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就労移行支援事業所を変えたいときの対処法を解説!就労移行ITスクールうるまシティプラザの紹介も

一般企業への就職を目指して就労移行支援に通いだしたが、どうしても自分に合っていない気がする。毎日通うのがつらい……そういったお悩みを抱えている人は少なくありません。
通っている就労移行支援を変更することは可能なのでしょうか?この記事では就労移行支援を変更する際の手続きや、注意したいポイントについて解説しています。

就労移行支援とは


就労移行支援とは障がいを持つ人が一般企業で働くための支援を行う通所型施設で、以下の条件に当てはまる方が対象となります。

・65歳未満の方
・障がいや難病等がある方
・一般企業への就職を希望している方

就労移行支援では就職に必要なスキルや能力の習得をサポートし、適性に合った職場への就労を支援します。
利用期間は最長2年間で、一日あたりの利用時間は6時間程度のところが多い傾向です。

就労移行支援事業所を変えることは可能?


現在通っている就労移行支援事業所が合わない、通うことが難しいという場合は、別の事業所に変えるという選択肢もあります。
ここでは就労移行支援事業所を変える際に生じるメリットやデメリットについて解説しています。

就労移行支援事業所の変更は可能

就労移行支援事業所は、所定の利用期間内ならば変更しても問題はありません
ただし利用期間はリセットされないため、新しい事業所に2年間通うことはできません。
利用期間の総合計が2年間であるという点に注意しましょう。

就労移行支援事業所を変更するメリット・デメリット

就労移行支援事業所を変更するメリットとして、より自分に合ったトレーニングや就労サポートを選択できるという点が挙げられます。
就きたい職種のイメージがはっきりしている場合、それに合ったトレーニングを受けられる事業所に移ることで、より就労の可能性が高まります。

また、新たな環境に身を置くことで、心機一転して人間関係を構築していけるというのも利点です。
ただし、コミュニケーションが苦手な方にとっては、慣れない環境に飛び込んでいくというのは大きなストレスになります。
この点に関しては、メリットにもデメリットにもなり得るといえるでしょう。

もう1点のデメリットとして挙げられるのが、トレーニング内容の質が低下する可能性があるという点です。
就労移行支援事業所の利用期間は、最長で2年間と定められています。
残り利用期間が少ない状態で事業所を移ると、トレーニングプログラムをすべて完了できないまま、期間が終了してしまう可能性もあるのです。
手続きに要する期間やトレーニングの内容なども、よく検討したうえで決断することが大切です。

就労移行支援事業所を変更する方法


就労移行支援事業所を変更するには、以下のような手続きを行う必要があります。

利用中の事業所に退所の意志を伝える

就労移行支援事業所を変更するには、自治体への届け出や支援計画の見直しが必要になります。
まず、現在通っている事業所のスタッフに退所の意志を伝えましょう。
事業所によっては、退所届などの書類提出が必要になるケースもあります。

具体的な退所手続きについては、事業所の相談支援専門員に相談することをおすすめします。

新しい事業所のサービス・料金などを確認する

新しく通いたい就労移行支援事業所の支援内容や費用について確認します。
就労移行支援の利用料は最大37,200円で、算定方法についてはどの事業所も共通です。
しかし交通費や食費、教材費などの実費は事業所によって異なります。
以下のような点を中心に、確認しておくと良いでしょう。

・毎月の負担額はどのくらいか
・送迎はあるか
・一日のトレーニング時間はどのくらいか
・どのような就労サポートが行われているか
・就職実績はあるか

事業所によっては見学や一日体験を行っているところもあります。
雰囲気や支援内容を知るのに良い機会ですので、積極的に参加することをおすすめします。

新しい事業所の空きを確認する

空き状況は就労移行支援事業所に直接問い合わせます。
人気のある事業所は空き待ちが出ていたり、希望したプログラムが受けられないこともあります。
いつからサービスを受けられるのか、しっかり確認しておきましょう。

新しい事業所の入所手続きを行う

新しい就労移行支援事業所の入所手続きを行います。
以前に利用していた事業所の退所日と、手続の進捗状況が必要になることもあります。
事前にメモしておくと良いでしょう。

入所手続きは事業所によって異なりますが、ライフデザインでは相談支援専門員が申し込みからサービス開始まで、ワンストップでサポートしています。
受給者証を受け取り、事業所と契約を結んだら利用開始です。

就労移行支援が合わない理由


就労移行支援事業所を変えたいと思う理由は人それぞれです。
新しい事業所を探すうえで、なぜ今の事業所ではだめだったのか、理由を整理しておくことが大切です。
ここでは就労移行支援が合わない理由として、よく挙げられるものを解説しています。

サービス内容が自分に合わない・不十分と感じる

就労移行支援事業所には、それぞれ得意としている分野があります。
webデザインやITスキルに力を入れているところもあれば、ビジネスマナーやソーシャルスキルトレーニングをメインで行う事業所もあります。

希望する職種と得意分野が異なる場合、ミスマッチになってしまいます。
支援方針も事業所によって異なるため、自分の希望と合わなかった場合、通い続けるのが苦痛になってしまうことも。

通勤時間を負担に感じる

就労移行支援は基本的に週4~5回通うのが一般的です。
交通量の多い道路やラッシュのなか通うのは心身の負担が大きく、継続が難しくなるケースもあります。
自分のペースで通えるところや、送迎のサポートがある事業所を選ぶようにしましょう。

スタッフや他利用者と相性が合わない

就労移行支援は、事業所によってスタッフや利用者の雰囲気が異なります。
一般企業での就労と同じように、人間関係の問題はモチベーションに大きな影響を与えます。
相談や話し合いで解決できればベストですが、どうしても合わないと感じたら事業所を変えるのもひとつの方法です。

利用料金が負担になっている

就労移行支援は一般企業への就労を最終目標とする施設です。
そのため賃金や工賃が払われることはほとんどなく、収入に応じた利用料を支払うことになります。
事業所に通っている間は収入を得られないため、その間の生活設計も含めて考えることが必要です。

就労移行ITスクールうるまシティプラザについて


株式会社ライフデザインでは障がいや難病を抱えている方の「自分らしく自信をもって働きたい」を叶える場として、就労移行ITスクールうるまシティプラザを開設しています。
就労移行ITにはエンジニアやデザイナーなどの経歴を持つ、専門性の高いスタッフが在籍しています。
現場の感覚を熟知しているスタッフのもと、ITやWebの初歩からじっくり学べるので、実践的なスキルが身につくのが大きなポイントです。

カリキュラムは76種類と多岐に渡っており、応用範囲の広い事務スキルや需要が急上昇している動画編集や画像加工など、適性や自分の希望に合わせてカリキュラムを選択可能。
就労移行ITから一般企業に就職された方の多くは、障がい者雇用枠の給与水準を大きく上回っています
安定した環境と収入を得られる企業を見つけられるというのも大きな特徴といえるでしょう。

就労移行ITスクールを運営しているライフデザインは、福祉関連の事業所を複数展開している総合企業です。
さまざまなケースを経験している専門スタッフが在籍しているので、利用者様やご家族からの相談に幅広く対応できるのもポイントです。

まとめ

現在通っている就労移行支援が合わないと感じている方、IT関連への就職を考えている方はお気軽にお問い合わせください。

この記事のまとめ

  • 就労移行支援とは障がいを持つ人が一般企業で働くための支援を行う通所型施設
  • 就労移行支援事業所が合わない場合は別の事業所に変えることもできる
  • 手続きは自治体への届け出が必要なので、相談支援専門員に相談する
  • 事業者を選ぶ際は、トレーニング内容や支援体制をよく確認することが大切