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生活介護のサービス管理責任者とは?資格と仕事内容を紹介!沖縄のサビ管給与情報も

みなさんはサービス管理責任者の仕事や資格取得方法などをご存じですか?
よく耳にする職種ですが実際には意外と知られていないのも事実です。

この記事では、生活介護事業所でのサ責の仕事内容に加えて、資格の取得方法を解説し、最後に沖縄県における求人状況を紹介しています。

サービス管理責任者の仕事に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

サービス管理責任者とは

サービス管理責任者は障がい福祉に携わる仕事で、個別支援計画の作成を中心に、関係機関との連携やスタッフの教育などを行うサービス提供に関する責任者です。
障がい福祉サービスを提供している事業所には必須の職種で、それぞれの事業所で重要な役割を担っています。

求人情報などでもよく見かけるサービス管理責任者ですが、実際のどのような仕事をしており、資格はどのようにして取得するのかなど、意外と知られていません。

この記事では、サービス管理責任者の資格の取り方や生活介護事業所における仕事内容など詳しく解説していきます。

サービス管理責任者の資格の取り方

それではまず、サービス管理責任者の資格の取り方について解説します。
サービス管理責任者になるには、

1.必要な実務経験を積む
2.定められた研修を受ける

の2つをクリアすることが必要です。

必要な実務経験

資格取得に必要な実務経験を大まかに説明すると以下のようになります。

①定められた施設での相談支援業務を3~5年(取得資格により経験年数に違いあり)
②定められた施設での直接支援業務を3~8年(取得資格により経験年数に違いあり)

※上記のうちいずれかを満たせばOK

沖縄県における実務要件の詳細については、サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者の要件についてを参考にしてください。

定められた研修は?

サービス管理責任者として業務を行うには、以下の研修を受ける必要があります。

①基礎研修を受講する
②OJTの実践
③実践研修を修了する

受けるべき研修の概要は、沖縄県のこちらの資料を参考にしてください。
なお、必要な実務経験の詳細や受けるべき研修は、各都道府県のホームページで発表されているため、詳細が知りたい方はそちらをご確認ください。

生活介護でのサービス管理責任者の仕事内容

ここからは生活介護事業所におけるサービス管理責任者の仕事内容を解説します。

個別支援計画の作成、実施

個別支援計画は生活介護事業所を利用されている方の支援方針や支援計画をまとめています。
スタッフはこの支援計画をもとにサービスを提供するため、とても大切な計画となっています。
この計画を立てるのがサービス管理責任者のもっとも大切な仕事です。

また個別支援計画を立てるだけでなく計画が正しく進められるように、サービスの実施状況の確認や担当者会議の開催、計画の見直しなども定期的に行います。

リーダー業務

サービス管理責任者は事業所のリーダー的存在。
適切なサービスが提供できるようにスタッフをまとめ、先頭に立って進めていきます。
また必要に応じて、スタッフへ指導や助言、育成も行います。

関係機関との連携

障がい者の支援は、生活介護事業所だけで行うわけではありません。
担当の相談支援事業所をはじめ、主治医、行政機関、他のサービス事業所など、関係機関との連携を行うのもサービス管理責任者の大切な仕事です。

ご家族への相談支援

利用者のご家族や保護者の相談に乗るのも、サービス管理者の仕事です。
サービス管理責任者は、事業所のなかでもっともご家族等との距離が近い関係となることが多いため、ご家族の意見をしっかりとサービスへ活かす必要があります。

介護や活動の支援

現場のリーダーとして、生活支援員等と一緒に、日常生活の介護や余暇活動の支援、生産活動の支援など直接援助を行うこともあります。

サービス管理責任者の魅力は?

業務内容が多岐に渡り、リーダーとして責任が大きくプレッシャーを感じることも多いサービス管理責任者ですが、その仕事の魅力はどのようなところにあるのでしょうか?

理想のサービスが実現できる

サービス管理の責任者としてプレッシャーは大きいですが、影響力の大きい職種だけに、自分の努力次第で、理想とするサービスが実現しやすい位置にあります。
大変な仕事ほど達成感を味わえると言われますが、チームの中心であるサービス管理責任者の達成感は人一倍です。

自身のスキルが向上する

サービス管理責任者には他の職種を指導し導く役割があります。
指導や助言をすることで、指導力や育成力が向上します。
また関係機関との連携をとることで、他機関、他サービスの理解も深まるなど、自身のスキルや知識が飛躍的に向上します。
自身の成長により、将来のキャリアアップも目指しやすくなるでしょう。

感謝の言葉をいただける

福祉分野全般に言えることですが、福祉職は目の前の人のためになるとてもやりがいのある仕事です。
直接感謝の言葉をいただけることは、人のために働くサービス管理責任者にとって何よりの魅力ですね。

沖縄県 サービス管理責任者の求人状況

最後に沖縄県におけるサービス管理責任者の求人状況について、求人サイトジョブメドレー令和4年12月の沖縄県の求人情報を参考に紹介していきます。

募集件数について

沖縄県のサービス管理責任者の求人数は50件となっており、事業所別に分けると、

・生活介護事業所 7件
・グループホーム 13件
・就労支援事業所 23件
・その他 7件

となっています。
生活介護事業所の求人は少なめな印象です。

給与の水準

サービス管理責任者は事業所の責任者であるため、他の福祉職に比べて給与の相場は高い傾向にあります。
まず正職員の月給は、200,000円~250,000円あたりが相場になっています。
サ責の給与は事業所によってかなり違いがあり、200,000円を切るところから、400,000円を超えるところまであります。

またごくわずかですがパートの求人も出ており、その相場は、
時給1,000円~1,800円といったところです。

休日やその他の待遇

サービス管理責任者の勤務時間は、8:30~17:30など日勤で定時の勤務が多くなっています。
また時間外勤務についても少ないと提示してある求人が多く、勤務時間については働きやすい職種ではないかと思います。

休日はほとんどの場合で週休2日で、完全週休2日制のところもあります。
多くの事業所で資格所得支援や手当も採用しており、サービス管理責任者の待遇は良好です。

まとめ

この記事では生活介護事業所におけるサービス管理責任者の仕事内容に加えて、資格の取得方法やサ責の仕事の魅力について解説し、最後に沖縄県におけるサービス管理責任者の求人状況について紹介しました。
この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • サービス管理責任者は、必要な実務経験をクリアし、定められた専門研修を受講することで資格を取得し働くことが可能となる。
  • サービス管理責任者の生活介護での仕事内容は、メインの個別支援計画作成・実施のほか、リーダー業務、関連機関との連携、ご家族への相談支援、現場での介護業務など、多岐に渡っている。
  • 沖縄県におけるサービス管理責任者の求人は50件程度で、生活介護では7件程度と求人数はとても少ない傾向である。
  • サービス管理責任者は給与水準が高く、勤務時間も安定しており、働きやすい求人が多くなっている。

株式会社ライフデザインでは、安定して働ける給与体系と福利厚生、研修体制を備えています。
福祉関係の職場で働きたい方やキャリアアップをお考えの方は、ぜひライフデザインへご相談ください。