高齢者介護施設の規模別仕事内容や待遇の違いと適した職場の選び方!沖縄の実態もチェック - 沖縄の介護・福祉求人│株式会社ライフデザイン求人サイト : 沖縄の介護・福祉求人│株式会社ライフデザイン求人サイト
  • HOME
  • 沖縄の介護福祉完全ガイド

高齢者介護施設の規模別仕事内容や待遇の違いと適した職場の選び方!沖縄の実態もチェック

通所介護(デイサービス)、サービス付き高齢者向け住宅、特別養護老人ホームなど大小様々な規模の施設についての違い、規模による仕事の内容や待遇面など沖縄の実例についてご説明をいたします。

 

事業所・施設の規模について

通所介護の規模について

通所介護は地域密着型通所介護と通所介護に分かれます。
1日または1月あたりの利用者数の総数により、通所介護事業所の規模がわかります。
地域密着型通所介護の場合は、利用定員19人未満のサービスと事業所となります。
1日20人以上の事業所が通所介護となります。

通所介護の規模は下記のとおりです。
通常規模型は前年度の1月当たりの平均利用延人員数が750人以内(1日25人以内 ※1)
大規模型Ⅰは前年度の1月当たりの平均利用延人員数が750人を超え900人以内(1日25人~30名)
大規模型Ⅱは前年度の1月当たりの平均利用延人員数が900人超(30名~以上)
沖縄県では地域密着型通所介護が215か所、通所介護が574か所あります(※2)。

※1参考:沖縄県介護給付費算定に関する届出より
https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/korei/shido/kaisei/yousiki2.html

※2参考:沖縄県内指定介護サービス事業所一覧
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/kodomo/korei/shido/kaisei/1/jigyousyoitirann.html

サービス付き高齢者向け住宅の規模について

サービス付き高齢者向け住宅とは、バリアフリー対応の賃貸住宅で生活相談員が入居者の安否確認や様々な生活支援サービスに対応します。
沖縄県のサービス付き高齢者向け住宅の規模について、サービス付き高齢者向け住宅情報システムで調べてみました。
住宅戸数は最大で93戸、最少は9戸とかなりの差がありました。
93戸のスタッフ数は21名、9戸では6名にて業務を行っています。
沖縄県サービス付き高齢者向け住宅一覧
https://www.satsuki-jutaku.jp/search/list.php?pref_code=47

特別養護老人ホームの規模について

特別養護老人ホームは、通所介護と同様に地域密着型と通常型(広域型)に分かれます。
地域密着型特別養護老人ホームは入居者の定員が29名以下で、施設のある市町村に住む方が入居する事ができる施設にです。
入居者が30名以上は通常の特別養護老人ホームになります。
また入居者数100名の大規模な特別養護老人ホームは3か所あります(※2)。
※沖縄県 特別養護老人ホーム・地域密着型特別養護老人ホーム一覧表より
https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/korei/shisetsu/documents/tokuyourisuto.pdf
※2 介護の本音 沖縄県の大規模施設(100室以上)の特別養護老人ホームより
https://www.kaigonohonne.com/okinawa/type510/tag65

規模による仕事内容の違いとは?

施設業務については規模により大きな業務の流れについて大きな違いはありません。
そこで規模、利用者の人数により仕事の流れに違いがある通所介護(デイサービス)を例に挙げてみました。

地域密着型通所介護(小規模)の仕事内容とは?

地域密着型通所介護は1日最大で19名未満になっておりますので、利用者の人数によりますが業務についても時間の余裕があり、ゆっくりとした時間で経過していきます。
送迎も事業所・施設の車両状況等により異なりますが、ほぼ1便にて終わります。
また利用者とのコミュニケーションも密に取れることもありますので、利用者との会話やコミュニケーションを大切にされる方にはおすすめです。

参考情報:沖縄県にある定員13名のデイサービス求人情報
https://job-medley.com/hh/353021/
デイサービス業務の流れについて
https://www.okinawa-umui.com/day.php#day_02

通所介護(通常規模)の仕事内容とは?

