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障がい者グループホームの世話人とは?仕事内容や資格、給与をチェック!

障がい者支援施設のひとつであるグループホームに欠かせない職種として「世話人」が挙げられます。
この記事では障がい者グループホームで働く世話人の仕事内容や必要な資格の有無、給与について解説しています。

障がい者グループホームとは

グループホームとは障害者総合支援法に定められた「障害福祉サービス」のひとつです。
食事や入浴、排せつといった日常動作に介助が必要な障がいを持つ方が、さまざまな支援を受けながら共同生活を送る施設です。
対象となるのは65歳未満の障がい者とされていますが、特に利用が多いのは精神疾患や知的障がいを持つ方です。

他の入所型施設と比べて小規模で運営されていることが多く、4~5人を1ユニットとして運営されるケースが大半です。
管理や指導は最小限にとどめ、地域社会で障がい者がいきいきと暮らすための拠点として機能することが求められています。

障がい者グループホームの歴史や区分

障がい者グループホームは2006年に運用がスタートして以来、徐々に需要が増加してきました。
2006年には入所型施設利用者146,000人に対し障がい者グループホーム利用者は34,000人だったのが、2020年には入所型施設利用者127,000人に対し障がい者グループホームの利用者が130,000人を突破するなど、障がい者の生活する場として重要な役割を果たしていることが伺えます。(出典:福祉新聞)

夜間や休日をグループホームで過ごす「介護サービス包括型」「外部サービス利用型」にくわえて、日中も過ごせる「日中サービス支援型」が2018年に制度化されました。
さらに自立を目指す障がい者のニーズに応えるかたちで「サテライト型」という新しいかたちの支援形態も現れました。

これはワンルームマンションなどで一人暮らしに近いスタイルで生活しながら世話人などの支援を受けるというもので、比較的障がいの程度が軽く、就労などを目指す方に利用されています。
障がい者が地域と共生して暮らしていく拠点として、グループホームの需要は年々拡大していくと考えられます。

世話人として働くには

グループホームは障がい者にとって生活の場です。
入居者は身の回りのことは可能な限り自分で行うのが基本ですが、日常動作にサポートが必要な方も少なくありません。
そういった方々の介助や生活の質を維持するため、一番近い位置でさまざまなケアを行うのが世話人です。

世話人の仕事内容

障がい者グループホームにはさまざまな運用形態がありますが、ここでは夜間もスタッフが常駐しているタイプのホームを例にとって一日の仕事の流れをご紹介しています。

・入居者が起床してきたら、健康状態を確認。身支度や服薬の手伝いや朝食の支度を行う。朝の清掃を入居者と一緒に行うホームもある。

・入居者を仕事や福祉事業所へ送りだしたら、共有部分の清掃や事務作業を行う。ホームに残る入居者へは昼食の提供や通院付き添い、日中活動なども行う。休日は散歩や外出など、入居者の余暇活動をサポートする。

・仕事や福祉事業所から帰宅した入居者を出迎え、健康チェックや夕食の準備、洗濯などの家事をサポートします。服薬や入浴、金銭管理なども行います。

・火の元や戸締りなどの安全確認、明日の支度などをして、入居者が安全に就寝できるようサポートします

グループホームの特徴は、厳密な管理を行わず障がい者が自立して生活することを目指すという点です。

一人ひとりの自主性やプライバシーを重視しつつ、必要なケアを提供することが求められます。
また、相談や歓談などを通して入居者の抱えている悩み事や課題などを汲み取り、ともに解決していくのも重要な役割です。

世話人として働くために必要な資格

障がい者グループホームでさまざまな面から入所者を支援する世話人は、福祉・介護の経験がなくてもはじめられる仕事です。
世話人を募集する求人でも、未経験OKとしているところも少なくありません。

基本的な家事や事務作業ができれば世話人として働くことができますが、障がいがある方によりきめ細かなケアを提供するためには介助技術福祉障がいに関する知識を身につける必要があります。
そのため、ホームヘルパーや介護福祉士などの資格を持っている人は比較的優遇される傾向です。

これらの資格は、働きながらでも取得が可能です。実務経験を積みつつ通信教育等で資格を取り、サービス管理責任者等へのキャリアアップをはかるという道も開かれています。

世話人に向いている人

世話人として働くのに必須とされる資格はありませんが、入居者の心に寄り添って適切なケアを提供するためには相手の困りごとや悩みを適切に汲み取れるコミュニケーション能力が求められます。

また、グループホームにおいて、本人ができることまで先取りしてしまうのは禁物です。
障がい者が安心して帰れる「家」を作るという意識を常に持つことが大切だといえるでしょう。

障がい者グループホームで必要とされる職種

グループホームでは今回解説する世話人以外にも、さまざまな職種のスタッフが働いています。
ここでは、障がい者グループホームで必要とされる職種についてご紹介しています。

管理者

グループホームにおいて総合的な責任者の立場になるのが、管理者(施設長)です。
スタッフの採用から職場環境改善といった労務関係から収支管理入居者家族や業者の窓口など非常に幅広い業務内容を行います。
夜勤や欠勤者が出た時の穴埋め勤務に対応したり、備品の発注なども管理者の仕事です。

管理者になるために必要な資格はありませんが施設全体を把握する必要があるため、実務経験や経営知識を求められるケースがほとんどです。
業務に支障がない範囲での兼任も認められていますが、常勤専従で1名以上の配置が必要です。

サービス管理責任者

サービス管理責任者は入居者に提供する支援や福祉サービスにおいて、中核となる存在です。
障がい者福祉施設の多くで配置されており、支援の指針となる個別支援計画の作成モニタリングスタッフの指導などを行います。
サービス管理責任者として働くには所定の実務経験やサービス管理責任者研修等の修了が必要です。

30人以下の施設に1名以上の配置が求められており、業務に支障がなければ管理者や世話人との兼任も認められています

生活支援員

障がい者区分3以上の方が入居するグループホームでは、生活支援員の配置が必要です。

入居者の食事入浴など身の回りの世話にくわえて、より質の高い生活を維持できるようさまざまなケアを行います。
生活支援員として働く場合の必須資格等はありませんが、世話人と同じく福祉や介護の資格を持っている方が優遇される傾向にあります。

障がい者グループホームの世話人の求人状況や待遇は?

障がい者グループホームは全国で拡大傾向にあることから、沖縄県においても多くのグループホームで世話人を募集しています。
大抵の事業所は無資格・未経験OKとしており、福祉や介護の仕事が初めてだという方でもチャレンジできます。
夜間もスタッフが常駐するタイプのグループホームはシフト制になっていることが多く、夜勤や早出が必要なこともあります

給与は月給約17万円~約20万円、時給だと約900円~約1,200円のところが多いようです。
ただし、夜勤や資格の有無によって給与は変動します。
社会保険駐車場の補助などの福利厚生にも注目して、情報をチェックすることをおすすめします。

まとめ

この記事では障がい者グループホームの世話人の仕事内容や資格、求人状況について解説してきました。

この記事のまとめ

    • 障がい者グループホームの世話人は入居者と一番近い位置で支援を行う職種
    • 世話人には入居者の自立性を重視しつつ安全に生活できるような気配りが求められる
    • 未経験・無資格からでも世話人になれるが、介護福祉士やヘルパー等の資格を取得することでキャリアアップも可能

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