放課後等デイサービスと児童指導員

放課後等デイサービスは、障害を抱えた子どもが放課後等に通い、発達支援やレスパイト的な利用を受けられる施設で、児童指導員が配置基準に設けられています。

放課後等デイサービスは、事業所数が近年急激に増加傾向で、児童指導員のもっともポピュラーな就業先となっています。

●放課後等デイサービスの事業所数の推移

年度	平成24年度	平成28年度	令和元年度
事業所数	2,540	8,352	13,568

【参考：財務省 財政制度分科会資料（令和2年11月2日）資料1】

児童指導員からのキャリアアップ

児童指導員は任用資格の取得難易度が低めで、入門職種として人気。
またなりやすいだけでなく、キャリアアップが目指せることも人気の理由の一つですね！

キャリアアップにはおもに、

などがあります。

現場の責任者として主任やリーダーとなる

現場で経験を積み重ねていくと、指導員のリーダーや主任として働くことができます。

子どもが好き、現場の仕事が好きな場合は、現場の責任者を目指すとよいでしょう。

児童発達支援管理責任者を目指す

児童指導員のキャリアアップ先としてまず思いつくのは、児童発達支援管理責任者ではないでしょうか？

児童発達支援管理責任者は放課後等デイサービスの人員基準上必要な職種で、個別支援計画の作成や提供サービスの調整を行うサービス管理の責任者です。

児童の支援事業所で経験を積み、研修を受けることで取得できるため、児童指導員から児童発達支援管理責任者を目指す人が増えています。

開業する

児童福祉の施設で経験を積み、児童指導員から放課後等デイサービスなどのオーナーになる人もいます。
開業は簡単ではありませんが、選択肢の一つとしてあることは知っておくとよいでしょう。

児童発達支援管理責任者へのキャリアアップ

ここからは児童発達支援管理責任者へのキャリアアップついて紹介していきます。

児童発達支援管理責任者とは

児童発達支援管理責任者は児童の支援施設のリーダー的存在。
放課後等デイサービスでは配置義務があり、ご利用者のサービス管理や職員の指導管理を行う職種です。

児童発達支援管理責任者のなり方

資格を取得するには、児童の支援施設などで、定められた実務を経験後、児童発達支援管理責任者基礎研修、実践研修を受講することで取得できます。

児童指導員と児童発達支援管理責任者の違いは？

	児童指導員	児童発達支援管理責任者
おもな仕事内容	・食事や遊びなどのサポート ・簡単な学習支援 ・日常生活の指導や助言 ・集団適応訓練など	・個別支援計画の作成、管理 ・保護者との面談、相談 ・支援スタッフの管理や指導 ・施設全体の管理など
勤務時間	10：00～20：00の間で8時間	8：30～17：30などの定時が多め
給与	130,000～250,000円	200,000～320,000円

【休日、給与はジョブメドレーＲ3.5の求人状況を参考】

仕事内容

放課後等デイサービスにおいて、二つの職種の仕事内容は大きく違います。

まず児童指導員は、学習支援や遊びなどのサポートなど、子どもに直接関わるケアワークがメインの仕事です。
一方児童発達支援管理責任者は、個別支援計画の作成や保護者との面談など、サービス管理がメインの仕事です。
児童発達支援管理責任者になると、現場仕事よりもデスクワークや管理的業務が増えます。

勤務時間

勤務時間は、それぞれの事業所によって違うため一概には言えませんが、児童指導員は10時ごろから20時ごろのうち8時間程度の勤務で、遅出や早出の交代制勤務が多い印象です。

一方児童発達支援管理責任者は、8：30～17：30や9：00～18：00などの時間で定時出勤、残業はほとんどなしの事業所が多い傾向にあります。

休日は週休2日で、職種間で大きな違いはありません。

給与

給与の面では、事業所によっての違いはありますが、明らかに児童指導員よりも児童発達支援管理責任者の方が高く、報酬の面においてはキャリアアップのメリットはあると思います。

児童発達支援管理責任者になると、平均的な給与アップが見込め、仕事内容は現場仕事から管理的業務にかわり、子どもたちに対してより責任と影響の大きい立場になります！

生涯の仕事にするならこんなデイを選ぼう！

これまで説明したように、児童指導員はキャリアアップも目指せ将来性もある職業です。
そして児童福祉を生涯の仕事と考えるなら、最初の事業所選びはとても重要。
それでは将来を見据えて長く児童福祉分野で働きたい人向けて、事業所選びのポイントを紹介します。

