介護職にボーナスはある?沖縄のサ責、ホームヘルパーなど職種別平均支給額の実態! - 沖縄の介護・福祉求人│株式会社ライフデザイン求人サイト : 沖縄の介護・福祉求人│株式会社ライフデザイン求人サイト
  • HOME
  • 沖縄の介護福祉完全ガイド

介護職にボーナスはある?沖縄のサ責、ホームヘルパーなど職種別平均支給額の実態!

沖縄で介護の仕事に就いてみたいと考えたとき、やはり気になるポイントは給与面ではないでしょうか。
この記事では介護の現場で必要とされる職種について解説するとともに、賞与の有無や平均的な給与額などもご紹介しています。

沖縄県の介護職を取り巻く現状

高齢化社会の到来に伴い、介護職への需要は年々高まっています。
65歳以上の介護保険被保険者数は2000年と2019年を比較すると約1.6倍、要介護認定者数も218万人から659万人と約3倍に増加するなど、全国的に高齢化が急速に進んでいます。
沖縄は全国的に見ても高齢化率が低い県ではありますが、高齢化率の伸びは決して低い水準とはいえません。

高齢者の生活や健康をケアするのに欠かせない介護サービスを利用している人は、2019年時点で487万人にのぼります。
これらを支えている介護職への需要も全国で高まっていくといえるでしょう。
それでは実際に介護の現場で活躍する職種を開設するとともに、月収や待遇などについてご紹介します。

参考:厚生労働省「介護分野をめぐる状況について」・内閣府・総務省「統計からみた我が国の高齢者

沖縄の介護職の待遇やボーナスの実態

介護職とひとくちに言っても、必要とされている職種や資格はさまざまです。
ここでは主な職種の仕事内容や月収、ボーナスの有無をご紹介しています。

介護職におけるボーナス(賞与)の有無については、7割程度の事業所で「賞与の仕組みがある or 業績によって支払われることもある」と回答しているデータがあります。
全ての事業所というわけではないにせよ、大半で賞与の仕組みがあると考えて良いでしょう。
介護職は資格の有無や職種によって給与が異なりますが、平均的な年間賞与額は35万円~60万円程度が多いようです。

ただし、非正規職員にも賞与の仕組みがあると回答した事業所は4割にとどまっています。
雇用形態による賞与の有無は事前にきちんと確認しておくべきだといえるでしょう。

参考:賃金構造基本統計調査職種DB第1表 /統計表・グラフ表示

サービス提供責任者

サービス提供責任者とは訪問介護サービスを利用する高齢者と介護に携わるスタッフの連絡・調整など、コーディネーター的な役割の職種です。
「サ責」という略称が用いられることもあります。
具体的には利用者からの相談受付や、ケアマネジャーの作成した介護支援計画書(ケアプラン)に基づき必要なサービスや支援を提案して訪問介護計画書を作成、実際の介護現場でサポートやモニタリングを行い、介護計画の調整・変更も行います。

ケアマネジャーとよく似ていますがケアプランの作成は行わず、介護スタッフへの指示やサポートなどより現場に近い業務も多いのが特徴です。
調整役ということで利用者とのコミュニケーションなど求められる範囲は多岐にわたりますが、それだけにやりがいが感じられるという方も多い職種です。

サービス提供責任者は訪問介護事業所ごとに必ず1名、施設利用者が40人増えるごとに配置人数も1名ずつ増えていきます。
また、以下のような資格要件も求められています。

・介護福祉士資格を持っている
・実務者研修を修了している
・初任者研修を修了し、実務経験3年(540日)以上経過している

介護職のなかでは資格要件のハードルが比較的高いほうですが、それだけに待遇や給与も高めです。

沖縄の訪問介護事業所におけるサービス提供責任者の給与は、21万円~25万円程度が一般的です。正職員での募集が多いため、ボーナスが出る事業所は比較的多いといえるでしょう。
資格要件にも挙げられている介護福祉士が、福祉系唯一の国家資格というのも高い給与水準を保っている理由のひとつと考えられます。

ケアマネジャー

ケアマネジャーは正式名称を「介護支援専門員」といい、利用者が円滑に介護サービスを受けるためになくてはならない存在です。ケアマネジャーの役割は、介護保険法で以下のように定義づけられています。

要介護者又は要支援者からの相談に応じ、及び要介護者等がその心身の状況等に応じ適切な介護サービスを利用できるよう市町村、各種介護サービス・介護事業を行う者等との連絡調整等を行う者

