沖縄で訪問介護のお仕事を探している方の中には時間の都合がききやすい登録ヘルパーでの勤務を考えている方も多いかと思います。

沖縄内には３５０を超える訪問介護サービス事業所が存在し、どの事業所で働くかについては悩みどころですよね。
引用：沖縄県ホームページ(２０２０年１０月現在)

今回はこのように沖縄県で登録ヘルパーを募集している事業所の中から「どのような事業を選べば皆様の都合に合わせた働きかたが出来るのか」をテーマに事業所選びのポイントについて解説していきます。

沖縄の登録ヘルパーの仕事内容

今回の記事を閲覧されているかたの中には登録ヘルパーとしての仕事が初めてという場合もあるかと思います。
そのようなかたに向けてここでは「登録ヘルパー」の業務内容について解説していきます。

業務内容	業務詳細
共通内容 （サービス準備・記録）	・利用者の安否確認、顔色・発汗・体温等の健康状態のチェック ・環境調整（利用者の部屋の換気、室温調整、日当たり、ベッド周りなど） ・相談援助、情報収集 ・サービス提供後の記録の記載
身体介護	利用者の体に直接触れて行う介護で専門的な知識と技術を有するため生活援助のみに比べて時間給が高い場合が多い。 具体的には以下のような業務内容がある。 ・トイレ介助 ・食事介助 ・清拭 ・入浴介助全般 ・身体整容 ・更衣介助 ・体位変換 ・移乗、移動介助 ・移動の介助（車いすを押す、手をひくなど） ・起床、就寝介助 ・服薬介助 ・自立支援のための見守り 尚、原則は利用者のADL向上を目的として利用者の残存機能を有効に使う必要がある。
生活援助	日常生活の家事を代行するもの。具体的には以下のような内容。 ・掃除やゴミ出し ・洗濯全般（洗濯、物干し、収納、アイロンがけなど） ・ベッドメイク（シーツ交換、布団カバーの交換等） ・衣類の整理、被服の補修 ・一般的な調理、配膳、後片付け ・日常品等の買い物（内容の確認、品物・釣り銭の確認を含む） ・薬の受け取り

引用：厚生省老人保健福祉局『訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について』より

なお、以下のような業務は生活援助には含まれません

引用：沖縄県介護保険広域連合　資料より
このように登録ヘルパーは実際に現場で行うサービスが主であり、事務作業や管理業務に関しては基本的に行わないのが特徴ですので残業などはありません。

沖縄で登録ヘルパーのメリット

「登録ヘルパー」という業務形態

ヘルパーさんの働き方に「サービス提供責任者（サ責）」「常勤（正社員、非正社員含む）」「登録ヘルパー」などの働き方があります。
登録ヘルパーは訪問介護を行っている事業所に登録をして、働きやすい時間を希望してその時間にある仕事をもらうという方法です。
そのため、家事や介護、育児などで忙しい方などには都合の良い勤務形態になります。
また、業務委託という形ではないため条件を満たせば有給休暇なども取得することができます。
厚生労働省「訪問介護労働者の法定労働条件の確保について」より引用

上記登録ヘルパーの仕事内容の部分でご紹介している「身体介護」を行うためには必ず介護の資格を保有している必要があります。

もともとあったホームヘルパー１級、２級の資格（現在は廃止）に加え、介護職員初任者研修や介護職員実務者研修といった資格を保有しておく必要がありますので注意しましょう。

働きやすい時間に勤務出来る

登録ヘルパーとして仕事をすることの最大のメリットが「希望する時間帯に働ける」ということです。
登録ヘルパーのお仕事を探している方の中には子育てで忙しい、家事と両立させたい、介護をしながら働きたいなど様々な事情があるかと思います。

もちろん特別な事情がない場合はフルタイム働き都合に合わせてシフトを変更するという方法も可能で、特に何もないときは５件／日、週５回などのシフトで働くことも可能です。
このように「都合の良い時に働く」「しっかりと働く」という方法をその時の状況に合わせて選ぶことができるのはうれしいですよね。

通勤がしやすい

常勤ヘルパーの場合一旦事業所に出勤してから利用者様のお宅に訪問することが多いですが登録ヘルパーは希望の勤務時間に加え、訪問しやすい地域を選ぶことができますので自宅から直接通うことができるのも特徴といえます。

