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療育の専門家監修プログラムがあると働きやすい?放課後等デイサービス(児童デイ)の場合をチェック!
目次
専門家監修プログラムとは?
専門家監修プログラムとは?
放課後等デイサービスにはさまざまな療育プログラムが用意されており、対象児童に合わせて、適切な支援を提供しています。
また最近では、放課後等デイサービスで使える療育プログラムを提供している企業も増加してきています。
さらに、さまざまな分野の専門家が監修した「専門家監修プログラム」もあり、このプログラムを導入している放デイも増えています。
専門家監修プログラム導入のメリット
障がいのある子どもたちが安心して社会に出ていくためには、療育が必要。
そしてそれぞれの子どもたちに、より効果的に療育をしていくには確立された療育プログラムが重要になります。
専門家監修プログラムは、
・学習
・社会活動
などそれぞれの専門家が監修したプログラムで、どの事業所の誰でも、効果的な療育ができるというメリットがあります。
ここからは、いくつかの専門家監修プログラムの内容を紹介していきます。
専門家監修プログラムの紹介
LITALICO発達ナビ療育プログラム
LITARICOとは
LITALICOは、障がい者向けの就労支援や児童の教育支援事業を行っている会社で、発達が気になる児童向けにポータルサイト「LITALICO発達ナビ」を運営しています。
「LITALICO発達ナビ」にはさまざまなサービスがありますが、その中に、児童発達支援事業・放課後等デイサービス向けに研修教材サービスが提供されています。
また、「臨床心理士」「認定作業療法士」「言語聴覚士」など分野御専門家が監修しており、より専門的な支援が可能となっています。
LITALICOの研修教材サービスの内容
LITALICOの研修教材は、
・運動
・工作
・学習
など身辺自立、生活の自立につながる82カテゴリ、425のプログラムを用意。
例えば学習プリントは、楽しさや覚えやすさに配慮して写真を提示して説明してあったり、プリントができたらコインゲットなど楽しい工夫がされてあったり、子どもたちが飽きずにできる工夫がたくさん♪
またプリント教材は使い放題で、支援準備の短縮も可能です。
プログラム全体の実施のコツや支援手順も動画で解説してあるなど、支援者が指導しやすい工夫がたくさんあるのもLITALICOの魅力の一つです。
やる気スイッチグループ監修スポーツプログラム
やる気スイッチグループとは
幼児から高校生までを対象として、学習塾、幼児教室、フランチャイズ事業など専門性の高い総合教育サービスを提供している企業。
40年の教育現場での経験から培った独自のメソッドを教育の柱として、子どもたちのやる気を引き出し、無限の可能性にアプローチするのが、グループのサービスの特徴です。
やる気スイッチグループスポーツプログラムの内容
やる気スイッチグループのスポーツプログラムは、グループが展開する幼児・小学生向けスポーツ教室で行われているプログラムで、放課後等デイサービスなどでも取り入れられています。
このプログラムは、スポーツ科学に基づき、スポーツに共通する9つの基本動作(走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・蹴る・組む・バランス・リズム)が習得できるように組まれています。
1.神経系統の発達を促すプログラム
300種類ともいわれるとにかく豊富なプログラムは、幼少期に必要といわれている「神経系統の発達」を見据えた効果的な内容。
全てのスポーツの土台となる基本動作を身につけることで、運動能力を効率よく伸ばすことができます。
2.自分で考える力を身につける楽しいゲーム
運動能力が身につくだけでなく、脳科学をもとにした楽しいゲームにより、「自分で考える力を伸ばす」効果があります。
3.社会性や協調性が身につく集団プログラム
集団プログラムでは、多学年のグループ活動を取り入れ、リーダーシップや年少の児童を思いやる気持ちなど、社会性や協調性の育成にもつながる配慮がなされています。
スポーツ科学に基づいた運動プログラムによって、運動能力、自分で考える力、社会性や協調性を育てるのが、やる気スイッチグループの運動プログラムですね!
