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訪問介護の生活援助と家事代行サービスの違いは?

この記事では、訪問介護の生活援助と、一般的な家事代行サービスの違いを解説しています。
双方の違いについて知りたい方は参考にどうぞ!

訪問介護とは

訪問介護とは、介護保険によるサービスの一つで、ホームヘルパーが利用者の居宅を訪問し、炊事や掃除などの家事援助や、オムツ交換、入浴介助などの身体介護を行います。
サポートの種類には、

・生活援助
・身体介護
・通院等乗降介助

の3種類のサービスがあり、それぞれに利用料金が違います。
このなかで、炊事や掃除、洗濯、買い物など家事に該当する部分を支援するのが「生活援助」で、介護保険において、日常生活の範囲内の家事を提供できるようになっています。

家事代行サービスとは

家事代行サービスは、家事を代行するサービスです。
掃除や洗濯、炊事など普段の生活で自分たちが行っている家事なら、ほとんどのことを依頼することが可能です。
最近は共働きや独居の高齢者などの増加に伴い、家事代行サービスを利用する人が徐々に増えています。

生活援助と家事代行サービスについて簡単に説明しました。
どちらも家事を代行するという意味では同じようなサービスですが、どのようなところに違いがあるのでしょうか?

ここからは、生活援助と一般的な家事代行サービスの違いを紹介します。

訪問介護の生活援助と家事代行サービスでは何が違う?

サービスの目的

生活援助の目的は、利用者本人の自立を支援することであり、生活に欠かせない家事のうちできない部分をサポートする役割があります。

一方、家事代行サービスは、家庭の雑事を肩代わりするのが目的で、忙しい現代人のサポートをするのが仕事です。

利用対象者

生活援助の対象者

要支援1または2、事業対象者、要介護1~5の方となります。
なお要介護の方は「訪問介護」、要支援や事業対象者は「介護予防・日常生活支援総合事業」となり受けられるサービスの量や料金は若干の違いがあります。
このようにサービスを受けられる対象者が限定されているのが生活援助です。

家事代行サービスの対象者

家事代行は利用者の範囲が決まっていないため、ある程度誰でも自由に使えます。
生活援助の利用者が、概ね高齢者であるのに対し、家事代行サービスの利用者は、共働き世帯、男性の単身世帯など若い世代の利用も少なくありません。

利用料金

生活援助の利用料金

介護保険適用がある場合、点数表によって単位数は定められており、その1割(2割、3割の対象者もある)が利用者の負担額になります。(地域区分で単価の違いあり)

【要介護の生活援助利用料金の例】

利用時間 1回あたりの料金
所要時間20分以上45分未満 183円
所要時間45分以上 225円

※その他事業所によって若干の加算あり

【要支援、事業対象者の生活援助利用料金】

利用頻度 1ヶ月あたりの料金
週1回程度 1,176円
週2回程度 2,349円
週2回を超える 3,727円

※その他事業所によって若干の加算あり

家事代行サービス利用料金

利用料金は、会社によって違うため、決まった金額というものはありません。
ここでは、一般的な料金の相場を紹介します。

内容 料金
基本料金 1時間あたり約2,000円~3,000円
延長料金 10分ごとに500円程度

※このほかに、交通費や時間帯によって割増料金が設定されていることがあります。

利用料金は介護保険を利用できる生活援助の方が圧倒的に低いことがわかります。

サービス内容

生活援助のサービス内容

生活援助では、提供できるサービスが細かく定められています。
提供できるサービス内容について、生活援助全体に共通するのは、

“利用者の居宅内”で、“日常生活を送るうえで必要な家事”を、“本人に対して”支援する

ということです。

具体的なサービス内容には、

・掃除
・洗濯
・ゴミ出し
・調理
・ベッドメイキング
・買い物
・薬の受け取り

などが該当します。

逆に対応できないものには、

・同居家族の洗濯(本人以外のため×)
・庭木の手入れや草ひき(居宅内ではないため×)
・おせち料理などの行事食(日常生活の範囲を超える)

このようなものが該当します。

家事代行サービスの提供内容

一般的に依頼できるのは、

「日常生活で発生する家事」

と、生活援助とあまり変わらないように思えますが、専門的な技術が必要ない作業はある程度受けてくれる事業所が多い傾向です。
一般的な家事はもちろん、生活援助で対応できない下記のような作業も、おおむね対応してもらえます。

・窓ふき
・庭木の手入れや庭の掃除
・ストーブなど季節電化の出し入れなど

運営する事業所

訪問介護を提供するには、以下の条件を満たし、自治体等の指定を受ける必要があります。

・法人であること
・人員、設備、運営基準を満たしていること

一方、家事代行サービスは、特別な資格や届け出は必要なく、個人事業主として開業届を提出するだけで、開業することができます。

提供するスタッフ

訪問介護には介護保険で定められた人員基準があります。
今回は、詳細は省きますが、

・管理者
・サービス提供責任者
・訪問介護員

などの人員を配置しなければなりません。
また直接サービスを提供する訪問介護員は、介護福祉士など特定の資格が必要です。

一方、家事代行サービスには人員基準などなく、サービスを提供するスタッフも、特別な資格は必要ありません。

ここまで生活援助と家事代行サービスの違いを紹介してきました。
生活援助は介護保険のサービスで細かい決まりごとがあり、高齢者等の自立支援のために提供されるもの
家事代行サービスの料金は割高ですが、自由度の高い家事支援が魅力のサービスといった感じですね!

介護保険のサービス事業所は、公的保険のサービスなので安定性の高さが魅力ですが、前述したとおり訪問介護で働くには資格が必要です。
最後に訪問介護で働くための資格について紹介します。

訪問介護事業所で働くための資格について

ホームヘルパーの仕事をするには、以下のいずれかの資格が必要です。

・介護職員初任者研修
・介護職員実務者研修
・介護福祉士

このなかでもっとも取得しやすいのは、「介護職員初任者研修」です。
初任者研修は、10項目130時間のカリキュラムを受講し、筆記試験に合格することで取得できるため、ヘルパーの仕事をするなら、この資格の取得を目指すとよいでしょう。

まとめ

今回は訪問介護の生活援助と一般的な家事代行サービスの違いについて解説しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 生活援助は介護保険のサービスで、生活援助のほか、身体介護や通院等乗降介助などの支援がある。
  • 家事代行サービスでは、普段の生活で行われている家事なら、ほどんどのことを依頼することができる。
  • 生活援助と家事代行サービスでは、サービスの目的や提供するスタッフ、利用料などが多くの部分で違いがある。
  • 安定性のある訪問介護事業所で働くなら、介護職員初任者研修の取得がおすすめ!

生活援助と家事代行サービスは、多くの部分に違いがあり、働くならそれぞれの特徴をしっかり知っておきたいですね!

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