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介護の転職を成功させるコツ!失敗を成功に逆転させた事例紹介!

この転職は失敗?せっかく転職したのにそんなふうに感じるようになってしまうととても悲しくなってしまいますよね。
今回は、休職から復活などピンチから成功になった転職の事例についてご紹介いたします。

異業種から介護業界へ 事業所閉鎖から転職成功例。

Aさん(男性・当時30歳代後半)の例

建築関係から未経験の介護職へ転職

Aさんは建築系の仕事に約10年以上携わっていました。
そろそろ転職を考えた時に求人チラシで「デイサービス・オープニングスタッフ大募集」を見かけました。
以前から介護の仕事に興味もあり、また自身の親御さんがデイサービスの利用をしていた事があったので、オープニング求人なので応募してみようと思ったそうです。
履歴書などを準備して、連絡するとその日の内に面接。
経営者と直接面接し、当時Aさんは無資格だったため資格取得支援について求人チラシに記載があることを確認するため、質問をすると「資格支援の補助はあります」と返答がありました。
Aさんは「ぜひこちらで仕事をしたい」と経営者へ伝えました。
資格支援について質問したことを経営者から「とても前向きな質問でした」と評価され、その日に内定。
正式な内定書を送るとのことでとんとん拍子に新規オープンニングデイサービスのスタッフとして勤務することになりました。

資格を取得!慣れてきた頃にまさかの出来事が

オープンニングのため、まだ利用者がおりません。
不慣れながらも他のスタッフと共に営業活動を行い、利用者の紹介が増えてきた頃、介護職員初任者研修を受けることになりました。
介護職は初めてのAさんは戸惑いながらも他の介護職の経験あるスタッフとの業務の中で徐々に慣れ、デイサービスの利用者からも信頼をされていました。
送迎業務では地元ということもあり道路に詳しく、予想経路より15分早い安全な送迎コースを確立しました。
介護職員初任者研修を終え、さらに介護業務に魅力を感じてきた開業後2年目のある日。
経営者から「大事な話」があると伝えられました。
その日は公休だったため他のスタッフから連絡があり事業所へ出向くと「来月いっぱいで事業所を閉鎖します」とのことでした。
理由はオープン前に設備費を使い込んでしまい、今後の経営がうまくいかないとの判断でした。
しかし現状は利用者も増えていましたので、Aさんはとても残念な気持ちになりました。
事業所閉鎖までの間は、利用者の新しいデイサービスの紹介などの残務処理をしていました。

資格取得支援制度がある事業所で再起!

他のスタッフとともに次の転職先を探すことになったAさん。
この時点では、未経験からの介護職への転職は失敗だったと感じられました。
また建築系に戻ることも考えましたが、建築系は体力勝負で介護のような資格支援などもないので、再度介護職をやっていこう!と決意。
新たな決意のもと、介護職の転職活動を開始し、転職サイトへ登録しました。
登録後10日くらい経ったころ、訪問介護事業所の求人で「男性ヘルパーさん歓迎!」との内容にひかれ応募しました。
担当の面接官の対応もよく、事業所も男性ヘルパーを希望していたことからマッチングが成立して入職となりました。
転職した訪問介護事業所は障がい者の居宅介護・重度介護を行っている設立10年以上の事業所だったので、Aさんも安定したところで働けると思ったようです。

当時、転職先の障がい者担当の男性ヘルパーが退職してしまい、事業所としても男性ヘルパーに来てほしい状況でした。
また転職先の事業所は、提携している養成機関で実務者研修を受けられ、研修費用も事業所が負担でした。
将来的に介護福祉士を目指していたAさんにはとても良い転職先だったのです。
退職した男性ヘルパーもサービス提供責任者だったことから、事業所としてもAさんに将来のサービス提供責任者として期待をしていました。
Aさんは最初の事業所閉鎖から約5年後に介護福祉士を取得。
現在はサービス提供責任者兼訪問介護員として活躍しています。
今後はケアマネジャーを目指すそうです。

新卒採用から介護業界へ  1年休養後も同じ職場で活躍中!