資格取得支援制度

資格取得支援制度とは、事業所において従業員の資格取得の後押しをしてくれる制度のこと。
特に福祉関係の業種は資格がとても多いので、他業種と比較してメリットが大きくなります。

資格取得支援は、

など事業所ごとにさまざまです。

資格取得支援まで行っている事業所は多くなく、競争率は高くなりがちですが、キャリアアップを目指すなら資格取得支援制度がある事業所を選びましょう。

研修制度

研修制度とは、事業所において従業員の育成を目的に、より充実した教育ができるように研修に関する指針やプログラムを定めたものです。

研修制度があることで、

などメリットが大きく、研修制度のしっかりしている事業所に入社すると、よりレベルの高い専門性を身につけることができます。

社内他事業所への異動

社内他事業所への異動がある事業所を選ぶことは、キャリアアップを目指すならメリットがあります。

社内で複数の事業所を経験することは、

など多くのメリットがあります。

ライフデザインでキャリアアップ！

株式会社ライフデザインとは？

株式会社ライフデザインは、沖縄県において、未就学児から高齢者まで幅広い世代に地域に根差した福祉事業を展開している会社。
児童福祉分野では、放課後等デイサービスや児童発達支援事業所を運営しています。

ライフデザインの児童療育は、やる気スイッチグループの運動プログラムやソーシャルスキルズトレーニングなど、多彩な専門プログラムを導入。
子どもたちが楽しく過ごしているなかで、未来への基礎づくりや可能性が広がる支援で、確かな成長が感じられる療育を提供しています。

ライフデザインのキャリアパス

ライフデザインでの児童指導員の代表的なキャリアパスは、

といった流れで、児童発達支援管理責任者となるケースがもっとも多くなっています。
児童指導員のもっともポピュラーなキャリアアップ先である児童発達支援管理責任者に、スムーズな流れでなることができるのは、ライフデザインだからこそですね！

ライフデザインでキャリアアップするメリット

ライフデザインには働きながらキャリアアップするメリットがたくさん♪
ここでは、その一部を少しだけ紹介します。

メリット①「スタッフと協力しながら理想の療育が目指せる」

ライフデザインでは、キャリアアップして児童発達支援管理責任者になっても、デスクワークばかりではなく、現場に入り他のスタッフと協力しながら理想の療育が目指せます。
個別支援計画の作成という利用している児童に非常に影響のある仕事を任されるとともに、子どもたち一人ひとりと関わりながら適切なサポートを提供できるやりがいの大きい仕事が魅力です♪

メリット②「子どもたちと楽しく過ごしながら仕事できる」

ライフデザインで働いているスタッフは、口をそろえて「仕事が楽しい」といいます。
それは児童発達支援管理責任者でも同じ。
キャリアアップして責任ある立場につきプレッシャーもあると思いますが、それでも仕事が楽しいといえることは素晴らしいことですね！

メリット③「待遇アップ！」

やはり待遇、給与アップはキャリアアップの大きなメリットですよね？
ライフデザインでは、キャリアアップによってしっかりと待遇アップが目指せます！

【ライフデザイン 待遇のめやす】

資格を取得したり、役職が上がったりしても残念ながら昇給の少ない職場もありますが、ライフデザインのしっかり待遇アップが目指せるところは嬉しいポイントですね！

ライフデザインがキャリアアップできる理由！

ライフデザインの児童指導員はキャリアアップの見通しもよく、楽しみながら他スタッフとともにやりがいのある療育ができますが、キャリアアップができる理由はどこになるのでしょうか？

会社全体のモチベーションが高い

ライフデザインは、福祉のプロとして地域の人々に貢献したいという想いで日々活動。
関わる人すべての方に、できるだけ笑顔で毎日を送っていただくために、年齢や状況に適した支援をスタッフが一丸となって提供しています。

また働くスタッフ一人ひとりも、利用している人たちの笑顔のために、成長のために自身も成長しようと努力しています。
会社全体のモチベーションが高いからこそ、働くスタッフの向上心も自然と上がります。

