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ケアプランセンターって何をするところ?介護支援専門員の仕事内容をチェック

・ケアプランセンターとは何をするところ?
・介護支援専門員はどんな資格で、取得するにはどうしたらいいの?
・介護支援専門員はどんな仕事内容ってなに?給与や待遇面は?
今さらいけない!介護支援専門員について沖縄の状況に触れながらお伝えします。

 

ケアプランセンターとは

ケアプランセンター(居宅介護支援事業所)は、介護に関する相談窓口、ケアプランを作成する場所です。
具体的には利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、介護支援専門員(ケアマネジャー)が、利用者の心身の状況や置かれている環境に応じた介護サービスを利用するためケアプランを作成し、そのプランに基づいて適切なサービスが提供されるよう、事業者や関係機関との連絡・調整を行います。
居宅介護支援は、特定のサービスや事業者に偏ることがないよう、公正中立に行うこととされています。(厚生労働省より一部引用)

沖縄県のケアプランセンターの現状

令和2年10月1日現在493か所のケアプランセンターがあります。
https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/korei/shido/kaisei/1/jigyousyoitirann.html
沖縄県内指定介護サービス事業所数(所在市町村別 令和2年10月1日時点より)

介護支援専門員はどんな資格?

介護支援専門員(ケアマネジャー)は、介護が必要な高齢者(要介護者等)の要望、心身の状態や住環境の状況について分析し介護保険サービス利用などについて計画、提案をする専門職です。
またサービス利用について関係機関との連携を図ります。
国家資格や相談業務について一定期間(5年)経験をすることで受験資格を得て、業務に必要な専門知識や技術を研修で学びます。
研修を修了して晴れて介護支援専門員として活躍が出来ます。
参考:厚生労働省 職業情報提供サイト 介護支援専門員
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/132

介護支援専門員を取得するには?

受験資格
①介護福祉士、社会福祉士などの国家資格を取得し、5 年以上の実務経験かつ 900 日以上の従事日数を満たす者
②特定施設入居者生活介護などにて生活相談員として5 年以上の実務経験かつ 900 日以上の従事日数を満たす者
受験資格については下記のURLにてご確認ください。
受験資格一覧
https://www.okishakyo.or.jp/jinzai/files/2020/05/d0123850d718789c9011bfbe9d83d490.pdf

初任者研修から介護支援専門員までの流れ
初任者研修・実務者研修(実務3年)

介護福祉士(実務5年)

介護支援専門員実務研修受講試験

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員登録

介護支援専門員になるまでの流れ

介護支援専門員になるためには毎年1回、同日時にて都道府県別で実施しています「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格した後に、介護支援専門員実務研修を修了し(※)、各都道府県の介護支援専門員資格登録簿への登録を行い、介護支援専門員証の交付を受けなければなりません。
※沖縄県介護支援専門員実務研修受講試験について
https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/korei/kikaku/keamaneshiken.html

実務研修受講試験について

試験の内容
筆記試験にて出題方式は五肢複択方式です。5つの選択肢の中から2~3個を選択します。
出題の内容については
①介護支援分野       25問
②保健医療サービスの知識  20問
③福祉サービスの知識    15問
全60問出題されます。
解答時間は120分です。
合格基準については介護支援分野、保健医療福祉サービス分野ごとに、正答率70%を基準としています。

第23回介護支援専門員実務研修受講試験沖縄県の状況
受験者数  589人
合格者数  80人
合格率   14.3%

第23回までの合格者数
沖縄県 6,679人
(厚生労働省より引用)

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員実務研修受講試験を合格したあと、介護支援専門員として業務を行う上で必要な知識など87時間以上を受講し修了後、都道府県へ介護支援専門員登録申請をすると所在地の都道府県知事より介護支援専門員証が交付されます。
また介護支援専門員証は有効期限があります。5年ごとに更新します。更新には研修を受講して更新の手続きをします。

沖縄県の介護支援専門員についての情報
沖縄県介護支援専門員協会
https://www.okicare.jp/

介護支援専門員の仕事内容について

居宅の仕事内容(居宅ケアマネ)

自宅で生活をしている要介護者、家族からの介護に関する相談やサービス利用依頼に対して、自立した日常生活を営むことができるように支援するため訪問を行い身体の状況等を把握してケアプランを作ります。
利用や入居について介護サービス事業所、介護保険施設、その他関係者との連絡調整を行います。
職場として居宅介護支援事業所(ケアプランセンター)、介護予防支援事業所(地域包括支援センター)で勤務します(※)。

施設の仕事内容(施設ケアマネ)

施設で生活をしている入居者に対して自立した日常生活を営むことができるように支援するため、解決する点や課題について把握して施設サービス計画を作成します。
職場としては介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設、、特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム等)、認知症対応型共同生活介護で勤務します。
※居宅介護支援事業所については事業所へ就職し所属する事が多いですが介護支援専門員として起業(条件あり)することも可能です。

介護支援専門員の給与・待遇面

令和2年2月 現在の介護支援専門員の平均給与額について
・介護支援専門員 362,510円
その他職種の平均給与
・介護職員 325,550円
・看護職員 383,560円
・生活相談員・支援相談員 355,150円
看護職員よりやや低いですが介護職員より約4万、生活相談員より1万ほど高い平均給与
になっています。
※厚生労働省:介護従事者等の平均給与額の状況(月給・常勤の者、職種別)より引用

民間機関での平均給与について
沖縄県の介護支援専門員(ケアマネジャー)の給与
月給
※基本給の平均額
204,846円(月給)
1,015円(時給)
2,893,240円(年収)
※986件の給与報告、最終更新日: 2021年3月17日

介護支援専門員のキャリアアップ、スキルアップ

①主任介護支援専門員を目指す キャリアアップ

主任介護支援専門員は、介護支援専門員の実務経験として5年以上の経験と「主任介護支援専門員研修」の受講要件を満たして修了することで取得できます。
介護支援専門員への指導や保健・医療・福祉の関係者との連絡調整、地域社会に根ざした地域包括支援ケアシステムの要となる資格です。
また居宅介護支援事業所へ「主任介護支援専門員の配置」要件が加わります。
現時点では令和10年(2027年)3月まで措置延長となっています。

②業務上のスキルアップ

パソコン技能検定Ⅱ種試験
介護支援専門員の業務ではパソコンを使用する場面が多く、パソコン操作のスキルアップを図ることも大切な事と思います。そこでパソコン技能検定についてお伝えします。
パソコン技能検定Ⅱ種試験は1級から6級まであり難易度が変わります。
パソコンを使った実技試験です。この資格は公的資格になります。
1級(ビジネス上級)
2級(ビジネス中級)
3級(中学生・高校生・一般)
4級(小学生・中学生・一般)
5級(小学生・中学生・一般初心者)
6級(小学生・中学生・一般初心者)

まとめ

ケアプランセンターと介護支援専門員の資格や仕事について確認してきました。

  • ケアプランセンターは介護相談を受けケアプランを作成する場所。
  • 介護支援専門員は利用者、サービス事業所、関係機関との調整役。
  • 介護支援専門員になるには国家資格の取得、相談業務の経験が必要。
  • 介護支援専門員の給与は他の介護関連職種と比べて高い水準。

介護の専門職としてとても重要な役割を担うお仕事です。
これから需要が増える職種でもありますので、関心があるならチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ライフデザインは“福祉のプロ”として地域に根ざした支援を提供しています。
介護支援専門員、主任介護支援専門員を募集しております!

 

【募集番号0079:】ぎのわんケアプランセンター:介護支援専門員

【募集番号0078:】ぎのわんケアプランセンター:主任介護支援専門員