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放課後等デイサービス(児童デイ)の保護者対応はたいへん?具体的な対応方法を解説

この記事では、放課後等デイサービスで働くスタッフが気を遣う「保護者対応」について説明しています。
保護者対応が気になる方は参考にどうぞ!

保護者対応は大変?

放課後等デイサービスのスタッフに聞くと、難しいと感じる業務の一つに「保護者対応」があります。
実際に働いているスタッフからも大変だという声が聞かれ、保護者対応は難しいところもありますが、なぜ大変になってしまうのでしょうか?

今回は保護者の不満を生む理由や具体的な対応方法などを説明していきます。

保護者の不満を生む理由は?

保護者対応が大変になるのは、保護者に不満があって苦情や要望があがり、それに対応しなければならなくなることがおもな原因の一つです。
ではなにが保護者の不満を生むのでしょうか?

1.保護者との日常の連携がうまくいっていない

保護者の不満を生む大きな理由の一つに日頃の連携がうまくいっていないことが挙げられます。
保護者とは、日頃の状態を確認、放デイでの支援状況の報告など日頃からのやり取りが必要。

保護者とのやり取りは送迎時などに行いますが、日頃のコミュニケーションがとれていないと、考え方の行き違いや必要なことが伝えられていないなどの原因から、トラブルや不満に発展してしまうことがあります。

適切な支援を行うことや保護者の気持ちをくみ取る意味でも、日頃からの連携はとても大切です。

2.保護者からの要望をしっかり吸い上げられていない

支援にあたって保護者からの要望を吸い上げることはとても大切です。
支援の大まかな方針は、児童本人はもちろん、保護者の意見をしっかり聞くところから始まります。

保護者からの要望をしっかり吸い上げられていないと、支援の方針がずれてしまい、保護者の不満につながってしまう恐れがあります。

3.対象児童の状況把握が不十分

放課後等デイサービスで療育支援を行っていくにあたり、支援計画を作成します。
支援計画は対象児童に合ったサービスを、継続的に実施していくために、スタッフにとっても本人家族にとっても重要な計画となります。

支援計画を作成するには、対象児童やご家族から細かくアセスメントを行います。
アセスメントの内容は、児童やご家族の意向、児童が抱える障がい、障がいの程度、ご家族の状況など多岐にわたります。

アセスメントは、有用な支援計画を作成するためにはとても大切で、アセスメントなど児童やご家族の状況把握が不十分だと、後々苦情や不満の原因となることがあります。

4.そもそも対応が不適切

放課後等デイサービスには複数のスタッフが働いています。
一人でも対応の不適切なスタッフがいると、些細な出来事でトラブルに発展することがあります。

ご家族との密接な連携や、日頃からのコミュニケーションが十分とれていれば、苦情やトラブルに発展しにくく、保護者対応も大変になりにくいようですね!

では具体的にどのようなことに気をつけ、どう対応すればよいのでしょうか?
事項では保護者との連携で大切なことや具体的対応方法を説明していきます。

保護者との連携で大切なこと!具体的な対応は?

気持ちのよいあいさつをする

基本中の基本ですが、あいさつをしっかり行うことはとても大切。
送迎時や忙しくて手が離せないこともあるかもしれませんが、顔を向けてお辞儀をするだけでもよいので、ご家族へのあいさつは特に大切にしたいポイントです。

保護者の話をよく聞くこと

福祉の仕事に共通するポイントですが、相手の話を「傾聴する」ことがとても大事です。
支援を受ける児童、保護者は何らかの悩みを抱えサービスを利用しています。
その気持ちをくみ取って、保護者の話をよく聞くようにしましょう。

放課後等デイサービスでは、どうしても伝えないといけないことが多く、スタッフ側からの話しかけが多くなってしまいがちなので、「聞くことが大事!」と常に意識して保護者の方と接するようにしましょう。

送迎の際にデイでの様子を伝える

日頃の関わりの中でもっとも保護者とコミュニケーションがとれるチャンスが送迎のときです。
次の送迎があるためどうしても焦ってしまいがちですが、保護者への報告や相談はとても大切。
一つでもよいので、デイでの様子を保護者にお伝えしましょう。

また忙しいと忘れがちになってしまうので、できれば送迎前に保護者に伝えたい内容をメモするなどしておくとよいですね!

連絡ノートを活用する

保護者との連携のために連絡ノートを活用している事業所も多いのではないでしょうか?
連絡ノートは保護者との大事なコミュニケーションツール。

連絡ノートに書くべきこと、送迎時に伝えること、電話で連絡することなど、伝える方法をある程度決めておき、連絡ノートには必要なことを手間なく書けるようにしておきましょう。

情報発信を積極的に行う

情報発信は保護者とのコミュニケーションという意味でも大切。情報発信には、

・定期的にお便りを発行する
・ブログやSNSを活用する

などたくさんの方法があります。

デイの様子などを日頃から情報発信できていれば、保護者は支援内容の理解がしすく、対応方法の食い違いなども起きにくくなり、コミュニケーションがスムースになります。
情報発信は積極的に行うとよいでしょう!

アセスメントをしっかり行う

支援計画や提供するプログラムを用意するにあたり、対象児童のアセスメントは特に重要。
アセスメントが不十分だと、児童に適切な対応ができなくなります。
アセスメントをしっかり行うには、

・アセスメント方法を学ぶ
・アセスメントツールを活用する
・アセスメントしながら足らない部分を補強していく

などの方法があります。
はじめからうまくいかなくても、しっかり学びながら、アセスメントを継続していけば、必ず正しいアセスメントが行えるようになります。

これまで説明した保護者との連携やコミュニケーション方法については、放デイの各事業所でしっかり工夫して用意していると思いますし、説明した対応はなにも特別なことではなく、放デイとしては普段からやっている内容です。

放デイに就職後は、経験の多い先輩や上司の指導を受けながら、少しずつ学んでいけるので、肩肘を張らずにゆっくり慣れていけば大丈夫です!

まとめ

今回は放課後等デイサービスでの保護者対応について、不満を生む理由や対応方法などを紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 放課後等デイサービスで保護者の不満を生むのには、保護者との日常の連携がうまくいっていない、要望がしっかり吸い上げられていないなどの理由がある。
  • 保護者との連携の具体的な対応としては、気持ちのよいあいさつや、話をよく聞くことが大切。
  • そのほか、連絡ノートの活用や情報発信なども必要である。
  • 支援にあたってはアセスメントがとても大切で、正しいアセスメントを行うことで、適切なサービスも可能となる。

放課後等デイサービスでは、対応方法を工夫すれば保護者対応も怖くはないですね!

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