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放課後等デイサービス(児童デイ)の関係機関とは?児童発達支援管理責任者は誰とどんな調整をする?

放課後等デイサービスの児童発達支援管理責任者の重要な仕事のひとつに「関係機関との連絡・調整」があります。
具体的にはどんな機関とどのような連絡・調整を行うのでしょうか。
一般的な業務をご紹介した上で、沖縄の事業者・株式会社ライフデザインの児発管に実際のお仕事内容について聞いてみました。
児発管の業務について知りたい方、児発管として働こうか迷っている方などはぜひ参考にしてください。

児童発達支援管理責任者(児発管)とは?

どのような仕事をする人?

児発管は、放課後等デイサービス(放デイ)などの子どもの支援を行う施設で働く職種。
個別支援計画の作成をメインに、スタッフの教育や関連機関との連絡調整など、事業所の運営に欠かせない仕事を行います。

仕事内容

児発管の業務内容は働く場所によって若干違いますが、柱となるのは以下の4つです。

個別支援計画の作成
利用者・保護者との相談支援
スタッフの教育、指導

個別支援計画の作成、運用

児発管のメインの業務は個別支援計画の作成、運用です。
放デイなどでの療育支援は、基本的に一人一人に合わせた療育計画を中心に行われます。
児発管には療育の方針となる計画を作成し、継続運用していく最重要の役割があります。

利用者・保護者との相談支援

利用者の困りごとやサービスに関する相談を受けるのも児発管の大切な仕事の一つ。
利用者や保護者がサービスを利用するとき、事業所のなかでまず相談にのるのが児発管の役割です。

またサービスを利用した後も、児発管は継続的に利用や生活について相談支援を行います。
児発管は、児童の療育を行う事業所において、利用している児童や保護者に一番近い存在になっています。

スタッフの教育、指導

サービスの提供に関してスタッフへの教育や指導を行うのも児発管の仕事です。
そのため児発管には、計画作成の知識だけでなく、障がいや療育方法の知識、リーダーとしての資質などが必要です。

他機関との連携、調整

外部機関との連携や調整も児発管の仕事です。
療育支援を行う事業所にとって、利用者の生活全体を考えてサービスを提供することは、とても大切な視点です。
生活全体をみるためには関係機関との連携は必須で、この連携も児発管の大切な役割の一つです。

働く場所

児発管のおもな就業先は以下のとおりです。

・放課後等デイサービス
・児童発達支援事業所
・障がい児入所施設
・保育所等訪問支援

児発管は、多くの児童支援施設で活躍できる職種です。

放デイでの児発管 具体的な業務は?

ここからは放デイでの児発管の、具体的な業務の内容について解説します。

おもな仕事内容

まずはメインとなる仕事内容を紹介します。

・個別支援計画の作成、運用
・利用者、保護者との相談支援
・スタッフの育成、指導
・他機関との連携、調整

おもな仕事内容は前項で述べたとおりで、どの児童発達支援施設で働いても、大きく変わることはありません。

その他の仕事

メインの仕事以外にも、各事業所ごとにさまざまな役割があります。
ここからは放デイでのその他の仕事について紹介していきます。

・療育プログラムづくり
・送迎
・療育支援
・利用準備、後片付け
・サービス提供記録

放デイで行う療育のプログラム作成は、他職種協働で行いますが、児発管が中心になって取り組むことも多いです。
また療育プログラムを作成するだけでなく、実際の療育支援にも参加したり、実務をとおして現場スタッフに指導したりもします。

さらにサービスを提供するフロアの準備、後片付けなども、放課後等デイサービスでは他職種と協働で行います。
事業所によっては送迎に参加することもありますね!

このように放デイにおいて児発管は、療育計画の作成や他機関との連携など一般的な業務だけでなく、直接的な療育支援など仕事は多岐にわたります。

放デイ児発管 関係機関との連携、調整

ここからは放デイで児発管が行う、対象関連機関の種類やそれぞれとの連携内容を解説します。

放デイに関連する機関は以下のとおりです。

・学校、教育機関
・保育園、幼稚園
・相談支援事業所
・行政機関
・医療機関

それでは各関連機関との連携内容について紹介していきます。

学校、教育機関

放デイと学校などの教育機関の連携は、障がい児の療育にとって非常に重要なポイントとなります。

学校での学習状況を確認すれば、放デイでの療育支援の内容に生かすことができますし、放デイでの療育内容や把握している障がいの状況などを学校等へ情報提供できれば、学校も安心して教育を提供できます。

お互いの状況について情報交換するには、放デイ側では、児発管の果たす役割がとても大切です。

保育園、幼稚園

保育園、幼稚園も学校と同様とても大切な連携先の一つです。
連携の内容も学校と同じく、放デイでの療育内容や活動状況、障がいの状態や友達との関係など放デイでの様子を保育園、幼稚園に伝えます。