引用:介護保険法 第7条第5項

ケアマネジャーは利用者が必要な介護サービスを受けられるよう介護支援計画書(ケアプラン)を作成し、関係事業所・行政・医療・利用者などの関係各所を調整する役割をはたしています。
介護サービスには生活支援や心身のケアなど、さまざまな施設が関わってきます。
円滑に介護サービスを提供するには、利用者や家族とコミュニケーションを取って希望を取り入れつつ、心身の状態をプロの目で把握したうえで作成されたケアプランが要となってくるのです。

居宅支援事業所では利用者35人ごとに1名、特別養護老人ホーム等の施設では利用者100人ごとに1名の配置義務があります。
たくさんの利用者を受け持つので大変な部分もありますが、介護サービスにおいて重要な位置を占める職種といえるでしょう。

ケアマネジャーになるにはケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)に合格することにくわえて、「介護支援専門員実務研修」を修了する必要があります。
ケアマネジャーの受験資格には、看護師や保健師など指定の法定資格を所持していることや実務経験が求められることから、サービス提供責任者と並んで給与や待遇は高めです。
沖縄の介護施設におけるケアマネジャーの給与は、15万円~30万円程度と幅があります。正職員や契約職員として募集している場合は、ボーナスが設定されている事業所も多数あります。さまざまな現場で必要とされる資格ということもあり、希望する働き方によって勤務形態を選べるのも魅力のひとつです。

ホームヘルパー(訪問介護員)

ホームヘルパーは、自宅で暮らしている高齢者の介護に特化した介護スタッフです。
業務範囲は幅広く、主に以下のようなサービスを行っています。

・入浴や食事の介助など、直接身体に触れる身体介助。それに伴う諸作業や流動食の調理なども含む。
・掃除や洗濯、買い物など生活の手助けなどの生活援助。身体に触れないので、調理はしても食事の介助は含まない。
・介護施設の車で利用者を病院に連れていき、診察や検査を受ける手助けをする通院介助。

自宅で生活していることから家事代行と似ている部分もありますが、あくまで自立した生活を手助けする介護サービスであるというのが家事代行と大きく異なる点です。

ホームヘルパーになるために最低限必要な資格として「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」が挙げられます。
介護に携わる人のスタートラインともいえる資格で、130時間ほどの講座を修了しなくてはいけません。
取得費用も数万円~数十万円かかるなどハードルが高く感じますが、介護施設によっては転職に際して資格取得費用を負担してくれるところもあります。
無資格で入社したあとホームヘルパーにキャリアアップしたいという方は、採用時にチェックしてみることをおすすめします。

ホームヘルパーには事務所に出勤してから利用者宅へ向かう勤務形態と、仕事が入ったときに自宅から直接利用者宅へ向かう「登録ヘルパー」と呼ばれる勤務形態があります。
給与形態も異なり、事務所に出勤するホームヘルパーは月収制、登録ヘルパーは時給+交通費という形態が多いようです。
月収の場合は12万円~20万円程度、時給制の場合は900円~1,500円程度が一般的です。月収制のヘルパーは正職員や契約職員として採用されているため、賞与があるところが大半です。逆に時給制のヘルパーはパートタイマーや登録制なので、賞与の設定がない事業所も多いようです。
所持する資格や対応できる範囲によって待遇が異なるため、現場で経験を積みながら上級職を目指す方も多いようです。

まとめ

この記事のまとめ

  • 介護サービスを利用している人は年々増加しており、介護職への需要も高まっています
  • 介護事業所の7割は賞与の仕組みがあると回答していますが、パートタイマーや登録ヘルパーは賞与がないこともあります
  • 未経験から始められる介護職もあり、事業所が資格取得をサポートしてくれる場合もあります

株式会社ライフデザインでは介護職を目指す方が働きやすいよう、さまざまなサポート体制を完備しております。
・週休2日制で安定したお休みを取得できる職場です。
・有給取得率100%の実績で職員の皆様にはしっかりとした休日をとっていただけます。
・持ち帰り、残業はゼロで休日出勤を要求することもありません。
・余裕を持ったスタッフ数で急なお休みにも対応できますので安心してご相談いただけます。
介護職への転職をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。

【募集番号0081:】訪問介護あろは ぎのわん:介護・居宅事務

【募集番号0076:】訪問介護あろは ぎのわん:サービス提供責任者