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児童発達支援管理責任者はたいへん!?沖縄の放課後等デイサービス(児童デイ)児発管の本音紹介

児童発達支援管理者の仕事は大変!?
忙しく責任のある仕事も多い児発管は大変という声をよく聞きますが、反面、児発管を目指す人が多いのも事実です。

では実際のところ児発管の仕事は大変なのでしょうか?
今回は、一般的な児発管の仕事の大変さに加えて、実際に沖縄の放デイ(児童デイ)で働く児発管の生の声を紹介します。
児発管へのキャリアアップを考えている人は参考にしてみてください。

児発管の仕事は大変か?

児童発達支援管理責任者と言えば、放課後等デイサービスや児童発達支援事業所の責任者。
児童指導員や保育士からのキャリアアップで目指す人も多い職種ですが、仕事が大変という話もよく耳にします。
実際に児発管の仕事は大変なのでしょうか?

結論から言えば、児発管の仕事は大変です。

しかし児発管の仕事は、大変さはあっても、未来のある子どもの成長に深く貢献でき、待遇も良く、向いている人には楽しさもある素晴らしい仕事です。

ここから一般的な児発管の仕事内容や、大変なところ、児発管になるメリットを解説し、最後に、現役児発管の生の声を紹介します。

児発管のおもな仕事内容

それではまず、一般的な児発管の大まかな仕事内容を解説していきます。

児発管の仕事の種類

仕事は多岐に渡りますが、一般的な仕事を大別すると以下のようになります。

・個別支援計画の作成
・本人、保護者への相談支援
・地域連携
・スタッフの教育
・その他の仕事

それでは一つひとつの仕事について簡単に説明します。

個別支援計画の作成

児童福祉施設では、児童一人ひとりに個別支援計画を作成し、それに沿ってサービスを提供します。

この個別支援計画を作成するのが、児発管のメインの仕事です。
個別支援計画を作成するためには、

1.アセスメント

2.支援内容の検討会議

3.個別支援計画の作成

4.サービスの提供

5.モニタリング

などの手順があり、このプロセスには多くの時間を費やします。

個別支援計画は、ただ作成すれば良いと言うものではなく、個々の児童に合った支援計画にするためには、このプロセスを正しく行うことがとても大切です。

本人、保護者への相談支援

児童福祉施設には、さまざまな障がいや発達の遅れがある子どもたちが利用しています。
その子どもたちと保護者のなかには、多くの悩みや問題を抱えながら生活している人も多いものです。
その悩みや問題の解決に向けて、相談支援を行うのも、児発管の役割になります。

地域連携

障がいを抱える子どもたちへの支援は、自事業所のみで解決できるものではありません。
学校、行政、相談支援事業所、医療機関、地域社会など、関わる人は意外と多いものです。
子どもたちへ切れ目のない適切な支援を行うには、関わるすべての人の連携が必要で、事業所外の機関との連携をとるのも、児発管の仕事です。

スタッフの教育

児発管には事業所のリーダーという側面もあります。
スタッフの教育や指導を行ったり、まとめ役となったりするのも、児発管の役割の一つです。

ここまで説明したのが、児発管のおもな役割になります。
それ以外にも次のような仕事も担当することが多いので、紹介しておきます。

その他の仕事

送迎業務

放課後等デイサービスや児童発達支援では、学校と事業所、ご家庭と事業所などの送迎を行っています。
送迎は多職種共同で行うため児発管が担当することも少なくありません。
また送迎を学校との連携やご家族との関わりの機会と捉え、積極的に送迎に参加している児発管も多いようです。

請求業務

請求に関わる事務作業も児発管が行うことのある仕事の一つです。

事業所の準備や清掃

事業所の準備や清掃も、送迎同様に多職種共同で行うため、児発管も行うことの多い仕事です。

療育

実際の療育の現場に入ることも児発管にとって大切。
単に人出が足りないから入る場合もありますが、療育状況の確認やスタッフの教育のために現場に入ることも大切なことです。

ここまで一般的に児発管が担当する仕事を解説しました。
ここからは児発管の仕事の大変なところを紹介していきます。

児発管の仕事 大変なのはこんなところ!