また訪問終了後は次の訪問の時間まで自宅に帰ることもできるため効率よく働くことができます。

登録ヘルパーのデメリット

登録ヘルパーとして働くデメリットは以下のようなことが考えられます。
いざ働いてみてから「イメージと違う！」とならないようにデメリットについても理解しておきましょう。

収入が安定しにくい

訪問介護のサービスを利用者のお宅で提供している時間が給料となるため正社員と違い毎月安定した給料が入りにくいことが登録ヘルパー最大のデメリットとなります。

ご自身の都合に合わせて働けるメリットがありますのである程度は仕方のないことにはなりますが、登録ヘルパーとして働きながらも安定した給料を得るためには希望する時間帯にできるだけたくさんのお仕事を持っている安定した事業所と給料が高い事業所を選択する必要があります。

条件の合う仕事があるとは限らない

上記給料が安定していない部分と重なりますが、事業所によっては皆様の希望時間帯にお仕事がない可能性があります。
一般的にはヘルパーさんは昼間に働いているイメージがありますが、利用者様の身体介護など夜間のサービスが必要な場合もあります。

登録する事業所が幅広い時間帯のお仕事を持っているか、ご希望の時間帯に勤務ができるのかについて事前にしっかりと確認をしておきましょう。

沖縄で登録ヘルパー事業所を選ぶポイント

勤務時間の幅が広いこと

登録ヘルパーのメリットは時間の都合がききやすいことですが、いくら都合がつこうともその時間帯にお仕事がないと意味はありません。
働く前には必ずその時間帯のお仕事を安定して提供できるか確認しましょう。
利用者数や登録ヘルパーさんの数が多い事業所は一つの指標となります。
また、夜間帯の勤務を希望する場合は２４時間対応の事業所もありますのでそのような事業所を選びましょう。

時給がいいこと

デメリットの部分でもご紹介したように登録ヘルパーは都合に合わせて働きやすいぶん、収入が安定しにくいというデメリットがあります。
そのため沖縄で登録ヘルパーを行う場合は時給の高い事業所を選ぶ必要があります。

令和元年度の介護労働実態調査結果によると全国の訪問介護員の時給平均は１１９９円となっています。
地域や介護の内容によって異なる場合もありますが、しっかりと稼ぐことができる事業所かをはかる指標としてはこれらの数値を参考にしてください。

また昼間の時間帯でのお仕事をお探しの場合は時間帯によって時給が異なる事業所を選ぶのも大切です。
１８時以降の時給がアップするなど事業所によって時間帯別の時給になっていることがありますのであらかじめ夜間に働く予定の方はこのような事業所を選ぶほうが絶対にお得です。

スキルアップ制度があるか

訪問ヘルパーとして働きたい方の中には子育て等が落ち着き次第、正社員やサービス提供責任者としての勤務やケアマネージャーなどの資格取得を見据えている方も多いと思います。
訪問介護の事業所としてはやはり同じ人に長く働いていただきたいという思いがありこのような資格取得の補助や研修への参加を推奨している場合があります。

ご自身の力のみでスキルアップやキャリアアップしようとするとどうしても費用や時間がかかってしまいます。
力を入れている事業所は求人票などに『スキルアップ補助』を掲げていますので事業所探しの参考にしましょう。

休暇が取りやすい環境か？

皆様の都合に合わせやすい職場を探すために大事なのが家庭の事情よる「急な休みにも対応できるのか」という点になります。
そのため休暇がとりやすい事業所を選ぶことが重要になります。

休暇がとりやすい事業所の特徴は「スタッフが多い」事業所です。
登録ヘルパーさんの数だけでなく常勤として働いているスタッフ数が多く急なお休みにも対応しやすい事業所なのかを事前に確認しておくようにしましょう。

まとめ

ここまでの記事で「沖縄の登録ヘルパーは都合に合わせて働くことができるのか」「都合に合わせて働ける職場の選び方」について紹介してきました。

このようなポイントに注目していただければと思います。

ライフデザインでは都合に合わせた勤務を希望される方のために以下のような強みを持っています。
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【募集番号0077：】訪問介護あろは ぎのわん：登録ヘルパー