沖縄県 障がい児の現状

障がい児の現状

沖縄県の障がい児支援には、市町村の規模によって整備状況に差がある、関係機関で引継ぎの連携が不十分であるなどの課題があり、沖縄県は早期支援体制の構築や連携機関の充実に取り組んでいます。
以下は、障がい児サービスの利用者数が今後どのように推移するか示した表です。

サービス種別	令和3年 利用数（見込み）	令和4年 利用数（見込み）	令和5年 利用数（見込み）
児童発達支援	2,091人	2,218人	2,347人
放課後等デイサービス	6,053人	6,637人	7,287人
短期入所（福祉型）	749人	775人	803人
障がい児相談支援	2,009人	2,193人	2,375人

※単位：一月当たりの利用人数

「参考：令和２年度第２回沖縄県障害者施策推進協議会資料」

今後、障がい児支援体制の充実によりサービスの量や利用者数は増加し、サービスに従事するスタッフの需要も高まっていくと予想されます。
それではこれから、障害児福祉サービスの仕事内容や給与水準について、種類別に紹介していきます。

児童指導員

児童指導員とは

児童指導員とは、障害のある児童の日常生活の支援や訓練をする仕事です。
児童指導員は、障害のある子供に直接援助する最前線の仕事で、障がい児福祉では、重要な役割を担います。

指導指導員 必要な資格

児童指導員任用資格が必要です。
児童指導員任用資格を取得するには、

などの条件のうち、いずれかを満たす必要があります。

児童指導員 主な就職先と仕事の内容

児童発達支援施設

児童発達支援施設は、未就学の障がい児が、機能訓練や学習をする通所施設です。
児童発達支援施設での児童指導員の仕事内容は以下の通り。

児童発達支援施設は、直接援助に加えて、計画作成や他事業所との連携など、仕事内容が多岐にわたるやりがいのある就業先です。

障がい児入所施設

障がい児の入所施設。
日常生活の介護に加えて、自活に必要な知識や技能の習得支援を行う施設です。
児童指導員の具体的な仕事内容は以下の通りです。

障がい児入所施設では、入浴、排泄など日常生活の介護が中心です。
その他、関連機関との連携や計画作成補助なども行います。

放課後等デイサービス

放課後等デイサービスは、6～18歳までの障害や発達に特性がある児童が対象で、放課後や長期の休みなどに、生活指導や仕事に行っている家族のサポートを行う事業所です。
児童指導員の主な仕事は次の通りです。

児童指導員の役割は、一緒に勉強したり、遊んだりしながら、動作訓練や集団生活の適応訓練などをすることです。

沖縄県の児童指導員 給与の目安

【正職員など月給の場合】	131,000円～300,000円
【パートタイム 時間給の場合】	800円～1,600円

児童指導員の就職先はとても豊富で、上記のような様々な施設で求人を募集しており、自分に合った職場が選べる職種です。

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保育士

保育士とは

保育士は、保育園や幼稚園のイメージが強いですが、障害児保育においても重要な役割を担い、あらゆる施設で活躍しています。

保育士 必要な資格

保育士になるには保育士の資格が必要。
資格を取得するには以下のような条件があります。

保育士の主な就業先と仕事内容

児童発達支援センター

児童発達支援センターは、障害を持つ未就学の子供を対象に、日常生活動作や集団生活の適応訓練を行う施設です。
児童発達支援センターでの保育士の役割は以下の通りです。

児童発達支援センターでの保育士の役割は、一般的な保育業務がメインとなります。

放課後等デイサービス

放課後等デイサービスでの保育士の役割は以下の通りです。

放課後デイサービスでは、障がいのある子供たちと、ともに遊んだり学んだりするのが、保育士の主な仕事です。

沖縄県の保育士 給与の目安

【正職員など月給の場合】	180,000円～260,000円
【パートタイム 時間給の場合】	求人なし

沖縄県では障害分野でも保育士の求人が多数あり、需要の多い職種の一つとなっています。

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児童発達支援管理責任者

児童発達支援管理責任者とは

児童発達支援管理責任者とは、児童発達支援施設のリーダー的存在。
利用者様の支援の管理や現場職員の指導を行う仕事です。

児童発達支援管理責任者に必要な資格

従事するには児童発達支援管理責任者の資格が必要。
資格を取得するには、障がい児施設や医療機関、教育機関などで一定の実務経験を経て、児童発達支援管理責任者基礎研修及び実践研修の受講が必要です。

児童発達支援管理責任者 就業先と仕事内容

児童発達支援センター

児童発達支援センターでは、児童発達支援管理責任者は、業務に支障がなければ他の職種との兼務が可能なので、基本動作の指導や送迎など現場業務も兼務することがあります。

放課後等デイサービス

放課後等デイサービスでは、管理者との兼務が可能なので、全体の管理業務の仕事もする場合があります。

障がい児入所施設

児童発達支援管理責任者の役割は、施設によって若干違いはありますが、個別支援計画の作成を中心に、利用者様のサービス全体の管理、スタッフの教育指導など、サービス責任者という立ち位置は大きく変わることはありません。

沖縄県の児童発達支援管理責任者 給与の目安

【正職員など月給の場合】	200,000円～300,000円
【パートタイム 時間給の場合】	求人なし

沖縄県では責任者にもかかわらず求人数は比較的多め。
給与待遇もよく、経験豊富で優秀な人材が求められている職種です。

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理学療法士・作業療法士

理学療法士・作業療法士とは

理学療法士・作業療法士とは、障害を持つ方が、身体機能の回復や生活動作の改善ができるように訓練を行うリハビリテーションの専門職。
障がい児福祉の分野でも、機能回復の訓練などで重要な役割のある職種です。

理学療法士・作業療法士に必要な資格

理学療法士、及び作業療法士の資格が必要です。
どちらの職種も、

が必要になります。

理学療法士・作業療法士の主な就業先と仕事内容

障がい児分野での主な就業先と具体的な仕事内容を紹介します。
障がい児入所施設

生活施設のリハビリ職の役割は、基本的には機能訓練がメインですが、食事支援など現場の介助の仕事をサポート、指導をすることもあります。

放課後等デイサービスなど通所施設

通所系施設でのリハビリ職の役割は、機能訓練に加えて、学習やレクリエーション、送迎など、通所系ならではの業務の割合も高くなります。

沖縄県の理学療法士・作業療法士 給与の目安

【正職員など月給の場合】	200,000円～350,000円
【パートタイム 時間給の場合】	1,100円～1,600円

医療機関や介護分野でも必要とされている職種ですが、沖縄県では、障害児サービスの求人も多めです。

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まとめ

今回は沖縄の障がい児福祉の現状、仕事や給与水準を紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

沖縄県の障害児福祉サービスにはたくさんの種類があります。
各職種の特徴を知り、自分に合った仕事を選ぶことが大切です。

ライフデザインは“福祉のプロ”として地域に根差した支援を提供。
専門プログラムがあり未経験でもOK♪
子ども好きで明るいリハビリスタッフ大募集です！

【募集番号0052：】児童デイサービスまはろ天久：理学療法士