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訪問介護の登録ヘルパーと社員ヘルパーの違い、正社員登用の可能性は?沖縄の求人状況も紹介!

みなさんは登録ヘルパーと社員ヘルパーの違いをご存知ですか?

ホームヘルパーには登録ヘルパーや社員ヘルパーなどの働き方があり、多くの点で違いがあります。
この記事では、登録ヘルパーと社員ヘルパーの違いについて解説し、それに加えて、沖縄のホームヘルパーの求人状況も紹介しています。

ホームヘルパーへの就職を検討している方など参考にしてみてください。

登録ヘルパーと社員ヘルパーの違い

登録ヘルパーとは、働きたい日数や曜日、時間などを訪問介護事業所で登録し、指定された日時のみ出勤するへルパーです。
一方、社員ヘルパーはフルタイム常勤で、毎日事業所に出勤するヘルパーのことを言います。

それではここからそれぞれの働き方や給与等について細かく解説していきます。

登録ヘルパーについて

まずは登録ヘルパーについて解説します。

働き方

登録ヘルパーとして働くにはまず登録が必要。
訪問介護事業所に応募し選考に通過すると登録することができます。

そして訪問介護事業所に、自分の都合に合わせて働きたい曜日や時間帯を登録しておけば、その条件に合った訪問先を提供してもらえます。
登録ヘルパーは、指定された日時に自宅から直接訪問先へ行き、サービス提供後は直接自宅へ帰ることができるため、子育て中の方など時間の制約がある方に向いている働き方となっています。

給料

登録ヘルパーは一般的に時給制です。
登録ヘルパーの平均的な給与は、時給=約1,600円あたりが相場となっています。
参考:「令和3年介護従事者処遇状況等調査結果
ただし条件によって時給は変わるため注意が必要。
例えば、

・生活援助と身体介護
・サービスを提供する時間帯
・取得している資格

などの違いによって時給額は大きく変わってきます。

仕事内容

登録ヘルパーの仕事内容は、大まかに分けると身体介護と生活援助の2種類です。
身体介護は利用者の方の体に直接触れて行う身体的な介護で、具体的には、排泄の介助、入浴介護、食事介助、衣類の着替え介助などを行います。
そのほか、服薬介助や体の向きを変えるなどの援助も身体介護に含まれます。

身体介護は比較的重労働で、介護の専門的な技術や知識も必要になることがあり、報酬の単価は高く設定されています。

生活援助は日常生活の支援にあたり一般的には家事に当たる支援で、具体的には掃除、洗濯、買い物、調理などを行います。
生活援助は直接的な介護ではないため、比較的経験の浅い登録ヘルパーでも担当しやすい業務です。

登録ヘルパーのメリット

登録ヘルパーの一番のメリットは、自分の都合に合わせて働く時間や曜日を調整しやすいということです。
例えば保育所のお迎えをずらして働きたい方ダブルワークを希望する方プライベートを優先したい方などには特におすすめの仕事です。

またしっかりとした収入は必要ないが、将来両親の介護をするときの勉強のためと、登録ヘルパーを経験される方も少なからずあるようです。

登録ヘルパーのデメリット

登録ヘルパーの一番のデメリットは収入が安定しないことです。
登録ヘルパーは希望に合わせた日時に仕事をいただけますが、その枠に利用者の方がなければ、入ることはできません。

また担当している利用者の方が都合でサービスをお休みされた時は、時給も発生しなくなります。
このように登録ヘルパーは、常に一定の報酬が期待できないので、一定の収入が必要な方には向いていないかもしれません。

社員ヘルパーについて

続いて社員ヘルパーについて解説します。

働き方

社員ヘルパーは、訪問介護事業所と直接雇用契約を交わし、フルタイムで働くヘルパーです。
毎日事業所に出勤し、事業所の事務作業をしながら、サービス提供時間に利用者宅を訪問し支援を行います。
登録ヘルパーと違い、訪問がなくても毎日出勤します。

