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新卒で福祉の仕事はできる?おすすめの就活方法はコレ!沖縄の福祉就活事情も紹介
新卒で働きやすい職種や、福祉の仕事の就活、沖縄の就活事情について紹介しています。
新卒で福祉の仕事への就職を視野に入れている方は参考にどうぞ!
目次
新卒で福祉の仕事はアリか?
新卒で福祉業界に飛び込む人が増えてきていますが、実際新卒で福祉の仕事はアリなのでしょうか?
ここでは、新卒で福祉の仕事に就くメリットを紹介します。
新卒で福祉のメリット①「キャリアアップを目指しやすい」
さまざまな職種へのキャリアアップ
福祉の仕事はとにかく職種が豊富。
例えば高齢者福祉なら、
・介護福祉士
・ケアマネジャー
・生活相談員
・福祉用具専門相談員
障がい者・児福祉なら、
・児童発達支援管理責任者
・生活支援員
・相談支援専門員
などとにかく豊富で、実務経験や資格取得によって、職種によるキャリアアップを目指すことができます。
豊富な事業所でキャリアアップ
また福祉事業所の種類が豊富なところもメリットの一つ。
高齢者介護なら、
・グループホーム
・デイサービス
・ヘルパー事業所
・福祉用具貸与事業所
障がい者、障がい児福祉でも、
・児童発達支援施設
・居宅介護(ホームヘルプ)
・就労移行支援
など、とにかく豊富で、自分に合った就職先を見つけやすかったり、キャリアアップ先が豊富だったりするところも福祉事業の強みとなっています。
新卒で福祉のメリット②「多くの専門資格を取得できる」
新卒で福祉の仕事に就くメリットの二つめは、多くの専門資格を取得できることです。
前述したとおり福祉はとても資格の多い業種ですが、取得するのに実務経験が必要な資格も少なくありません。
取得に必要な実務経験の例を挙げると、
・児童発達支援管理責任者→5~10年
・相談支援専門員→5~10年
とかなり長期間の経験が必要なので、早いうちに資格を取得するなら新卒からの就業がおすすめですね!
また社会福祉士など、大学卒と高校卒で必要な実務経験の年数が違う資格もあります。
新卒で福祉のメリット③「複数の事業所を経験できる」
福祉の事業所では複数の福祉事業を展開している会社があります。
例えば、
・居宅介護支援事業所
・放課後等デイサービス
・児童発達支援事業
このように、高齢者の福祉事業から児童福祉まで幅広く事業を展開しています。
複数の事業を行っている事業所では、事業所内異動を積極的に行っている場合もあり、幅広く
経験を積むことができるのも福祉事業のメリットです。
新卒でチャレンジしやすい職種!
それでは新卒でチャレンジしやすい職種とキャリアパス例を紹介します。
新卒におすすめの職種
入所施設の介護職員
まず福祉系大卒でもなく無資格の状態で、高齢者福祉の分野に飛び込むなら、入所施設の介護職員がおすすめ!
資格がなくても就業できますし、入所施設には比較的介護度の高い利用者が多く、従業員も比較的多いので、介護の経験を積むには最適。
また、初任者研修や実務者研修、介護福祉士などキャリアアップの資格も多いのも魅力の一つです。
児童指導員
福祉系、教育系大学卒や養成校卒業、教員や社会福祉士資格取得者で、障がい児福祉の仕事に興味があるなら児童指導員がおすすめ!
上記のような大卒、資格取得者なら児童指導員の任用資格が得られますし、障がい児福祉の現場で基本から学ぶには最適です。
また児童指導員から上位資格などキャリアアップを目指す人が多いのも魅力ですね!
社会福祉士
社会福祉士の資格取得者なら、社会福祉士としての就業がおすすめ!
社会福祉は専門性の高い職種。
就職先が多く将来性も考えると、新卒から社会福祉士は選択肢の一つです。
おすすめ職種のキャリアパス例
それでは上記おすすめ職種のキャリアパスの一例を紹介します。
入所施設介護職員からのキャリアパス
児童指導員からのキャリアパス
社会福祉士からのキャリアパス
などさまざまな分野で必要とされている職種です。
上記のように病院や社会福祉法人などで専門的な知識を身につけたあと、行政機関に入職する人もありますが、病院のみ、児童福祉のみなど、一定専門分野を特化して磨いていく社会福祉士もいます。
社会福祉士からの道筋は特に多く、自分に合ったキャリアを目指すとよいでしょう。
福祉の仕事の就活方法
それではここで就活の進め方やポイントを紹介します。
福祉の仕事就活の進め方
福祉系の就活のスケジュールは、大まかに、
のような流れになります。
就職活動は早ければ早いほど良いのですが、大学なら3年、専門や短大なら1年から意識し始めるのが一般的です。
就活のポイント!
実習やインターンシップ、説明会は早めに参加
介護施設の選考開始は、だいたい7月ごろが一般的。
実習やインターンシップには早めに参加し、7月には志望施設は決めておきましょう!
合同説明会がおすすめ!
複数の施設が集まる合同説明会にはぜひ参加しましょう。
施設に勤務している人から直接話を聞ける機会でもありますし、複数の施設を比較することもできます。
沖縄の福祉の就活事情
最後に沖縄県の現在の就活事情を少し紹介します。
合同説明会やセミナーが延期・中止
新型コロナウイルスの流行にともない、各種合同説明会や就活セミナーの延期や中止が相次いています。
新卒の就活には少し厳しい面はありますが、各自の積極的な就活が重要な時期になっていますね!
オンライン就活、リアル会場での最終面接
同様に、コロナウイルスの影響で、オンライン就活が中心となっており、面接なども直接行わないことが出てきています。
リアル会場での面接は最終面接のみとなってしまい、緊張してしまう就活生もある様子。
しっかりと事前対策を練って面接に向かいましょう!
沖縄労働市場の動き
【就業地別有効・新規・正社員求人倍率】
(倍)
有効求人倍率 | 新規求人倍率 | 正社員有効求人倍率 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
沖縄 | 全国 | 沖縄 | 全国 | 沖縄 | 全国 | |
2年3月 | 1.13 | 1.40 | 1.77 | 2.24 | 0.58 | 1.02 |
3年2月 | 0.75 | 1.09 | 1.30 | 1.88 | 0.45 | 0.87 |
3年3月 | 076 | 110 | 1.51 | 1.99 | 0.44 | 0.85 |
【参考:沖縄労働局 労働市場の動き(令和3年3月)】
沖縄県の雇用状況は、コロナウイルスの影響もあり、求人に対し求職の超過が続き、厳しい状況が継続しています。
求人倍率は前月とほぼ同水準。前年と比べるとかなり落ち込んでいるのがわかります。
また全国平均と比べても全体的に倍率が低い点も知っておきたいですね。
まとめ
今回は新卒で働きやすい職種や、福祉の仕事の就活、沖縄の就活事情を紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。
この記事のまとめ
- 新卒で福祉の仕事は、キャリアアップや専門資格の取得が目指せるなど、さまざまなメリットがある。
- 新卒におすすめの福祉の職種は、入所施設の介護職、児童指導員、社会福祉士!
- 就活では合同説明会がおすすめだが、最近はコロナウイルスの影響もあり、中止や延期も多い。
コロナウイルスの影響で新卒の就職も大変ですが、早めからしっかり準備して、充実した就活を行いましょう!
ライフデザインは“福祉のプロ”として地域に根差した支援を提供。
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