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介護福祉の会社の研修制度って?実務に役立つのはこんな研修です

質の高いサービスを提供している介護施設は、研修制度も充実しています。

この記事では、介護福祉の研修制度とは?実務に役立つ研修内容は?などを紹介します。

介護福祉の会社の研修制度とは?

介護福祉の仕事は、経験や資格がなくても働くことができます。
だからこそ、安心して働くためには会社の研修制度は重要ですね!
また就業後も福祉従事者としてスキルアップを目指したいですよね?

介護福祉の会社には、さまざまな教育・研修制度が用意されており、“研修制度の充実度は施設評価の大事なポイント”の一つとなっています。

一般的な研修制度・体系

ここでは、介護施設の一般的な研修制度・体系を紹介します。
介護福祉の会社における研修制度は、対象職員の経験やスキルに合わせて、

新人介護職研修⇒一般介護職研修⇒リーダー研修

このように設定されていることが多くなっています。

この中で特に研修項目が多いのは、新人介護職研修です。
新人介護職研修には、介護職未経験や資格を持たない職員も参加するため、学ぶべき内容が多岐にわたります。
また研修は施設内で行う方法と、外部で開催されている研修に参加する方法があります。

以下は各ステージで実施されることが多い研修の項目です。

新人介護職研修で学ぶ項目

新人研修でよく学ぶ項目は以下のとおりです。

・介護理念について
・会社の就業規則や倫理規定
・介護保険制度について
・基本的な身体介護技術
・認知症介護について
・高齢者に多い症状や病気
・接遇の基本

入社から3ヵ月ぐらいまでの新人社員の研修では、介護理念や一般的な介護技術など、介護従事者として最低限知っておくべき知識や技術を学びます。

新人介護職の研修は、集団で講義という形で受ける研修と、個別で先輩と一緒に業務を行いながら受ける研修があります。

一般介護職研修で学ぶ項目

一般介護職研修でよく学ぶ項目は以下のとおりです。

・障がいや疾病別の介護方法
・介護計画の作成方法
・新人教育やリーダーとしての責務について
・看取りケア
・事故防止対策、感染症対策
・ご家族とのやり取りについて

基本的な介護技術が身につき、後輩も増えてくる1~数年程度の一般、中堅介護職が受ける研修内容です。
この段階では、少しずつ指導的立場として業務を行うようになってくるため、“現場のリーダーとして働ける技術”が必要になってきます。

研修では、施設全体に関わる事故防止、感染症対策や看取りケアや、より専門的な介護技術を習得する訓練を行います。

リーダー研修で学ぶ項目

リーダー研修でよく学ぶ項目は以下のとおりです。

・施設経営や労務管理
・管理者としての役割について
・部下との接し方
・コーチングスキルアップ
・リスクマネジメント

リーダー研修の対象は、施設の管理者や各部署の責任者です。

研修内容は、施設全体の管理や部下とのコミュニケーション、コーチングスキル向上など、介護技術よりも施設全体に関わることや部下の教育についての内容増えてきます。
より高度な研修になるので、外部の研修に参加したり、講師を呼んだりすることも多くなってきます。

実務に役立つ研修内容

どの研修もとても大切ですが、ここでは実務に役立つ研修をスタッフのステージ別に紹介していきます。

新人介護職研修

基本的な身体介護技術

移動、排せつ、入浴、食事など基本的な介護技術の研修です。
介護は、未経験でも知識がなくてもできますが、介護職として働くなら“根拠に基づいたケア”が必要です。

基本的な身体介護技術の研修は、安全で自立支援を意識した適切なケアをするために、特に大切なメニューの一つです。
この研修は、講義研修、職員同士の実技研修、実際の業務をしながらの研修などさまざまな方法で行われます。

認知症介護について

介護に従事する人にとって認知症ケアは避けては通れないもの。
認知症の方のケアでは【自立支援】【心のケア】【健康管理】など特有のサポートが必要になってきます。
認知症のある方を適切に介護していくには、正しい介護方法を学ぶことが必要なのです。

認知症のケアの研修は、施設内でする場合もありますが、外部研修も多く開催されているため、外部研修を採用している事業所も少なくありません。

接遇の基本

介護福祉は、人と人とが直接関わる仕事。
利用様および家族と職員、職員同士など、人が関わらない場面がないほど接遇が重要な現場です。

介護の現場では、“支援する側とされる側”という特有の人間関係が存在し、接遇も他のそれとは少し違います。
介護の仕事についたら、介護現場における接遇を学ぶことも、良い介護職になるための大事な一歩となります。

一般介護職研修

介護計画の作成方法

介護保険の施設、事業所では、各施設で介護計画を作成し、計画を指針として介護しています。
介護計画は施設のケアマネジャーや事業所の管理者などが作成しますが、介護職員も計画作成に参加することがあります。

介護職は現場の最前線の職種で、利用者様のことを一番知るスタッフ。
中堅職員ともなると、介護計画への理解は、必要なスキルの一つです。

障がいや疾病別の介護方法

介護福祉では、パーキンソン病、脳血管疾患による半身マヒ、骨折後など、さまざまな疾病や障がいを抱える利用者様を介護します。
そして必要な介護は、疾病や障がいで大きく変わってくるものです。

中堅職員なら、“疾病や障がいに合わせた介護”は最低限必要なスキルで、一般介護職研修でよく行われるメニューの一つです。

リーダー研修

コーチングスキルアップ

介護現場におけるコーチングとは、新人や経験の浅いスタッフが、自分で行動し、その能力を最大限に発揮できるようにサポートする、コミュニケーションのスキルの一つです。

介護は一対一で行うことが多い仕事で、個人の介護スキル向上は、介護施設運営に必須の条件です。
個人の能力を最大限に発揮するためのコーチングスキルは、責任者にとってもっとも大切な要件の一つで、まず研修項目に入ってくるメニューです。

リスクマネジメント

介護事故、苦情、災害、感染症など、介護福祉にはさまざまなリスクがあります。
介護福祉においてリスクマネジメントは、事故や苦情などのリスク回避、事故等が起きてしまった場合の対応など必要不可欠です。

またリスク回避や事故が起きてしまったとき対応するのはリーダー。
リーダーにとってリスクマネジメントは、実際の現場において最低限必要なスキルで、リスクマネジメントのスキルアップ研修も必須メニューです。

まとめ

今回は介護福祉の研修制度やスタッフのステージ別で実務に役立つ研修を紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 経験がなくても働ける介護現場で安心して働くためには、研修制度は必要不可欠!
  • 新人介護職研修には、身体介護技術や認知症介護など、介護職員として最低限必要なスキルを身につけるためのメニューがある。
  • 一般介護職研修では、障がいや疾病別介護方法や介護計画についてなど、一ランク上の介護技術を学ぶ。
  • リーダー研修では、コーチングスキルやリスクマネジメントなど、施設経営に必要なスキルの習得を目指す。

介護福祉にとって研修制度は、施設運営にとっても、各スタッフのスキルアップのためにも非常に重要な要素。
特に未経験介護職の求人選びでは、研修制度の確認はとても大切です。

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