給料

フルタイム常勤の仕事なので月給制です。
給与の相場は、常勤の月収で約310,000円あたりとなっています。
参考:「令和3年介護従事者処遇状況等調査結果

仕事内容

基本的なヘルパー業務は登録ヘルパーと同じで、利用者宅を訪問し、身体介護や生活援助を行います。
社員ヘルパーは資格を持ったスタッフが多く、比較的困難な事例や身体介護に当たることも多い傾向があります。
そのほか訪問のない時間帯に、事業所で介護記録などの事務作業も行います。

社員ヘルパーのメリット

社員ヘルパーは月給制が多く収入が安定しているため、一定の収入が必要なら社員ヘルパーがおすすめです。
また社員ヘルパーからサービス提供責任者になることも多く、キャリアアップを目指すなら社員ヘルパーになると良いでしょう。

社員ヘルパーのデメリット

社員ヘルパーは困難事例の担当となることが多めです。
またホームヘルパーと言えば時間の融通の利きやすいイメージですが、社員ヘルパーは定時勤務なので、時間の融通は利きやすいわけではありません。

登録ヘルパーから正社員になれる?

登録ヘルパーから正社員になることはできるのでしょうか?
結論から言うと、正社員へのキャリアアップは可能です。
ただし一般的に介護関係の資格がないと正社員ヘルパーになるのが難しいのが現実。
登録ヘルパーなどで経験を積みながら、資格取得を目指しましょう。

ホームヘルパーで正社員になるためのおすすめ資格は以下の通りです

・介護職員初任者研修
・実務者研修
・介護福祉士

今回は割愛しますが、それぞれに取得の要件があります。

沖縄のヘルパー求人状況のご紹介♪

それでは最後に、沖縄県におけるホームヘルパーの求人状況(令和5年2月現在)について、求人サイト「ジョブメドレー」の情報を参考に紹介していきます。

求人数

令和5年2月現在、ジョブメドレーでの沖縄県における介護職の求人数は774件。
そのうち訪問介護事業所の求人数は66件となっています。
沖縄県では、訪問介護事業所の求人は比較的少ないようです。

平均的な給与は?

正社員の平均的な月給は200,000円あたりが相場となっています。
ただ事業所によってばらつきが大きく、150,000円〜180,000円あたりの求人も少なくなく、なかには300,000円を超える求人もありました。
登録ヘルパーなど時給制ヘルパーの給与は、時給で1,000〜1,500円あたりが相場です。

その他

その他求人に関する情報をいくつかご紹介します。

まず正社員として働くなら未経験でも可能のところが多いようですが、初任者研修以上の資格はほぼ必須の状況です。

複数の事業所を運営している法人も多く、ホームヘルパーとして就職しても、施設勤務への異動などもありそうなので、法人内での異動の有無なども確認しておくと良いでしょう。

パートや登録ヘルパーでは、週1日1時間から勤務可能なところもあり、やはり就業時間の都合は非常につきやすい仕事ですね!

まとめ

この記事では、この記事では、登録ヘルパーと社員ヘルパーの違いについて解説し、それに加えて、沖縄のホームヘルパーの求人状況を紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 登録ヘルパーは自分の都合に合わせて日時を指定し、必要な時間帯だけ自宅から利用者宅へ訪問して支援するヘルパー。
  • 社員ヘルパーは会社と契約しフルタイム雇用で、事業所に出勤し事務仕事や訪問介護を行うヘルパー。
  • 登録ヘルパーはその働き方からどうしても収入が安定しない面があるが、働く時間の調整がしやすいため、プライベートとの両立が大切という方にオススメである。
  • 社員ヘルパーは資格が必要な場合も多く、誰でもすぐになれるわけではないが、収入は安定しているなどメリットも大きく、登録ヘルパーからのステップアップも可能である。

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