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児童発達支援管理責任者に向いているのはこんな人!沖縄の放課後等デイ(児童デイ)スタッフの声からまとめました

この記事では、放課後等デイサービスなどの児童支援施設のリーダー的存在「児童発達支援管理責任者」に向いている人について、実際に沖縄県の事業所で働くスタッフに聞いた内容をまとめています。
児発管に興味を持っている方は参考にしてみてください♪

児童発達支援管理責任者とは?

児童発達支援管理責任者とは児童福祉に関わる職種の一つで、多くの障がい児支援施設で働いています。
児童発達支援管理責任者のメインの仕事は、施設を利用している児童の支援方針ともなる個別支援計画書の作成です。
さらに保護者への相談支援、スタッフの教育など、非常に重要な役割を担っており、障がい児支援施設においてリーダー的存在の職種です。

放デイで働く児発管、前職や保有資格は?

児童発達支援管理責任者は、放課後等デイサービスにおいても職場のリーダーとして責任ある仕事をしています。
とても重要な職種だけに、資格を取得するためにはさまざまな要件があります。

児童発達支援管理責任者になるには?

児童発達支援管理責任者になるには、実務経験要件をクリアし、定められた研修を修了する必要があります。
今回は詳細を省きますが、簡単に説明すると、

・5年以上の相談支援業務
・一定の資格保有者としての実務経験5年+3年以上の相談業務
・児童発達支援管理責任者基礎研修、実践研修修了

などなかなかハードルの高い要件があります。
一定の資格や比較的長期の実務経験が必要な児発管ですが、実際にどのような経験を積み、ベースとなる資格を持っておられるのでしょうか?

現在ライフデザインで働いている児発管さんに前職や保有資格について聞いてみました。

前職について

―前職は何をされていましたか?

他法人の放課後等デイサービスや児童発達支援で働いていました。

保育園に勤務していました。

就労支援A型事業所でネット販売などをサビ管としてサポートしていました。

このほか、院内保育士や児童センターなど、さまざまな分野から児童発達支援管理責任者になられているようです。

保有資格

―保有している福祉関連の資格を教えてください。

保育士、幼稚園教諭二種免許、社会福祉主事任用です

児童指導員です。

サービス管理責任者、社会福祉主事です。

このほか、介護福祉士の資格を保有している人もあり、児童福祉分野を中心に、社会福祉、介護分野の資格など、複数の分野の資格を保有している児発管さんが多いようです。

児発管の方々は、多分野の経験、資格を取得しているようですが、ではどういった人が児発管に向いているのでしょうか?

児発管に向いている人は?

児童デイサービスまはろ宜野湾志真志で、児童発達支援管理責任者として勤務されている比嘉奈美子さんに、児発管に向いている人について聞いてみました!

―実際に児発管として働くなかで、児発管に向いていると思う人物像について教えてください。

比嘉氏「発達に遅れをもっている子どもたちは、気持ちの不安定なところがあり、癇癪を起してしまうなど大人が想像しないような行動を起こしてしまうことがあります。そういったとき、働いているスタッフも人間なので、どうしても落ち着いて対応できないこともあるのですが、どうしていいかわからず一番苦しいのは子どもです。適切な対応が難しくても、しっかりと子どもに寄り添える人は、子どもに安心感を与える存在となることができます。

―子どもに寄り添えることがもっとも大切だということがわかりました。では個別支援計画を作成するうえで、どのような視点が必要になりますか?

比嘉氏「療育や支援について、スタッフとしての意見、保護者の希望も大切ですが、その子自身の希望、子どもが感じている困りごとの解決が一番大切です。将来自立できるように、子どもの意見をしっかり反映した個別支援計画が立てられることも児発管としての必要なスキルだと思います。

―児発管は子どもへの支援だけでなく、現場のリーダーとしての役割もあると思います。責任者として必要なことはありますか?

比嘉氏「リーダーとして、現場のスタッフの意見にしっかり耳を傾けることも、とても大切なポイントだと思います。私は、常に“自分の意見は本当に正しかったのか”と思い返し、現場の意見を大切にするようにしています。そうすることでスタッフも意見が出しやすくなると思いますし、それが子どもたちの成長につながると考えるからです。

比嘉氏のお話をお聞きすると、子どもたちに対してもスタッフに対しても、寄り添う気持ちが大切だということが感じられますね。

児発管に向いている人について比嘉氏のお話をまとめると、

・子どもに寄り添い安心感を与える存在になれる人
・子どもの意見を反映した個別支援計画が立てられる人
・スタッフの意見にしっかり耳を傾けられるリーダー

が児童発達支援管理責任者に向いている人物像と言えますね!

児発管 働くためにどんな心構えが必要?

児発管に向いている人物像について説明しましたが、では児発管として働くために、どんな心構えが必要なのでしょうか?
児発管として働くための心構えについても、ライフデザインの現役児発管に聞いてみました。

―児発管の有資格者がライフデザインに入社するとしたら、どんな心構えが必要ですか?

子どもたちのことをしっかりと受け止め、保護者様にしっかりと寄り添えるという心構えが必要だと思います。また、一緒に働くスタッフに対しては、いつも感謝できる心構えも必要だと思います。

―計画作成や他機関との連携などのスキルも必要では?

スタッフや子どもたちを心から思う気持ちが私は大切だと思います。療育の仕事は、人と人が心でつながっている特殊な職務だと思っています。児発管としてのスキルや知識はもちろん大切ですが、成長期にある子どもたちや、その子どもたちと日々接しているスタッフに対しての思いやりがあれば、必要なスキルは必ずついてくると思います。

―責任ある立場であり、仕事量も多い仕事ですが、未経験でも可能ですか?

児発管の仕事は、やりがいを感じる反面、やれることへの限界を感じる場面も多く、もどかしさを感じることもあります。それでも子どもたちの未来を思う気持ちがあれば、大変な仕事もすべてやりがいに変えることができます。未経験でも他のスタッフと協力しながら成長していけるので大丈夫です。

まとめ

今回は、放課後等デイサービスなどの児童支援施設のリーダー的存在「児童発達支援管理責任者」に向いている人について、実際に沖縄県の事業所で働くスタッフに聞いた内容をまとめしました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 放課後等デイサービスで働く児童発達支援管理責任者は、放デイや児童発達支援や保育園で経験を積み、保育士や社会福祉主事、児童指導員などの資格を取得するなど、多分野の経験・資格を保有している。
  • 現役の児発管によると、子どもに寄り添える人やスタッフの意見にしっかり耳を傾けられる人が、児発管に向いているといえる。
  • 児童発達支援管理責任者として働くなら、子どもたちや保護者様にしっかり寄り添い、スタッフへも思いやりをもって引っ張っていく心構えが必要。

責任ある立場で仕事量も多い児発管ですが、実際に働いている児発管の声を聞くと、他スタッフとの協力や子どもたちへの気持ちがあれば、未経験でも挑戦できそうですね!

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