担当する仕事が多い

まず大変だと感じられるのは、担当する仕事が多いところです。
前項で説明したとおり、児発管の仕事は多岐に渡ります。
個別支援計画の作成のプロセスだけでも非常に手間がかかるのですが、その他の仕事もかなりあります。
働く事業所によっては、事務作業が追いつかず、残業を繰り返していることも多いようです。

個別支援計画の作成が大変

言うまでもありませんが、個別支援計画の作成が大変と感じている児発管も多い傾向です。
個別支援計画は支援において方針となる重要な計画書。
支援の良否は個別支援計画に掛かっていると言っても過言ではなく、正しい支援計画が作成できているか自問自答している人は少なくありません。

スタッフの指導に悩む

スタッフの教育や指導も楽な仕事ではありません。
保育士や児童指導員から児発管になったばかりのころなど、一スタッフから責任者となり、リーダーとしての役割に悩むこともどうしても起こります

クレーム対応に苦労する

クレーム対応は誰しもしたくはない仕事ですが、誰かがしなくてはならない仕事です。
リーダーである児発管はクレーム対応の担当となることも多く、この点においても大変と感じる場合があります。

児発管になるメリットはある?

仕事は多く、責任者だけに大変な役割もある児発管ですが、職に就くメリットはあるのでしょうか?

メリット①影響の大きい仕事ができる

児発管の仕事は、個別支援計画を中心に、子どもの成長に大きく影響を与えることが多いもの。
自分の努力が子どもに直結しやすいため、仕事にやりがいを感じることが増えるでしょう。

メリット②自分の理想とする支援ができる

児童福祉に携わるものなら、誰しもが自分の理想の支援があると思います。
児発管は事業所のリーダーであり、個別支援計画の作成者です。
児発管になることで、より自分の理想とする支援ができるようになるでしょう。

メリット③待遇が良くなる

児童指導員や保育士からキャリアアップすることで、給与面などの待遇は良くなることが多い傾向です。
待遇アップも児発管になるメリットのひとつですね!

大変な面もありますが、メリットも多い児発管の仕事。
実際に働いている児発管はどのように感じているのでしょうか?

最後に、放デイ(児童デイ)で働く児発管に、仕事の大変さについてインタビューした内容を紹介します。

沖縄の放デイスタッフに聞いた!実際児発管は大変!?

今回は、沖縄県の株式会社ライフデザイン・児童デイサービスまはろ伊佐で児発管として働いている、久場晶子氏にお話をお聞きしました。

久場さんの経歴

―経歴を教えてください。

はじめは、肢体不自由者の施設で生活介護をしていました。
その後、公立幼稚園の障がい児担当、私立幼稚園の預かり担当、院内保育などを経て、現在のまはろに入職しました。

まはろでは保育士として、児童指導員で働きはじめ、4年ほど前に児発管の資格をとってからは、児発管として働かせていただいています。

児発管の仕事は大変?

―久場さんは児発管として働いていて、大変だと感じることはありますか?

計画作成が大変です。
特に月によって作成時期が重なると件数が多くなるのですが、保護者様からの聞き取りなど、日程調整が難しくなります。

また事故や怪我は怖いですね。
それに私は、本当は他のスタッフと一緒に子どもたちと遊んだり、学んだりしたいのですが、事故などに注意して見守る役目があるので、そこに入れないのは寂しいところがありますね。

大変なことへの対処方法

―大変なことに対して取り組んでいることは?

帰りの送迎を利用してモニタリングを行っています。
先ほど話したように、保護者様とお話しする時間をつくるのはとても大変なので、積極的に送迎出て、子どもさんをお送りしたときに、少しお時間をもらってお話を聞かせていただいています。

また事故や怪我など、児発管だけが思っていても解決しないことは、朝礼や会議の時に、対応が統一できるように呼びかけを行い、できる限りゼロに近づけられる努力をしています。

久場氏のお話から、大変な仕事も工夫しながら乗り越え、やりがいを感じながら支援に励んでいる姿が目に浮かびました。

まとめ

今回は、一般的な児発管の仕事の大変さを解説するとともに、沖縄の現役児発管の生の声を紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 児発管は一般的に、個別支援計画作成や、クレーム対応、スタッフの教育など、とても仕事量の多い職種である。
  • 特に、個別支援計画の作成、スタッフへの指導、クレーム処理などに苦労している。
  • ライフデザインの児発管、久場氏のお話では、モニタリングの時間をつくることや、事故・怪我への対応に苦労しているとのことである。
  • 久場氏は、送迎の時間をモニタリングに活用する、朝礼や会議で呼びかけ事故やトラブルを未然に防ぐなど、大変な仕事も上手く工夫してクリアされている。

責任ある立場で仕事量も多い児発管ですが、実際に働いているスタッフの声を聞くと、大変さはありながらも、やりがいの大きい素晴らしい仕事と感じますね!

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