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福祉の仕事でキャリアアップできる?放課後等デイサービス(児童デイ)の作業療法士の場合

この記事は、放課後等デイサービスで作業療法士はキャリアアップ可能か?事業所はどのように選ぶ?などを紹介しています。
障がい児分野への就職を検討している作業療法士さん参考にどうぞ!

放課後等デイサービスと作業療法士

キャリアアップに触れる前に、まず放課後等デイサービスでの作業療法士の役割や仕事内容について紹介します。

機能訓練担当職の配置について

放課後等デイサービスの基本的な人員基準では、作業療法士などのリハビリ職の配置は必須とはされていません。
ただ機能訓練を実施する場合は、配置が必要となっており、実際に放デイで働く作業療法士も増えています。

では放課後等デイサービスにおける作業療法士の役割とは、いったいどのようなものなのでしょうか?

障がい発達支援における作業療法士の役割

放デイを含む障がい児発達支援における作業療法士のおもな役割は、

・障がいの機能回復や遂行する能力の改善
・機能の評価と計画

です。
直接的に機能回復等に向けて療育支援を行うとともに、機能の評価や支援計画作成にも力を発揮します。

放課後等デイサービスにおける作業療法士の仕事内容

放課後等デイサービスにおいて作業療法士は、おもな役割以外にもさまざまな仕事があります。
具体的には、

・機能改善への直接的なアプローチ
・機能評価&計画
・イベントなどの企画や実施
・保護者との面談
・送迎

など他職種と共同しながら行っていきます。

放課後等デイサービス 作業療法士のキャリアアップとは?

では作業療法士は放課後等デイサービスでキャリアアップは可能なのでしょうか?

結論からいうと、キャリアアップは可能です!
ですが、一般職と専門職ではキャリアアップの意味合いも少し違うところもありますので、これから作業療法士のキャリアアップについて説明していきます。

職種としての専門性を高めることがメイン!

作業療法士など専門職が求められるものは、職種としての高い専門性。
よって作業療法士にとっての一番のキャリアアップは、専門性を高めることです!

リハビリ専門職として、その専門性を高める方法としては、

・研修会や勉強会に積極的に参加
・関連資格を取得

などがあります。

特に関連資格の取得は、自身の能力を高めるとともに、目に見える形で表出ができるため、キャリアアップを目指すならとても大切なポイントです。

今の職場で昇進する

今の職場で昇進するのもキャリアアップのひとつの方法です。
ただ福祉施設にはリハビリ担当職の数は多くないため、リハビリ職として昇進するのは難しいかもしれません。

放課後等デイサービスの作業療法士が今の職場で昇進するなら、管理者や主任など、事業所全体の長となることが多いのではないでしょうか?
職場での昇進を目指すなら、リハ職としてだけでなく他職種まで管理できる広い視野と知識が必要です。

経験や知識を活かして他分野に飛び込むのも一つの方法!

作業療法士は、これまでの経験や知識を活かして、他の分野で活躍することも可能です。
作業療法士が活躍できる職場は、

・医療機関
・障がい児支援
・就労支援事業所
・高齢者施設
・訪問リハビリ
・医療機器メーカー

など。
医療機関はもちろんのこと、障がい分野や高齢者介護で活躍する作業療法士はとても増えています。

また訪問看護事業を経営したり、これまでの経験を活かして、医療機器メーカーなどで福祉用具開発に関わる仕事したりする作業療法士もあります。

作業療法士は、専門性の高い職種だけに、さまざまな専門分野で必要とされている人材ですね!

作業療法士の専門性を高める資格とは?

それでは作業療法士のキャリアアップにつながるおすすめ資格について紹介していきます。

認定作業療法士

認定作業療法士とは、作業療法士の中でも一定の条件をクリアすることで取得できる、作業療法士のスペシャリストにあたる資格。
スキルアップはもちろん、キャリアアップにもつながる、作業療法士として特に取得しておきたい重要資格です。

認定作業療法士になるには、

・作業療法士として5年以上の実務経験
・生涯教育プログラムの研修を修了
・事例報告
・筆記試験

などをクリアする必要があります。

福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターとは、福祉用具や福祉に関する住環境のスペシャリストの資格。

作業療法士が行う身体機能や動作訓練の訓練は、実際の住環境に即して行われるもので、作業療法士にとって住環境の理解は必須ともいえます。

福祉住環境コーディネーターを取得することで、キャリアアップにつながるだけでなく、実際のリハビリのスキルアップにつながるため、入手を目指す作業療法士もたくさんいます。

福祉住環境コーディネーターには、1級、2級、3級があり、資格を取得するには、それぞれの資格試験に合格する必要があります。

ケアマネジャー

ケアマネジャーは介護保険において、ケアプランを作成したり、サービスの調整をしたりする保険制度の要となる職種。
作業療法士とは一見関係ないように思われがちですが、高齢者介護の分野において介護保険制度の理解はとても大切で、取得を目指す作業療法士は少なくありません。

また作業療法士からケアマネジャーになる人もあり、キャリアアップの面でも取得して損のない資格です。

作業療法士がケアマネジャーになるには、

・5年以上の実務経験
・試験に合格
・実務研修の受講

が必要です。

キャリアアップに適した事業所とは?

最後に、作業療法士が放課後等デイサービスでキャリアアップを目指す場合に、押さえておきたい事業所選びのポイントを紹介します。

資格取得支援制度が充実している

これまで説明してきたとおり、作業療法士のキャリアアップにおいて、資格の取得はとても大切です。
そのため事業所に資格取得支援制度があるかどうかは必ず確認しておきましょう。

資格取得支援制度には、

・資格試験の費用の補助
・試験や試験に関する研修費の補助
・資格取得のための勤務調整

などがあり、各事業所によってその内容は大きく違うため、支援制度の内容についてもできる限り確認が必要です。

研修制度がある

作業療法士にとって資格取得とともに専門性向上のためのスキルアップもとても大切。
スキルアップのためには、研修への参加も必須!
研修制度を設けている事業所は、作業療法士への恩恵が大きくなります。

法人内で他事業所への異動がある

複数の福祉事業を展開しており、法人内での異動がある事業所なら、

・複数の事業を経験できスキルアップにつながる
・事業所内で昇進の可能性が上がる

などのメリットがあり、キャリアアップを目指すなら、こちらも把握しておきたいポイントの一つになります。

まとめ

今回は放課後等デイサービスの作業療法士のキャリアアップや、事業所選びのポイントを紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 放課後等デイサービスの作業療法士では、資格取得などのスキルアップがキャリア向上に直接つながりやすい。
  • スキルの向上を目指すなら、認定作業療法士や福祉住環境コーディネーターの資格取得がおすすめ!
  • 放課後等デイサービスでキャリアアップを目指すなら、「資格取得支援制度」「研修制度」「法人内での異動の有無」などをチェックすると良い!

放課後等デイサービスの作業療法士では専門性を高めることがとても重要ですね!

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