その時、「なぜ自分は、自分の子どもの成長を見守る時間を犠牲にしてまで、他の家庭の子どもを見なければならないのだろう」という、拭いきれない疑問が湧いてきたんです。

父親として、家族との時間を最優先したいという想いが強くなったのですね。

はい。もちろん、様々な家族の形があることはわかっています。でも、私の中ではどうしても、その矛盾に納得することができませんでした。まずは自分の子どもとの時間をしっかり確保できる仕事を探そう。そう決意した時に出会ったのが、LIFE DESIGN WELLBEの求人でした。勤務時間が私の理想とする働き方に合っていたこと。これが、転職へ踏み出す一番の決め手になりました。

他に、転職を後押しした理由はありましたか?

前職の児童分野での仕事に、限界を感じていた部分もありました。心理士として個別支援の重要性を感じながらも、現場では集団での対応が中心にならざるを得ない。また、当時の職場環境では、自分がこの先も成長し続けられるだろうかという点に、少し疑問を感じていました。

一方で、前向きな理由としては、福祉の専門家としての視野を広げたいという思いもありました。放課後等デイサービスを利用していた子どもたちが、成長した先にどんな世界で生きていくのか。就労支援の現場を見ることで、それを知り、自分の経験値を高められるのではないかと考えました。児童と就労、両方の現場を知っていれば、将来のキャリアの選択肢も広がるだろう、と。そうした様々な思いが重なり、今回の転職に繋がりました。

仕事と家庭の両立で得られた「人間的成長」

LIFE DESIGN WELLBEで、働き方はどのように変わりましたか?

私は8時半から17時半までの勤務です。朝のうちに事務作業を済ませ、9時から送迎、10時から午前の活動が始まります。利用者さんの作業のサポートや、必要に応じたヒアリングなどが主な業務です。お昼休憩を挟み、午後の活動、そして15時からの送迎。16時ごろに事業所に戻ってからは、翌日の準備や、最近始めたTikTokやYouTubeの撮影・編集などを行っています。

8:30

出社

9:00

送迎

作業のサポート、ヒアリングなど

10:00

活動・支援

12:00

休憩

13:00

支援

15:00

送迎

16:00

事務作業

翌日の準備、動画編集など

17:30

退勤

念願だった、お子さんとの時間は確保できていますか?

はい、以前とは比べものにならないほど、しっかり取れています。何より大きいのは、仕事に対して「納得して働けている」という感覚です。以前は、家族との時間を犠牲にしているという罪悪感が常に心のどこかにありました。でも今は、そうしたネガティブな気持ちが全くありません。そのおかげか、心身ともに健康で、以前は時々あった体調不良による欠勤も、ここに来てからは一度もありません。毎日、本当に楽しく出勤できていて、公私ともに満たされていると感じます。育児休業もしっかり取得でき、安心して子育てと両立できる環境に感謝しています。

環境の変化は、ご自身の内面にも良い影響を与えているのですね。

そうですね。特に、「人間的な成長」を実感しています。実は私、昔から大人とのコミュニケーションに強い苦手意識があったんです。どう関わったらいいか分からず、威圧的な人を前にすると何も話せなくなってしまう。でも、この職場では、職員はもちろん、利用者さんも含めて多くの大人と関わります。その中で、少しずつですが、自分の意見を伝えたり、相手の話を深く聞いたりすることができるようになってきました。

苦手意識を克服しつつあるのですね。

今になって気づいたのですが、以前、私が児童との関わりにやりがいを感じていたのは、無意識に大人との関わりから「逃げ」ていたからかもしれません。子どもと向き合っていれば、大人との複雑なコミュニケーションを避けられる。そんな安易な考えがあったのだと思っています。ここでは、苦手なことにも向き合わざるを得ない環境が、結果として私の成長を促してくれているのだと思います。

ITスキル支援員としての役割と、次の目標

現在はITスキル支援員として勤務されていますが、具体的にどのようなお仕事をされていますか?

利用者さんが事業所を退所した後も、ご自身で仕事を生み出せるように、動画編集や記事作成といったITスキル習得のサポートをしています。また、パソコンが苦手な方には、小物の作成やクラフト作業といった軽作業も提供しており、個々の適性に合わせて支援内容を考えています。私自身、動画編集の経験は全くありませんでしたが、挑戦する機会を与えられ、利用者さんと一緒に学びながらスキルを身につけているところです。

心理指導担当職員としての経験は、どのように活かされていますか?

直接的に心理士として動く機会は少ないですが、間接的に知識を活用する場面は多くあります。例えば、事業所でグループワークを企画する際、参加する利用者さんの特性や背景を考慮し、心理的な負担が大きくならないようなプログラムを提案したり、起こりうるリスクを予測して、その対策を他の職員と話し合ったりしています。何気ない日常の関わりの中に、心理学の知見は活かせると感じています。

今後の目標を教えてください。

まずは、サービス管理責任者(サビ管)の資格を取得することです。そして、いつか自分がサビ管として事業所を任せてもらえるようになったら、利用者さんも職員も、みんなが自然と笑顔になれるような、賑やかで楽しい空間を作りたいです。

最後に、ライフデザインへの入社を考えている方へメッセージをお願いします。

ライフデザインは、人間的に大きく成長できる場所だと感じています。決まった業務だけでなく、イベントの企画やSNSでの発信など、他の会社ではなかなか経験できないような、多彩な挑戦の機会があります。そうした経験を通じて、自分の新たな可能性に気づき、人としての幅を広げることができるはずです。もし、今の自分を変えたい、新しいことに挑戦してみたいと思っているなら、ここは最高の環境だと思います。