保育園、幼稚園での様子も確認できれば、その後の療育支援にもプラスになるでしょう。

相談支援事業所

基本的に放デイなどの障がい福祉サービスは、相談支援事業所で個別支援計画を作成してもらい、それをもとにサービスを利用します。

放デイを利用している児童は、他のサービスも利用していることがあるため、相談支援専門員は、児童の生活全体をみてサービス調整を行っており、各サービスの状況把握は必須です。
放デイは、担当の相談支援専門員に、サービスの利用状況を報告する必要があり、その連絡調整も児発管の仕事です。

他のサービス事業所

放デイを利用している子どもたちは、前述したとおり放デイ以外にも複数の障がいサービスを利用していることがあります。
他のサービス事業所との連携は相談支援事業所をとおして行うことが多いですが、場合によって直接やり取りすることもあります。

また直接ではなくても、情報提供書を作成し相互の情報交換を行うこともあり、それも児発管が行います。

医療機関

放デイでは、多くはないですが、絶えず医学的管理が必要など、重度の心身障がいを抱えている児童も利用しています。
重症心身障がい児が安全で安心して利用できるように、医療機関との連携もとても大切です。

企業や官公庁等

放デイのなかには就職に向けての支援を行っている事業所もあります。
このような事業所では、利用児童の就職に向けて、就職予定の企業や官公庁等との連携も必要で、その連絡調整や相談援助も児発管が中心となって行います。

このように放デイでは、利用児童が安心して療育できより質の高い生活が送れるように、さまざまな関係機関と連携を行っており、児発管は連携の要としての大切な役割を担っています。

ライフデザインにおける児発管の仕事・関係機関との連携

 

ここまでは一般的な児童発達支援管理責任者の仕事内容や関係機関との連携について解説してきました。
ここからは、ライフデザインにおける児童発達支援管理責任者の具体的な仕事内容や関係機関との連携について紹介していきます。

まずは児童デイサービスまはろの児発管、比嘉奈美子氏に実際の業務や他機関連携についてお話いただきました。

仕事内容について

―ライフデザインでの児発管の仕事内容について教えてください。

比嘉氏「メインの仕事は個別支援計画の作成です。個別支援計画は利用している子どもさんの療育についての計画で、計画作成にかかる業務はたくさんあります

比嘉氏「計画作成に関連した仕事としては、まずアセスメントがあります。アセスメントは利用契約と同時に行います。利用契約でご本人と保護者様とお会いしたときに、必要な情報収集を行い、それをもとに計画を作成します。計画作成後も、モニタリング会議やモニタリング記録の作成など、計画作成にかかる仕事はとても多いんです

―そのほか計画作成以外の仕事もありますか?

比嘉氏「保護者様への相談支援やスタッフの人材育成、療育への参加、送迎など仕事内容は多岐に渡ります。仕事は忙しい時もありますが、仲の良いスタッフと協力して、楽しみながら業務に励んでおり、基本的に残業もありません

ライフデザインの児発管は、仕事内容は多岐にわたりますが、スタッフと協力して勤務時間内で充実した仕事をされているようです。ま
た残業もなく、ワークライフバランスに優れ、働くスタッフは公私ともに充実した生活を送られている様子が感じ取れます。

関係機関との連携について

―関連機関との連携について、このような機関との連携業務がありますか?

比嘉氏「関わりがあるのは、学校の先生、医療機関、担当の相談支援員さん、市町村役場の児童家庭課、障害福祉課などの公的機関あたりが多いですね」

―連携はどのような方法でされるのですか?

比嘉氏「いろいろな方法があります。基本的には電話での連携が多いのですが、場合によっては、学校に出向いて相談したり、会議を開催したり、参加したりとその時に応じた形で連携をとっています。」

―どのような内容について連携するのですか?

比嘉氏「子どもたちの担当の相談支援員さんとは、日頃から電話などで支援状況のやり取りを行っています。また個別支援計画の見直しの時などは、モニタリング会議に参加して、子どもの情報共有や支援内容の相談なども行っています

比嘉氏「そのほかにも、例えば、学校で何かトラブルや困ったことがあったときは、先生からご連絡があって、私が学校に出向いて、学校の先生と状況を共有しあったり、支援方法のすり合わせを行なったりすることがあります

比嘉氏「また療育中には、ご利用されているお子様が怪我をしてしまったり、体調が悪くなったりすることがあります。そういったときは、私たち児発管が病院と連携をとって、医療機関まで行き、実際に診療に立ち会うこともありますね。

比嘉氏「さらに、過去にあったのですが、トラブルなどで問題が大きくなったときは、学校長や担任、児童家庭課、障害福祉課、児童相談所など多くの関係者が集まり大きな会議が開かれ、事業所として私が参加したこともありました。