明るく楽しい雰囲気があり仕事が続けやすい

ライフデザインの福祉事業所はいつも笑顔があふれています。
「福祉って大変」そんなイメージもありますが、スタッフみんなで協力し乗り越える力のあるライフデザインは、楽しい雰囲気の職場で、働きやすく、仕事が続けやすいのも魅力。
長く続けられる職場だからこそ、スキルアップも可能になります。

研修制度が充実している

ライフデザインは研修制度が充実！
今の仕事で活かせる研修はもちろん、スキルアップや児童発達支援管理責任者になるための研修もしっかり受講できます。
ライフデザインで実施したり、受講したりできる研修の一例をご紹介します。

このように、ライフデザインでは、とにかく豊富で多種多様な研修が充実しており、スキルアップ、キャリアアップが可能となっています。

複数事業展開している

ライフデザインは、未就学児から高齢者まで、幅広い世代の福祉に関わる事業を展開しています。
具体的には、

など多くの事業を行っており、事業所内で異動も可能なため、同じ児童支援でも未就学児～就学児までさまざまな分野に関わることができます。

また多くの事業所があるため、理学療法士や作業療法士、相談支援専門員、保育士、精神保健福祉士などの有資格者が豊富で、福祉のプロ集団のなかで働けることもスキルアップの面で大きなメリットとなります。

先輩“児童発達支援管理責任者”の声

児童指導員が目指すことの多い児童発達支援管理責任者。
ライフデザインで働く児童発達支援管理責任者の現場の声を紹介します。

仕事の内容は？

『おもな仕事は、児童の個別支援計画の作成、アセスメント記録の作成、各種会議への参加と記録など。そのほか、児童に関する相談事への対応や実績管理などを行っています。』

『日常生活訓練や集団生活適応訓練、創作活動など、児童の療育現場で直接関わる仕事もあり、とても楽しい仕事の一つです！』

『そのほか、事業所の見学時の対応や利用契約の受け付け、送迎や備品の買い出し、清掃や事業所の準備など、他の職種とも協力しながら行っています。』

ライフデザインでは、他職種が共同で一丸となって児童発達支援を行っているイメージですね！

仕事のやりがい

『保護者様と一緒に、お子様の悩みや困っていることなど、一緒に考えながら療育に励んでいるときにやりがいを感じます。』

『１年生のころから毎日みていて、日々成長していく姿には毎回感動させられます。またご家族の方に“いつもありがとう”といっていただけると、とても励みになり力となります。』

『働いているスタッフが“ここで働いていて楽しい”といってくれると、職場のリーダーとしてとても嬉しく感じます。』

ライフデザインのチームワークの良さや、子どもたち保護者とともに療育に励んでいる様子が目に浮かびますね！

ライフデザインの仕事で大変と感じるのは？

『何か問題があっても、みんなで乗り越えていくという雰囲気と気持ちがあるので、辛いと感じたことはありません』

『子どもたちや保護者の力になれなかったときは、自分のスキル不足を感じて辛い思いをすることもありますが、それをきっかけに、また一つスキルアップしようという気持ちで頑張っています！』

ライフデザインのスタッフは、職場の雰囲気もあるのかポジティブな人が多いようで、辛いことがあってもみんなで乗り越えていけそうですね！

こんな人に来て欲しい！

『子どもたちの気持ちをしっかり受け止めながら、療育にしっかり向き合える方と一緒に働きたいです♪』

『自分の意見はしっかりと持ちながらも、スタッフ同士、思いやりをもって仕事ができる方に来て欲しいです。』

『子どもたちや保護者の立場に立って考えられる方、仲間を信頼して共に成長しあえる方と一緒に仕事したいです♪』

ライフデザインでは、子どもたちにもスタッフにも、思いやりをもって接することができるスタッフを求めています！

まとめ

今回は放課後等デイサービスの指導員のキャリアアップや、事業所選びのポイントを紹介しました。この記事をまとめると以下のようになります。

児童指導員など児童福祉の仕事はキャリアアップも目指せる素晴らしい仕事ですね！

ライフデザインは“福祉のプロ”として地域に根差した支援を提供。
資格取得支援制度が充実し、社内他事業所への異動もあり！
現在、明るく優しい児童指導員さん募集中です♪

【募集番号0029：】児童デイサービスまはろ志真志：児童指導員