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スタッフに聞いた!放課後等デイサービス(児童デイ)の保育士の仕事内容と保育園勤務との違い

この記事では、放課後等デイサービスの保育士の仕事内容や保育園勤務との違いについて、実際に株式会社ライフデザインの放ディで働くスタッフさんに聞いてみた内容をまとめています。
放デイの仕事が気になる保育士さんや、資格取得を検討している人は参考にしてみてはいかがでしょうか?

なお今回は、放課後等デイサービスについて、放課後等デイサービスと児童発達支援の多機能型(通称:児童デイサービス)を想定して執筆しています。

放デイでの保育士の役割とは

放デイでの保育士の仕事内容に入る前に、まずは放デイのサービス内容や、放デイにおける保育士の役割について確認しておきましょう。

放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスは、障がいのある子どもに対し、放課後や夏休みなどの長期の休日を利用し、発達のための支援を行う施設です。
放デイには、保育士以外に、児童指導員、言語聴覚士などのリハビリテーションスタッフ、児童発達支援管理責任者などが働いています。

放課後等デイサービスでの保育士の役割

放デイでは、児童指導員または保育士の配置が人員基準で定められています。
放デイ(児童デイサービス)には、未就学児、小学生から高校生が通っており、保育士のメインの役割は、療育活動の支援と日常動作のサポートになります。

保育士と児童指導員は、放デイの支援において児童に直接関わる最前線の職種で、子どもたちにもっとも近い存在となっています。

放デイでの保育士の仕事内容

ここからは放デイでの保育士の具体的な仕事内容について、株式会社ライフデザインの放デイで働くスタッフさんの声を紹介しながら解説していきます。

放デイ保育士の仕事内容には以下のようなものがあります。

・療育(発達支援)
・日常動作のサポート
・課題づくり
・余暇活動
・事務作業
・送迎

それでは個別に仕事内容の詳細を紹介していきます。

療育(発達支援)

放デイ保育士さん「子どもたちの発達に合わせながら、制作活動、ダンスや歌、各種イベントなど、子どもたちと一緒に楽しみながら療育支援を行っています。」

療育(発達支援)は放デイで働く保育士のメインの仕事。
療育内容は、スポーツを楽しみながら行う運動療育、学習がメインの療育、就労に特化した療育など事業所によってさまざまなタイプのものがあります。

そのほかにも、外出や野外活動、クッキングや制作活動など、多種多様で楽しい療育を児童に直接支援します。

日常動作のサポート

放デイ保育士さん「身体面や精神面の発達段階をみて自立を意識しながら、トイレや遊びのサポートなど日常動作の介助や声掛けもしています。」

生活動作に支援、サポートが必要な児童に直接関わるのも保育士の仕事。
トイレや移動、遊びなどさまざまなサポートを行います。

日常動作のサポートで大切にしなくてはならないのが自立支援の視点
できないことを何でも手伝うのではなく、できるところはなるべく自立を促しながら、少しずつ成長できるように支援する必要があります。

課題づくり

児童に提供する課題、療育内容を考え、提供できるように準備するのも保育士の仕事の一つです。
他職種とも協力しながら、利用している児童に適した課題を用意します。
課題は一度用意したら終わりではなく、その時利用している児童に合わせて調整することが大切です。

余暇活動

事業所内で子どもたちと一緒に遊んだり、公園などに外出したり、外で食事したりさまざまな余暇活動も行っています。
療育活動としてだけでなく、余暇活動を提供し子どもたちと一緒に楽しむのも保育士の仕事です。

その他

放デイ保育士さん「壁面制作やカレンダー作成、個別経過記録や連絡ノートの記入、行事予定作成など事務的な仕事も結構ありますよ!」「環境整備や掃除、送迎業務も保育士の仕事です♪」

その他の仕事として、事務仕事や事業所内の環境整備、送迎業務も保育士が行っています。
送迎業務は事故の危険をともなう気をつかう仕事ですが、保護者とのやりとりができる貴重な時間で、療育状況の報告もでき、保育士は自分の仕事として考える必要があります。

放デイでの保育士の仕事は多岐にわたり、仕事を覚えるのはとても大変ですが、子どもたちと直接関わることが多く、放デイにおいてもっとも大切な仕事をしている職種であることは間違いありません。

放デイと保育園勤務 仕事内容の違いは?

保育士といえば保育園勤務のイメージがある職種で、保育園で働いている方が多いのではないでしょうか?
ここからは保育士のメインの就職先ともいっていい保育園勤務と、放課後等デイサービス勤務の仕事内容の違いを紹介していきます。

対象者の年齢が違う

放課後等デイサービスと児童発達支援の多機能型では、未就学児の支援に加えて、就学児(小学生~高校生)の支援も行います。
したがって、学習支援や就労支援など、保育園とは違った業務があります。

障がい児への専門知識は必要

放デイは障がいや発達に遅れのある児童が利用するサービスです。
知的障がい発達障がい聴覚障がいなどの知識は、保育所で働くことに比べると、とくに必要になってきます。

個別の療育がしやすい

放デイ保育士さん「保育園は集団なので、一人ひとり保育しているつもりでも行き届かないところも多いですが、私の働く放デイでは、少人数の児童に対してスタッフが多く、子ども一人ひとりに合わせて個別療育がしっかりできています。
保育園では集団で同じ遊びに取り組むことが多いですが、放デイでは一人ひとり悩みや障がいが違うので、課題や支援内容も個々に合わせて行います。

放デイでは保育所に比べると個別療育がしやすいため、一人ひとりにじっくり関わりたい保育士さんには向いている職場のようですね!

デスクワークに使える時間がある

放デイ保育士さん「放デイでは、平日の児童の利用は放課後で、午前中にデスクワークができるので、保育所に比べて持ち帰りの仕事や残業が少なく、休憩もしっかりとれています。

放デイの方がデスクワークをする時間はとりやすい傾向にあるのかもしれませんね!

放デイの保育士の仕事は、保育所とは対象者など違ったところはありますが、個別療育のしやすさやデスクワークの時間がとれるなど、メリットも多い印象です♪

まとめ

今回は放デイの保育士の仕事内容や保育園勤務との違いについて、実際に放デイで働くスタッフさんに聞いてみた内容をまとめました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 放デイにおいて保育士のメインの役割は、療育活動の支援と日常動作のサポートとなる。
  • 放デイでは、メインの仕事以外にも、課題づくり、余暇活動の提供、送迎や事務仕事など幅広く業務に携わる必要がある。
  • 放デイの仕事は保育所勤務と比べると、対象年齢が広く、障がいに関する知識もより必要となるなど大変な部分もある。
  • 放デイは個別療育のしやすさやデスクワークの時間がとりやすいなど、メリットも多い。

放課後等デイサービスは、療育から送迎まで幅広く対応が必要で、大変な部分もありますが、個別療育のしやすさなど仕事の魅力も多い職場ですね!

ライフデザインは“福祉のプロ”として地域に根差した支援を提供。
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【募集番号0047:】児童デイサービスまはろ天久:保育士