―比嘉さんのお話で、どんな機関と実際にどのような連携が行われているかなど、連携状況がよく分かりました。ではまはろさんならではの、連携の工夫や、やりやすさなどがもしあれば紹介をお願いします。

比嘉氏「個人的にですが、学校の先生などはとても協力的で、私たちが忙しいことも十分理解していただいており、連携を取るべき必要な事案をしっかり選んで連絡いただいているところがあり、とても助かっている部分はあります

比嘉氏「また、大きな事案でなければ、送迎で学校に出向いたときに密に連携を取り合うように心がけています。“まはろではこのような感じで療育していますが、学校の様子はどうですか?”などこちらから聞いていけば、意外と知らなかったことなどいろいろな話が出てきたりするので、送迎をうまく活用して連携をとっています。

ライフデザインでは、関係機関との関係性も良好で、他事業所とも協力しながらうまく連携をとられているようですね!

対象の子どもに将来を見据えた適切な支援を行うためには、関係する機関が同じ目標に向かって、協力し合いながらサービスを提供する必要があります。
そういった意味でも、放デイのようなサービス事業所にとって、関係機関との連携はとても大切で、ライフデザインの例のように、児発管はさまざまな工夫を凝らしながら、よりスムースな連携に努める必要があります。

ライフデザインで働く魅力とは

最後にライフデザインで働く魅力について紹介します。

キャリア支援

ライフデザインは、児童デイサービスや児童発達支援、訪問介護事業など、幅広く事業を展開。
グループ内で多くの経験を積むことができ、福祉サービスのプロとして、自分に合ったキャリアプランを描くことができます。

資格取得支援

福祉の仕事には多種多様な資格があり、キャリアアップを目指すなら、資格取得は必須です。
ライフデザインでは、各種資格試験の受験料を会社が全額負担。
資格を取得することで、仕事のやりがいが増し、収入アップも目指せます。

充実した研修制度

ライフデザインは研修制度も充実。
入社後は職種に合わせて、事業所内外のさまざまな研修に参加することができます。
また研修受講費用は会社が全額負担。
スタッフのスキルアップを強力にバックアップしてくれます。

専門家監修のプログラム

ライフデザインでは、やる気スイッチグループ監修スポーツプログラムやSSTなど、各種専門家監修プログラムを積極的に取り入れています。
療育支援を行うなかで、豊富な専門プログラムを学ぶことができ、第一線で活躍できる専門的な知識や手法を習得することができます。

グループ内で研修、異動も可能

いろいろなことにチャレンジできるのもライフデザインの魅力。
グループ内に複数の事業を運営しているから、自分の希望に合わせた職種を目指し、社内異動も可能です。
グループ内他事業所への研修も可能で、自分に合った仕事&職種探しもできます!

働きやすい環境

ライフデザインは、ワークライフバランスを重視。
オンオフの切り替えがしやすく、仕事もプライベートも充実します。

全事業、職種で残業なし

ライフデザインでは、全事業全職種で残業をなくすため、業務の効率化を推進。
スタッフも協力して全員が定時で退勤しています。
また有給取得率は100%を達成。
全職種が有給休暇はその年のうちに消化しています。

職種に合わせた働き方も可能

ライフデザインにはさまざまな職種のスタッフが働いています。
それぞれの職種に合わせて、リモートワークから短時間勤務まで、スタッフの生活に合わせた仕事ができるよう環境を整備しています。

お互いが助け合い、時には見守ってくれる仲間たち

スタッフの人間関係は、働きやすい職場の条件の一つ。
明るく協力的な職場は、働きやすく、利用する子どもたちにも良い影響を与えます。
ライフデザインでは、スタッフの交流も大切にしており、交流会費用は会社が全額負担しています。

ライフデザインは、職員支援やキャリア支援が充実しており、児発管をはじめ、スキルや知識を持った職種がどんどん育っていますね!

まとめ

今回は児発管の仕事内容、放デイの関係機関との連携や調整について紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • おもな仕事内容は、療育計画の作成ほか、利用者・保護者の相談支援や他機関との連携。
  • 放デイでは、おもな仕事以外に、療育プログラムの作成、現場での療育支援、送迎などその仕事内容は多岐にわたり、とても重要な役割を担っている。
  • 学校教育機関、相談支援事業所、医療機関、企業や官公庁など、多くの関係機関との連携業務がある。

児発管は、計画の作成のほかにも、関係機関との連携など大切な仕事があり、とてもやりがいのある素晴らしい職種ですね!

ライフデザインは“福祉のプロ”として地域に根差した支援を提供。
資格取得支援制度や研修制度が充実しキャリアアップも可能!
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【募集番号0046:】児童デイサービスまはろ天久:児童発達支援管理責任者