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就労移行支援が向いている人、向いていない人を解説!就労移行ITスクールうるまシティプラザの紹介も

障がいや難病を抱えた方の就職活動には健康管理や周りとの人間関係、スキルなどの不安や心配がつきものです。
就労移行支援ではそういった不安を解決し、就労までのサポートを行っています。
この記事では就労移行支援について紹介するとともに、どういった人に向いているか、また向いていないのはどういう人かを解説しています。

就労移行支援とは


就労移行支援とは障がいを持つ人が、一般企業で働くための支援を行う通所型施設で、以下の条件に当てはまる方が対象となります。

・65歳未満の方
・障がいや難病等がある方
・一般企業への就職を希望している方

就労移行支援では就職に必要なスキルや能力の習得をサポートし、適性に合った職場への就労を支援します。
利用期間は最長2年間で、一日あたりの利用時間は6時間程度のところが多い傾向です。

就労継続支援との違い

就労移行支援と就労継続支援はよく似た名前ですが、最終的な目標に違いがあります。
障がいを持つ人の就労をサポートする点は同じですが、就労移行支援が一般企業への就労を目指すのに対し、就労継続支援は一般企業への就労が難しい方に対して、就労場所を提供しています。

利用期間にも違いがあり、就労移行支援は数か月から数年の利用期間が決まっているのに対し、就労継続支援には利用期間の定めがありません。
また、就労移行支援の利用中には原則賃金が発生しませんが、就労継続支援では賃金や工賃が発生します。

就労継続支援A型では直接雇用の契約を結ぶため、最低賃金が保証されます。
B型は雇用契約ではなく利用者という扱いなので、賃金ではなく工賃の形で報酬が支払われます。

就労移行支援を利用するメリット

就労移行支援を利用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。

就労に必要なスキルやコミュニケーション能力の獲得

就労移行支援では数か月から2年間にわたりビジネスマナーやコミュニケーション能力、それぞれの事業所が得意としているビジネススキルに関するトレーニングを受けることができます。
就職に直結するスキルを身につけられるのは大きなメリットといえるでしょう。

自分の適性や向いている仕事を見つけられる

就労支援では障がい者支援の専門教育を受けたスタッフとともに、さまざまなトレーニングに取り組みます。
そのなかで自分でも気が付かなかった適正や強みを把握することで、より自分に合った仕事を見つけられる可能性が高まります。

生活習慣が整う

一般企業への就職を目指すうえで、毎日きちんと会社に通えるか不安に感じている方は多いものです。
障害を抱えている方のなかには生活サイクルが逆転している方も多く、改善に苦慮しているケースもみられます。

就労移行支援では一般企業よりも短い6時間を軸に、週に数回事業所に通います。
少しずつ朝型の生活に慣らしていくことで、就労へのハードルを下げられるというのもメリットのひとつです。

就労移行支援に向いている人


就労移行支援は最長2年間かけて、一般企業への就職を目指します。
どのような方が支援を受けるのに向いているのでしょうか。

働くために必要なスキルや生活習慣を身につけたい人

就労移行支援では、一般企業で働くために必要なスキルや決められたサイクルで会社に通うためのトレーニングを受けることができます。
ブランクがある方や就労経験自体がなく、いきなり一般企業で面接を受けるのは……と不安に感じている方にも向いているといえます。

自分に適した職場を見つけたい人

自分の適性や、得意・不得意を見つけるのは案外難しいものです。
就労移行支援は自分の障がいや病気とうまく付き合いつつ、自分に適した職場を見つけたいという方に向いています。

経済的にある程度の余裕がある人

就労移行支援では短くて数か月、長いと2年程度トレーニングを受けることになります。
就労継続支援と違ってその間の賃金や工賃は発生しないため、ある程度生計が安定しており、時間をかけてじっくり就職活動したいという方に向いています。

就労移行支援に向いていない人


一般企業への就職をサポートしてくれる就労移行支援ですが、すべての方におすすめできるわけではありません。
ここでは、向いていない人の条件もご紹介したいと思います。

就労に必要なスキルがある程度備わっている人

就労に必要なスキルや規則正しい生活が身についている方にとって、就労生活支援のトレーニングは物足りない可能性があります。
就労移行支援では基本的なビジネススキルの習得を目指しているため、専門的な教育を望む方ともマッチしないでしょう。

そもそも就職を希望していない人

就労移行支援は一般企業への就職を目標としています。
就職したくないが家族に言われて通ったり、毎日通う場所が欲しくて利用する人には向いていません。
本当に就労移行支援でないといけないのか、利用開始前に見学や体験などを通してよく検討することが大切です。

生活費のあてがない人

就労移行支援では賃金や工賃が支払われないため、 サービス利用期間中の生活費をどうするかという問題があります。
明日からでも働かないと生活が立ち行かないという方は、別の支援も検討するほうが良いでしょう。

賃金を受け取って働きたい場合は、就労継続支援を利用するのが一般的です。自治体や相談支援専門員に相談してみることをおすすめします。

就労移行支援ではどのような支援が受けられる?


就労移行支援事業所では具体的にどのような支援を受けられるのでしょうか。
ここでは、その一例を解説しています。

就労に必要なスキルや技能のトレーニング

就労に必要とされるビジネスマナーやソーシャルスキル、パソコン操作等のトレーニングを受けられます。
支援は個別支援計画に基づいて進められ、それぞれの特性や障がいの傾向、本人や家族の希望などに応じた支援が受けられるのが特徴です。

体調管理やメンタル面の相談

障がいや難病を抱えた方のなかには長い間就労から離れていたり、就労の経験自体がないというケースも珍しくありません。
そういった方が安心して就職活動ができるよう、専門知識を持つスタッフが相談に応じています。

就職後のサポート

障がいや難病を抱えている方の継続した就労には、解決しなくてはならないさまざまな課題があります。
就労移行支援を修了して一般企業に就職した人は、原則6カ月の職場定着支援を受けることが可能です。

仕事内容や勤務時間の調整、周りとの相互理解など、支援員が職場と利用者の仲立ちとなってサポートします。
専門家が間に入ることで、トラブルや離職を減らせるのは大きなメリットといえるでしょう。

就労移行ITスクールうるまシティプラザについて


株式会社ライフデザインでは障がいや難病を抱えている方の「自分らしく自信をもって働きたい」を叶える場として、就労移行ITスクールうるまシティプラザを開設しています。
就労移行ITにはエンジニアやデザイナーなどの経歴を持つ、専門性の高いスタッフが在籍しています。
現場の感覚を熟知しているスタッフのもと、ITやWebの初歩からじっくり学べるので、実践的なスキルが身につくのが大きなポイントです。

カリキュラムは76種類と多岐に渡っており、応用範囲の広い事務スキルや需要が急上昇している動画編集や画像加工など、適性や自分の希望に合わせてカリキュラムを選択可能。
自分の強みや適性を見つけ、安定した就労先を見つけるのに欠かせない自己分析や職業適性理解、ソーシャルスキルトレーニングにも力を入れています。

ご相談からサービス利用開始までスタッフがワンストップでサポートいたしますので、申し込み手続きが難しそうだと感じる方も安心です。
ご相談や無料体験も随時受け付けております。どうぞお気軽にご相談ください。

この記事のまとめ

  • 就労移行支援は障がいを持つ人が一般企業で働くための支援を行う通所型施設
  • 就労に必要なビジネススキルや生活リズム、就職活動の支援全般を行う
  • ある程度時間をかけて、就労支援を受けたいという人に向いている
  • 逆に生活の余裕がなかったり、より専門的なトレーニングを受けたいという人には不向きな面もある