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在宅で就労移行支援を受けられる?要件や訓練内容を解説!就労移行ITスクールうるまシティプラザの紹介も

みなさんは就労移行支援を自宅で受けられることをご存知ですか?
就労移行支援では、障がいのある方の社会参加をサポートしていますが、場合によって在宅訓練を受けることができます。

この記事では、就労移行支援の在宅訓練について、対象者や訓練内容、メリットやデメリットをわかりやすく解説します。
就労移行支援の在宅訓練を知りたい方はぜひ参考にしてください。

就労移行支援とは

就労移行支援は障がい者総合支援法に基づく事業の一つで、障がい者の方の就職を支援するサービスです。
就労移行支援では、一般企業への就職を目標に、一人ひとりのスキルや特性、興味を確認しながら、以下のようなサービスを提供しています。

・働くために必要な知識や技術を身につけるトレーニング
・応募書類の書き方や面接の方法などの就職準備支援
・希望に合った就職先を探すお手伝い
・就職後の定着支援
就労移行支援は、原則2年間の利用が可能で、じっくりと就職するための支援を受けることができます。

就労移行支援の在宅訓練とは

就労移行支援とは基本的に事業所に通所して就職に向けたサポートを受けるサービスです。
しかしうつや発達障がいを抱えている方のなかには、事業所に通うことに抵抗がある方もいらっしゃいます。
そういった方のために、就労移行支援には在宅訓練という制度があります。
ここからは就労移行支援の在宅訓練について細かく解説していきます。

どのような方が在宅訓練を利用できる?

就労移行支援の在宅訓練は、以下の要件両方に該当した方が利用できます。

1.利用者本人が在宅訓練を希望していること
2.自治体が、在宅訓練の効果が期待できると判断した場合

就労移行支援の在宅訓練は、制度開始当初は例外的に認められるもので、利用はごく一部の方のみといった印象でした。
しかし近年では、コロナ禍などによるリモートワークの普及により、在宅勤務が拡大しており、就労移行支援の在宅訓練も要件が緩和されています。

就労移行支援 在宅訓練の内容

基本的には就労支援で行われている訓練の内容と同様です。
ただし、目標が「在宅ワークが可能になること」となる場合が多いため、在宅ワークにつながる内容が多い傾向です。

項目 訓練内容
IT系の訓練 ・パソコンの基本操作やワード・エクセルなどのオフィスソフトの使い方
・プログラミング言語の学習(Java、Python、C++など)
・Webデザインの学習(HTML、CSS、JavaScriptなど)
・データベースの基礎知識やSQLの学習
・ネットワークの基礎知識やネットワーク構築の学習
作業系の訓練 ・軽作業のトレーニング(検品、ピッキング、梱包、仕分け、組み立て、商品管理、シール貼りなど)
・介護職員初任者研修(介護の基礎知識、介護技術、介護倫理など)
・飲食店での接客、調理のトレーニング(調理技術、接客マナー、衛生管理など)
・ホテル・旅館での接客、清掃のトレーニング(客室清掃、フロント業務、接客マナーなど)
・営業職のトレーニング(営業スキル、コミュニケーション能力、プレゼンテーション技術など)
その他の支援 ・ビジネスマナーの研修
・メールの書き方や電話応対の研修
・コミュニケーション能力の向上を目的とした研修
・職場でのストレスマネジメントに関する研修
・プレゼンテーション技術の向上を目的とした研修

上記は訓練の内容の例です。
実際の訓練内容は事業所によって違うため、自分の受けたい支援があるかどうか、必ず利用する前に確認しておきましょう。

在宅訓練のメリット・デメリット

在宅訓練は施設に通うことに抵抗がある方にとって、とても大切なサービスです。
そして在宅訓練にはメリットとデメリットが存在します。

在宅訓練のメリット

就労移行支援の在宅訓練のメリットには以下のようなものがあります。

  • 外出が困難な方でも、自宅で訓練を受けることができるため、通所に比べて負担が少なく、ストレスが少ない傾向があります。
  • 就労に必要なスキルを自宅で学ぶことができるため、就職後の在宅勤務に直結するスキルを身につけることができます。
  • 在宅訓練でも、定期訪問や遠隔サポートをうまく活用することで、通所と同様の支援サービスを受けることができます。

在宅訓練のデメリット

就労移行支援の在宅訓練のデメリットには以下のようなものがあります。

  • 対面でのコミュニケーションが取りづらく、対人スキルの向上が難しい場合があります。
  • 自宅で訓練を受けるため、外出が減り、社会との接触が減少することがあります。
  • 自宅での訓練は、集中できない環境にある場合、訓練の効果が薄れることがあります。
  • 訓練に必要な機器や環境を整える必要があるため、通所訓練に比べて費用がかかる場合があります。

このように就労移行支援の在宅訓練には、メリットとデメリットが存在します。
ご自分の状況や環境に合わせて、適切な選択を行いましょう。

就労移行ITスクールうるまシティプラザをご紹介

株式会社ライフデザインでは、令和5年11月、沖縄県うるま市に「就労ITスクールおきなわうるまシティプラザ」をオープンしました。
就労ITスクールはうつや発達障がいの方に特化した就職支援サービス。
「ここなら自信を持って働ける!」そんなゴールを一緒に目指していきます!

在宅訓練も可能!

うつや発達障がいの状態によって、施設に通うことが難しい方もいると思います。
うるまシティプラザではITスキルに精通した在宅スタッフを配置しており、在宅訓練も可能です!
プログラミングや動画編集、メールや電話でのやり取りの研修など、在宅ワークに必要な技能が向上するトレーニングをたくさんご用意。
ストレスフリーな環境で、じっくりとスキル磨きましょう。

デザイナー監修、カフェのようなおしゃれな施設♪

うるまシティプラザは、デザイナーが監修したとってもおしゃれな施設。
福祉施設というよりも、カフェのような雰囲気なので、施設に通うことに抵抗がある方でも安心して参加できると評判です♪
週1回1時間からでも利用可能なので、お気軽にご利用ください。

就職後の定着率94%!

うるまシティプラザでは、ITと福祉の経験豊かなスタッフが、一人ひとりに合わせてがっちりサポート。
ご本人の希望や適性に合ったスキルを身につけることができます。
また職場見学や実習、就職後のフォローまで、トータルでサポートしており、就職後の定着率は、なんと94%にも上ります。

スタッフはITスキルだけでなく福祉業界の経験も豊富!

ITスキルはもちろん、福祉業界に精通し、うつや障がいへの理解も深いスタッフがしっかりサポート。
不安など感じることなくトレーニングに集中していただけます。
お一人おひとりの障がい特性やスキル、適性に合わせて、無理なく目標に近づけるよう支援いたします。

まとめ

この記事では、就労移行支援の在宅訓練について、利用対象者や訓練の内容、メリットおよびデメリットを紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 就労移行支援では、本人の希望があり、訓練の効果が期待できると自治体が判断した場合に、在宅訓練を利用することができる。
  • 在宅訓練では、施設での就労移行支援と同様の訓練が受けられるが、特に在宅ワークを視野に入れた訓練内容が用意されている。
  • 在宅訓練には、外出困難な方でも就労支援が受けられる、在宅ワークに直結するスキルを身につけられるなどのメリットがある。
  • 逆に、コミュニケーションスキルの向上が難しい、外出の機会減少につながる恐れがあるなどのデメリットも存在するため、慎重な判断が必要である。

ライフデザインでは、IT系を中心に就労支援を行っています。
就労ITスクールうるまシティプラザの見学をしたい、利用したいという方は、ライフデザインまで、ぜひお問い合わせください。