専門家監修プログラムのメリット・デメリット
それでは、専門家監修プログラムを導入することで、働いている人にどのようなメリットやデメリットがあるのか確認していきましょう。
メリット
プログラムを考える時間が減る
放課後等デイサービスでは利用児童に合わせてさまざまな療育プログラムを提供しています。
実際自信をもって提供できる充実した療育プログラムを考えるのはとても大変。
専門プログラムを導入することでプログラムを考える時間が削減できスタッフの負担が減るのは、最大のメリットと言えるでしょう。
また豊富なプログラムが利用できるだけでなく、プリント教材なども合わせて提供されていることも多いので、支援準備の時間短縮も期待できます。
一貫性のある療育内容で支援しやすくなる
スタッフで療育プログラムを一つ一つ考えていると、一貫性のないものになってしまいがち。
専門家監修プログラムなら、豊富なプログラム全体がしっかりリンクし、目的に向かって一貫性のあるものに仕上がっています。
自分たちの療育プログラムに自信がないという放デイも実際少なくなく、専門プログラムを導入することで自信をもって支援できるようになります。
児童の集中力が増し指導が伝わりやすい
専門家監修プログラムは、子どもたちが楽しみながら実践できるプログラムが用意されています。
子どもたちの集中力が増し、指導が伝わりやすいところもプログラム導入のメリットと言えるでしょう。
デメリット
慣れるまでに少し時間がかかる
専門家監修プログラム導入初期は、プログラムに慣れるのに少し時間がかかります。
定着するまでは少し苦労しますが、最近ではどのプログラムでも動画などで丁寧に説明があるため、その後のメリットを考えると、大きなデメリットとはなりません。
コストがかかる
専門プログラムなので当然ほとんどの場合コストがかかります。
コストがかかるのは事業所全体にとってはデメリットになるでしょう。
ライフデザインの療育プログラム
それでは最後に、株式会社ライフデザインの療育プログラムについて紹介していきます。
ライフデザインの療育は指導しやすい!
ライフデザインの療育はスタッフ間でも指導しやすいと評判です。
どのような点で指導のしやすさや魅力があるのでしょうか?
ライフデザインは具体的な研修がある!
ライフデザインは研修制度が充実しており、社内研修から社外研修まで豊富な研修を実施しています。
また療育に関する研修は、事業所で行われている療育一つひとつについて丁寧に具体的な研修を行っており、未経験のスタッフでも安心して療育に取り組むことができるようになっています。
ライフデザインなら、各種専門家監修プログラムの研修受講や、現場での療育指導によって第一線で活躍できる専門的な知識と手法を習得できます。
60段階・300種類のプログラムで
ライフデザインの療育プログラムのひとつ「やる気スイッチスポーツプログラム」では、60段階・300種類と圧倒的に豊富な専門プログラムを用意。
子どもたちの個性や成長段階など、一人ひとりの状態をしっかり見極めて適切な支援を行います。
働くスタッフも、豊富なプログラムから必要な支援を選択できるため、質の高い療育を確実に提供することができ、指導もしやすいと評判です。
専門スタッフがチームで運営
ライフデザイン各事業のスタッフは有資格者。
保育士、児童指導員、児童発達支援管理責任者、精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など勢揃いです。
各事業所では、福祉のプロが集まり協力し合って療育しており、専門的な知見を活かした“プロの福祉”を提供しています。
ライフデザインの魅力的なプログラム
ライフデザインには、豊富な専門プログラムがありますが、数ある魅力的なプログラムのなかから、その一部について紹介していきます。
やる気スイッチ監修まはろスポーツプログラム
まはろスポーツカリキュラムは、やる気スイッチグループと東京大学深代千之教授が監修した発達障がい児向けの運動療育プログラム。
運動神経の基礎が身につく、スポーツ科学に基づいた療育プログラムです。
あらゆるスポーツには9つの基本動作(走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・組む・バランス・リズム)のセオリーがあり、まはろスポーツカリキュラムは、このセオリーに基づいて組み上げられています。
週1回80分のプログラムを3か月受講した場合、運動能力が平均30%向上したとの結果も出ており、効果の高い運動療育が可能です。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)
SSTは、人が人と関わりをもちながら生活していくために必要な、社会技能を身につけるためのトレーニング。
ライフデザインでは、子どもたちに必須のトレーニングと考え、積極的に取り入れています。
社会技能は、発達障がいの子どもたちにとっては、なかなか身につけることが難しいスキルの一つ。
子どもたちの今と将来のために、専門プログラムを取り入れ楽しみながら効果的な療育を指導しています。
児童企画型プログラム
ライフデザインのデイでは、専門監修プログラムだけでなく、子どもたち発案の児童企画プログラムも実施しています。
日々デイで過ごすなかで、子どもたちから「○○をしてみたい」「○○をつくろう」と新しい提案が自然と出てくるようになりました。
ライフデザインでは、子どもたちの提案を受け入れ、児童発案のプログラムを積極的に取り入れています。
自分たちで考え、企画、準備したプログラムには、普段以上にやる気が出る子どもたち。
達成感や自信も育まれ、「今度はこうしよう!」とさらにステップアップしています。
オンライン支援
オンライン支援は、専門家監修の教材をインターネットで取り入れ、日々の教材として活用する取り組みです。
ライフデザインには、さまざまな専門知識を持つスタッフが揃っていますが、全国には、発達障がいについてさらに深く研究している専門家がたくさんいます。
そのような専門家の教材を活用することで、一人ひとりの発達段階に合わせた、最適な学習が可能となっています。
自立支援プログラム
自立支援プログラムは、日常生活のさまざまな動作や活動がうまくできるようになるためのプログラムです。
ライフデザインでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などのリハビリテーション専門職が、個々に合わせたプログラムを組み、きめの細かい支援を行っており、自身をもって進めているプログラムの一つです。
働くスタッフの声
ここでは、実際にライフデザインで働いているスタッフの生の声を紹介します。
充実したプログラムが魅力!