通所介護では1日で30名以上の利用者が来られます。
40名以上来られる通所介護では、それぞれの業務を担当制で分けチームにて行います。
送迎・バイタルサイン測定は全員で行いますが、リーダー業務(業務の全体流れやフォロー等)入浴業務(中の介助・外の介助)食堂ホール対応(入浴後の水分補給やトイレ誘導など)と各業務に分かれます。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設の日勤業務(入浴日)と類似する点があります。
施設から通所介護へ転職した方は送迎以外の業務についてはやりやすいと思われます。。

参考情報:沖縄県にある定員45名のデイサービス求人情報
https://job-medley.com/hh/400613/
定員45名の事業所情報について
http://www.sunheart-kadena.com/dayservice.html

規模による給与・待遇面の違いとは?

沖縄県内にあります大規模な介護付き有料老人ホーム(入居者数180名)と小規模な介護付き有料老人ホーム(入居定員 27名)の給与・待遇面について、それぞれの内容をまとめてみました。

大規模な有料老人ホームの求人内容について(例)

職種:介護職
雇用形態:嘱託職員
資格:介護福祉士・実務者研修(ヘルパー1級)・介護職員初任者研修(へルパー2級)
勤務時間:日勤 7:00~21:00(実労働時間8時間)・夜勤 17:00~翌9:00
休日 月9回(シフト制)
給与 介護福祉士 ¥210,000~
初任者研修・実務者研修 ¥198,000~
※諸手当込み
※介護職員処遇改善(Ⅰ)加算金、毎月支給有
待遇:社保完備、昇給・賞与(3 回)有、社員食堂有、産休・育休制度実績有
備考:夜勤5回程度/月
仕事内容:身体介護、入所者さまに対する介護業務全般
・入浴介助、排泄介助、食事介助
・レクリエーション活動等
大規模な施設の求人情報
http://www.port-hillock.com/recruit/

小規模の有料老人ホームの求人内容について(例)

給与:【正職員】 月給 132,100円 〜 178,000円
給与の備考
・上記月給は基本給を提示
・介護福祉士 基本給140,000円~
賞与あり 50,000円~100,000円
皆勤手当 5,000円
夜勤手当 5,000円/回
資格手当 上限10,000円/月(介護福祉士のみ支給)
調整手当 上限20,000円/月
介護処遇手当 15,000~18,000円/月
通勤手当 上限あり 15,000円/月
職務手当 経験年数に応じて支給
固定残業代なし、試用期間なし
待遇面
社会保険完備、賞与あり、交通費支給
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
定年制あり(一律60歳)、再雇用あり(65歳まで)
勤務時間:変形1ヶ月単位
1)7:00~16:00
2)8:00~17:00
3)10:00~19:00
休憩60分
4)17:00~翌9:00
休憩120分
※時間外ほぼなし
※夜勤は月に5~6回
休日
4週8休以上
シフト制による月9日休み
年間休日107日
応募要件
新卒可
介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)以上
自動車運転免許
学歴不問
小規模な介護付き有料老人ホーム給与・待遇面についての情報
https://job-medley.com/hh/search/?utf8=%E2%9C%93&job_category_code=hh&prefecture_id=47&hw=1&feature%5B%5D=244

大規模な施設と小規模の施設を比較すると、給与、賞与(ボーナス)ともに大規模な施設が高い傾向です。
また大規模な施設では社員食堂などがあります。
夜勤の回数や休日は小規模の施設と同じです。

まとめ

高齢者介護施設の規模別に仕事内容や待遇の違いを確認してきました。

 

この記事のまとめ

  • 高齢者介護施設は利用者数、入居者数によりそれぞれの規模に分かれている。
  • 入居施設の業務は規模による大きな違いはあまりない。
  • 利用者の人数により業務の流れに違いがあるのは通所介護。
  • 小規模通所介護では利用者のとのコミュニケーションが密に取れる、大規模の通所介護の業務は特別養護老人ホームや老人保健施設の業務と似ている。
  • 大規模と小規模の求人内容・給与・賞与等が違うものの夜勤の回数や休日はほぼ同じ。

大規模施設の方が給与や待遇はよい傾向ですが、小規模施設にも利用者と関係を築きやすいといったメリットがあります。
ご自身の考え方や適性に合わせて選択してください。

ライフデザインでは訪問介護スタッフを募集中!
夜間は地域トップクラスの時給1,875円です。
ご都合に合わせて働けますので、早朝・深夜などもご相談ください。

【募集番号0077:】訪問介護あろは ぎのわん:登録ヘルパー