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介護の仕事、40代・50代でも転職できる?沖縄の求人状況もチェック!

40代以上で介護の仕事を志す方が増えています。
実際に介護の仕事で40代・50代でも転職ができるのか?
介護職の平均年齢は?
40代・50代でどんな職種なら転職できるのか?
について、沖縄県の現状も含めてご説明していきます。

介護職員の年齢について

介護労働者の年齢層と現状

厚生労働省の資料によると、介護職の年齢別の実態は次の通りです。
○ 介護労働者の就業形態は、非正規職員に大きく依存しています。
○ 男女別に見ると、男性については40歳未満が主流ですが、女性については40歳以上の割合が高い傾向です。
○ 介護労働者の年齢構成は、介護職員については30~49歳が主流となっていますが、訪問介護員においては60歳以上が約3割を占めております。
○ 採用の状況をみると、中途採用が84.7%となっています。

介護職年齢構成

20歳未満 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上

男性 0.9% 24.5% 34.8% 18.7% 10.7% 8.6%
女性 0.6% 9.7% 17.9% 25.0% 25.6% 19.0%
職 種
介護職員 1.2% 19.0% 24.0% 22.4% 19.7% 12.0%
訪問介護員 0.2% 4.4% 11.5% 22.9% 27.5% 31.6%

採用の状況

新規学卒 中途採用
6.8% 84.7%

厚生労働省 介護労働の現状より引用

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000071241.pdf

民間機関での介護職種別平均年齢について

介護士の平均年齢は男性39.3歳、女性41.2歳、男女平均でみると40.7歳となっています。
○介護士のとの男女比
正規職員
男性=32.6% 女性=67.4%
非正規職員
男性=14% 女性=86%

介護の事業所別と職種別に見る平均年齢

訪問ヘルパーの平均年齢・・・53.3歳
施設介護職員の平均年齢・・・49.6歳
生活相談員の平均年齢・・・・42.6歳
介護支援専門員の平均年齢・・49.1歳
サービス提供責任者の平均年齢・・・48.1歳

平均年齢について ケアジョブより引用
https://www.mjc-carejob.com/oyakudachi/post/?p=64

医療福祉関連職の平均年齢

総務省統計局の調べによりますと介護職に近い職種の平均年齢は次のとおりです。
男性平均年齢の職種
理学療法士,作業療法士  平均年齢33.3歳
看護師          平均年齢36.0歳
医師            平均年齢41.6歳
保育士           平均年齢37.0歳

女性平均年齢の職種
理学療法士・作業療法士  平均年齢33.2歳
看護師          平均年齢39.9歳
医師          平均年齢38.2歳
准看護師          平均年齢50.9歳
薬剤師(女性)        平均年齢39.5歳
保育士(保母)       平均年齢37.0歳
栄養士           平均年齢35.5歳

医療福祉職に比べて介護職は平均年齢が高いといえます。

参考資料:総務省統計局 第19章 労働・賃金
https://www.stat.go.jp/data/nihon/19.html

介護の仕事の適正年齢は40代以上?

厚生労働省、民間機関それぞれの介護職員の平均年齢は40歳以上がもっとも多い年齢層です。
職種では訪問介護員(ホームヘルパー)は53歳、施設職員は約50歳が平均年齢になっています。
介護支援専門員(ケアマネジャー)49.1歳については取得する際に実務経験年数が必要になるため取得年齢がやや高めになっています。
逆に言えば年齢に関係なく、目指せる資格でもあります。

40代・50代が目指すべき職種、転職先とは?