Bさん(男性・当時20歳代前半)の例

新卒で特別養護老人ホームに就職

Bさんは大学卒業後「これからは福祉の仕事だ」と思い、改めて福祉介護の専門学校へ入学をしました。
卒業後に介護福祉士を取得し、新設の特別養護老人ホームに就職。
この老人ホームでは介護スタッフの副主任として2階入居棟の担当になりました。
新規施設のため入居者の受け入れの準備などの忙しい日々を過ごしていました。

うつ病で1年間の休職

入職後5年が経ち、Bさんは副主任から主任へ昇格。
新しいショートスティ棟も開設し、これまで以上に業務が多忙になった頃、体調が優れない日が増えていました。
ただ「業務に穴をあけてはいけない」と無理をしていましたが、ほとんど寝ることができないほどに。
同僚から「もしかしたら、精神的に疲れているのでは?」と言われたのを機に精神科を受診したところ、「うつ病」と診断されました。
施設側へそのことを伝えたところしばらくの間休むことを勧められため、約1年間休職しました。

利用者の笑顔に導かれて デイサービスの仕事で復職

Bさんは復職について「特養の1階にあるデイサービスの仕事がしたいので復職の時はデイにてお願いします」と伝えました。
復職したBさんはデイサービスの仕事、職場環境が合っていたらしく、楽しくやりがいを感じるようになりました。
復職後2年目には「Bさんにデイサービスの管理者になってほしい」と施設側から打診が。
精神的にも落ち着いていたので管理者をすることになりました。

Bさんが管理者になって以降、その地域では評判のよいデイサービスとなり、現在はデイサービス連絡協議会の委員長として活躍をしています。
休職中には「もう介護の仕事はやめよう!」と思ったこともありましたが、休職前にデイサービスの車両に乗り降りする利用者の笑顔を見た時に「復職後はデイサービスの仕事を」と強く思ったそうです。
自分の気持ちに気づいて施設側に率直に伝え、施設側も配慮してくれたことで自分らしい道を見つけることができたといえるでしょう。

訪問介護員から住宅型有料老人ホームへ。嫌がらせを乗り越え。

Cさん(女性・当時30代後半)の例

職場の雰囲気に不安を感じながら就職

Cさんは訪問介護員を約8年ほど経験し退職、半年後に転職活動を始めました。
介護職以外に事務の仕事にも興味がありましたが、一般事務は人気もあり求人数が少ない傾向のため、なかなかよい仕事がありませんでした。
そんな中、住宅型有料老人ホームの求人にハローワークを通じて応募しました。
面接の時に、働いているスタッフにあいさつをしましたが返答がなく「雰囲気がよくないのかも」とやや不安を感じたそうです。
ですが、面接を担当した施設長は明るく受け答えもはっきりした人だったので、内定後、入職の意思を伝え、住宅型有料老人ホームの2階担当の介護スタッフとして採用されました。

主任からの嫌がらせ

訪問介護員時代にはサービス提供責任者の仕事もしていましたが、施設での介護の仕事は初めて。
業美内容の理解や交代勤務に戸惑いがあったものの、何とか業務の流れをつかむことができました。

入社した半年後の4月に人事異動があり、フロア(階)、主任等の交代がありました。
新しい主任は、面接のときにCさんを無視したスタッフでした。
Cさんは嫌な予感はあったものの仕事に集中する事を意識しました。
しかしその主任から執拗(しつよう)な嫌がらせを受けることに。
無視、報告書等の書き方が良くないと他のスタッフさんと同じ内容なのに数回訂正させられるといったことが続き、Cさんはかなり精神的に参ってしまいました。
退職も考えたそうですが、ようやく仕事にも慣れ、入居者との信頼関係が出来てきたため「主任に負けてたまるか!」と気持ちを切り替え、他のスタッフとのコミュニケーションを図り仕事に取り組みました。

施設長への相談、周囲の力添えで解決

その結果、Cさんに対する主任の露骨な嫌がらせが表面化。
主任は、施設長や本社からの注意を経て、翌月には他の施設へ異動になりました。
Cさん自身、主任に何かをしたわけでもないのに嫌がらせを受けていることを施設長に相談していましたが、周りのスタッフからも施設長へ報告があったそうです。
現在Cさんは主任となって活躍をしています。
結局主任はなぜCさんへ嫌がらせをしていたのかというと、どうやら介護経験があって仕事ができ、入居者からも人気があるCさんに嫉妬していたとのことです。

まとめ

失敗したかに見えた介護の転職で、見事逆転したケースをご紹介しました。

この記事のまとめ

  • 未経験から介護職を続けるなら、資格取得制度が整った事業所で再起しよう。
  • 業務多忙で体調を崩すこともある。きちんと休職し、施設側に希望する仕事を伝えて楽しいと感じる職種で復帰を目指そう。
  • 嫌がらせや人間関係の問題は事実関係を施設長に報告。問題解決に向けて行動すれば周囲の理解も得られる。

ライフデザインは資格取得支援制度が充実。
スタッフ同士が円滑にコミュニケーションを図れるよう配慮しています。
介護のお仕事でうまくいかなかった方もぜひご相談ください。

【募集番号0076:】訪問介護あろは ぎのわん:サービス提供責任者