保育士「SST、LITALICO、スポーツカリキュラムなど専門的なプログラムが用意されているので、課題づくりに悩みません。また、それぞれにしっかりと研修もしてくれるので、安心して療育に取り組むことができました!」
リハビリ職「SSTや、やる気スイッチプログラム等があり、療育が指導しやすいことに加え、専門プログラムを実施することで、自身の勉強にもなり、スキルアップができます。」
ライフデザインではこんな仕事をする!
保育士「プログラムに沿った療育や学習支援はもちろんのこと、日々の事務作業から送迎業務、子どもたちの遊び相手まで何でもしています。」
リハビリ職「専門職として、個別にストレッチや筋力トレーニングなどを行うとともに、専門プログラムの実施や送迎、一緒にお出かけなど、専門領域以外の仕事も結構あります。」
児童発達支援管理責任者「児童個別に合わせた支援計画やスタッフ育成をしながら現場管理等を行っています。また他の職種と協力しながら、子どもの学習取り組みのお手伝いや創作活動などの療育も行っています。」
専門的な知識やスキルも活かせる
児童発達支援管理責任者「大人に対して不信感を抱いている子どもたちと日々向き合うことで、子どもたちに笑顔が増えてきたときに、これまで培ってきたスキルや知識が活かせたのではないかと感じます。」
リハビリ職「まだまだ十分活かせてないところは多々ありますが、目標動作に対して動作分析から問題点が抽出できたり、練習メニューや自主トレメニューが組めたりするところは、専門知識が活かせているのではないかと思います。」
保育士「特に未就学の児童に対して、精神面、身体面ともに、発達段階に応じた支援ができていると感じたときに、保育士としての知識が活かせていると思います。」
保育士「保護者とお話しするときに、保育園勤務の経験があるので、保育園の様子を踏まえて相談できるところや、季節に合わせたイベントの制作など、これまでの経験が活かせていると思います。」
ライフデザインに入社する心構え!
リハビリ職「ライフデザインは、リハビリ専門職の知識を活かした療育に取り組み始めたところなので、リハ専門職としての関わり方を、真剣に模索する気持ちが必要だと思います。」
保育士「いろいろな特性を持った子供たちとの毎日で、対応に苦慮することもあると思うので、臨機応変に対応できて、感情の浮き沈みのコントロールができる人が良いと思います。」
児童発達支援管理責任者「スタッフや子どもたちを心から思う気持ちが大切だと思っています。児発管としてのスキルや知識も大切ですが、療育の仕事は人と人とが心でつながっている仕事で、放デイで働くなら、思いやりの心はもっとも必要なものだと思います。」
まとめ
今回は放課後等デイサービスの専門家監修プログラムの紹介やメリット・デメリットについて紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。
この記事のまとめ
- 専門家監修プログラムは、放課後等デイサービスで利用できるプログラムで、導入することでより効果的な療育が可能となる。
- 専門家監修プログラムを導入することで、「プログラムを考える時間が削減できる」「一貫性のある療育内容で支援がしやすくなる」などスタッフにはメリットが大きい。
- コストや慣れるまでに少し時間がかかるなど小さなデメリットもある。
放課後等デイサービスにはさまざまな専門家監修プログラムがあり、導入すること、支援者にも児童にもメリットが大きそうですね!
ライフデザインは“福祉のプロ”として地域に根差した支援を提供。
やる気スイッチグループ監修スポーツプログラムを採用し、魅力的な療育支援が可能!
現在、明るく優しい児童指導員さんを募集中です♪