平均年齢から見ますと訪問介護員(ホームヘルパー)・施設職員(有料・特養など)を転職先の候補としておくことがよいでしょう。
中途採用が8割を超えることから、転職しやすい業種でもあります。
男女別では、女性は訪問介護員、男性は施設職員が比較的転職しやすいといえます。
それぞれの職場においてほしい人材でもあります。
特に訪問介護員は女性が8割強を占めています。
施設職員では男性スタッフの割合が約3割と訪問介護員に比べて2倍になります。
介護ワーカーを参照
https://kaigoworker.jp/column/215/

 

沖縄県の40代・50代の求人について

沖縄県の年齢別求人の状況について介護職求人サイトメドレーを参考に調べてみました。

求人数(令和3年5月3日現在)525件
年齢不問求人数 132件

雇用形態別数
正社員38件
契約職員46件
パート・アルバイト48件

介護サービス事業別求人数
通所介護(デイサービス)47件
訪問介護(ホームヘルパー)21件
住宅型有料老人ホーム 21件
サービス付き高齢者向け住宅 17件
介護老人保健施設 12件
グループホーム 10件
通所リハビリテーション・デイケア 6件
介護老人福祉施設(特養)3件
介護付き有料老人ホーム 2件
訪問入浴        2件
障害者支援       2件
ケアハウス(経費老人ホーム)1件

沖縄県では在宅介護サービスの通所介護(デイサービス)、訪問介護(ホームヘルパー)で年齢不問の求人数が多く、施設系介護サービスでは住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅の順で求人数があります。

ジョブメドレー

https://job-medley.com/hh/search/?utf8=%E2%9C%93&job_category_code=hh&prefecture_id=47&hw=1&feature%5B%5D=258&feature%5B%5D=258

沖縄県の医療・介護の中高年(ミドル・シニア)のための求人情報について

はた楽求人ナビという求人情報サイトは、40代、50代、60代の方向けの求人情報サービスです。。
全求人数858件(令和3年5月3日現在)で、そのうち介護職(医療介護カテゴリー)は62件です。
このような40代以上を対象とした求人サイトを利用するのもおすすめです。

はた楽求人ナビ
https://hatarakujob.com/pref_okinawa

沖縄県「40代・50代の中高年齢者」への就労支援、研修について

沖縄県では「40代・50代の中古年齢者」「ひとり親」の求職者を対象に、就職へ繋げる事前研修、職場訓練(原則3ヵ月/給与あり)を実施し、安定的な雇用を目指している制度があります。

内容については以下のとおりです。
【事前研修】 受講料無料・託児無料(研修申込時にお知らせください)
5日間/2日間基礎研修 <必須>
ビジネスマナー、コミュニケーション、ライフプランニング、パソコン等
オプション研修
基礎研修を受講後に希望者は、求職者の職業能力に応じて必要とされる研修や就職において有効となる知識や技能を習得

介護職人材育成のための資格取得のコースはこちら。
【介護職コース(週2研修週3訓練)】 介護職員初任者研修資格取得
4か月で働きながら資格取得できるコースです。
前半2ヵ月間のうち、週2日は資格取得のための研修、週3日は職場訓練を行い、後半2ヵ月間は職場訓練を行います。
職場訓練中は給与支給があり、『働きながら資格取得』ができます。
介護の人材確保のニーズは高く、人材育成と継続雇用を目指し研修を行います。

くわしい情報については下記のURLよりご確認ください。
沖縄県商工労働部雇用政策課
令和3年度 「ひとり親世帯・中高年齢者就職総合支援事業」
https://www.shigoto-support.jp/forties_fifties/

まとめ

40代・50代の介護職転職事情を確認してきました。
介護職は平均年齢も中途採用率も高く、40代・50代でも十分転職の可能性があるといえます。

この記事のまとめ

  • 介護職は他の職種に比べて平均年齢が高めである。
  • 採用についてはほとんどが中途採用。
  • 40代以上の場合目指すべき職種は女性はホームヘルパー、男性は施設職員、デイサービス。
  • 沖縄県ではデイサービス、ホームヘルパーの年齢不問求人が多い傾向。
  • 沖縄県独自による40代・50代の中高年齢者向けの就労支援を行っている。

ライフデザインでは40代・50代の転職も歓迎しています。
充実した研修制度もあるので、安心してご相談ください。

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